教える人にはなりたいが押し付ける人にはなりたくない
ようやく自分に合った仕事につくことが決まった。
フリースクールである。
音楽に関するライティングと、西洋哲学に関する執筆もやっているから、今は自分の好きな仕事だけをできるようになった。大変だが楽しい。
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そもそもフリースクールとは何なのか?と聞かれると、それは私にもよくわからない。きっと社会のレールの外から学歴や資格を取ろうみたいな塾のことだと思う。
私は教育とは無関係の会社に居た。それも今月でやめる。別に誰のことも恨んでいない。ただ、利害が一致しなくなっただけだ。
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教育委員会に電話した。教員免許の申請に必要なものをたずねるためだ。
いよいよ大学を卒業する。いま振り返ると、大学生活も短かかったような気がする。
せっかく教員免許も取れるのだから、もちろん普通の学校のオーディションも受ける。今月末には面接と筆記試験がある。
でも、なぜかフリースクールの話を友人から聞いた時に、「そっちの方が自分に合ってるかも」と思った。
何が自分に合うのか、それは試してみないとわからない。でも自分自身を観察し、自分のいるところと調和するよう意識し続ければ、きっと無駄なノイズのない生活を送れる・・・はず。
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明日で夏の集中講義が終わる。15日から3日館、午前と午後にそれぞれ別の科目を勉強している。
その中で、みょうにイライラした人たちに遭遇してしまった。やたら早口で捲し立てたり、私の頭が悪いと言う意味のことを言ったりするのでテンションが下がった。
初対面のはずの私に、なぜ噛み付くのか?
彼らは何かを恐れているのだろうか。もしかしたら大学の単位が足りないか、就職活動がうまくいっていないのかもしれない。それか家族関係か・・・
イライラした先生にも遭遇した。その人には、大学の事務局から警告してもらった。
彼らの共通点は、いつも時間がなさそうにしていることである。
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フリースクールには、いろいろな事情によって普通の学校に通っていない生徒が来るらしい。
私にも事情がある。
でもそんなことはもうどうでもいいのだ。