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世の中、人手不足らしい

 昨日は、完全にOFFで過ごさせて頂きました。
今日は、買い出し等々、家のお手伝いです。

さて、今朝のニュースで【人手不足】の記事が・・・

特に飲食店やコンビニですね。
市内の郵便局も7Wの影響で店舗が一時休業になっていました。

記事のように、7Wによる待機期間の影響は大きいと思います。

でも・・・
7Wの影響だ~とするのならば、【人手不足】じゃないですよね?
単純に法令上の対応による休業なんですから。
待機期間が終われば通常営業に戻れるわけですし、人手は足りているということになりませんか?

本来、人手に関するお話は様々な要因が複合的に絡み合うはずなんですよね。

  1.  少子高齢化による労働者総人口の減少

  2.  配偶者控除と最低賃金の相関性による労働時間の短縮

  3.  社会保険との絡みによる労働時間の短縮

  4.  サービス産業の増加による人材確保の過当競争

最低でもこの辺りは関係していると思います。
(他にも要因があるかもしれませんが、思いつくままに書き並べたのが上記です)

まず、1の労働者の総人口が目減りしています。
官製談合により、最低賃金が上昇し続けたため、2のパートさんの労働時間現象が発生し、人手不足感が出ることになりました。
さらに、3の社会保険も2016年から順次適用範囲が拡大されています。
社員数501人以上が2016年
社員数101人以上が2022年
社員数51人以上が2024年
ということで、次々と週20~30時間の働き手の労働時間数が20時間未満へと追いやられていくことになります。

にもかかわらず、五六七前までは、4のサービス産業が増加の一途をたどっていました。

人口が減る中で、サービス産業が増加しているわけです。
それに呼応する形で、社会保険制度の改変や官製談合が進み、労働者が一か所の職場で働く時間が目減りしています。
(もちろん社会保険の負担増を選択する経営者も数多くいますが・・・)

いずれにせよ、巨大な流れである人口動態と国の施策によって、意図的に【人手不足】が表出しているわけです。

民間企業では、今後、自社防衛のためにAIやロボットの導入が進むだろうと思います。

コンビニも無人店舗に切り替わっていくでしょう。
介護も介護ロボットで可能なものはどんどん置き換わっていくと思います。
これは大きなトレンドになっていくのではないか? と予想しています。

そうなりますと、AIやロボットで代替可能な仕事は失われていくことになるわけですから、

【人手不足】になるのか?
【人余り】になるのか?

ここ数年間、様々な業界で再編が進むような気がしています。

人ならでは、の仕事。
機械ならでは、の仕事。

今一度、自社の業務について選別し、社員教育の重点分野や、顧客が向かうであろう方向性を吟味しなければ・・・

と思いました。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。