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変革時代におけるリーダーシップの再考~上級管理職へのマインドセット強化ソリューション

事業の変革期を迎える時に、上級管理職(本部長や部長層)といった役職者には、これまで以上に高度なマインドセットとリーダーシップが求められています。そこで、経営リーダーとしての日々の行動や思考を内省し、自己の成長を促すための機会を提供していく必要があります。


1.上級管理職としての現状と課題について

🔶現状について

上級管理職には、高い責任感と積極的なリーダーシップが求められています。しかしながら、現状では企業理念の理解不十分や経営戦略の浸透が進んでいない状態は明らかになっており、さらに、上級管理職(本部長・部長層)としての「最後の砦」という自覚も欠如しています。また、組織を前進させる「始動力」の不足も見受けられます。

🔶課題について

✅上級管理職としての役割認識の不足
・経営理念・経営戦略の浸透、上級管理職・最上級管理職として求められるスタンスの理解が徹底できていない。

✅自社方針を踏まえ、事業統括者として、方針を成果に繋げるスキルの不足
・チームとしての目標達成に向けた戦略立案ができていない。
・部下のモチベーションマネジメントやエンゲージメント向上が図れていない。

✅組織としての変革が求められていることの重要性の理解の不足
・自社の置かれている状況下の理解が不足している。
・変革のリーダーシップの欠如。

本ソリューションを導入することによって、経営戦略と企業理念の基本を深く理解し、リーダーとしての意識と行動を再構築するための機会を提供いたします。さらに、自己内省と成長体験の場も用意しております。共に学び、共に成長し、行動変容へ繋がるきっかけとしています。

2.ソリューション全体像

🔶STEP1:変革を引き起こす~役割認識と変革リーダーシップ

🔵構成要素
変革リーダーシップ、革新の推進、モチベーションマネジメント、コミュニケーションなど

🔶STEP2:戦略を成果に変える~チームと個人としての成果の最大化

🔵構成要素
エンゲージメント、持続可能性、戦略の実行、戦略実行上の阻害要因など

🔶STEP3:研修実施後、ご状況に合わせフォローアップ

🔵構成要素
その他研修プログラム、各種アセスメントなど

3.成果目標

ビジネス・インパクト・リーダーシップ(BIL)は、上級リーダーが次のような能力を習得できるよう、綿密に設計されています。

・変化の激しい環境において業績を促進する
・複雑な組織において水平統合を図る
・人材を率い、育成する
・難しい意思決定をする

🔶メイン研修

🔶その他研修

4.導入プロセス

①リサーチ&プランニング
人事関連情報の把握や経営・人事部門関係者へのインタビューを通じ、全体計画を立案します。

②プログラムデザイン
開発領域を特定し、実施プログラムを決定します。

③プログラムの実施
研修を実施します。

④職場実践
職場での行動変容に向けた職場実践計画を作成。計画に基づく実践行動によって学習内容の定着を図ります。

⑤効果測定と評価
職場実践計画の内容が達成できたかを確認します。行動変容が伴ったかどうかについて必要に応じてアセスメントを実施します。

5.目指す姿と取り組み課題の方向性

🔶目指す姿

🔵上級管理職として、以下の観点を満たしたうえで、変革を推進するスキルセットとマインドセットができている状態。

・上級管理職の役割認識
・自社の変革を進めるプロセスの理解と実行
・変革の推進をする上での部下のモチベーションマネジメントが出来ている

🔵上級管理職として、以下の観点を満たしたうえで、組織としての戦略・方針を成果に変えることができている状態。

・戦略を構成する要素を正しく理解し、自身のチームの戦略が妥当性があるのか理解できている
・戦略を実行する上でのプロセス、阻害要因の理解ができている

🔶取り組み課題

✅役割認識について
上級管理職・最上級管理職として求められていることへの理解

✅マインドセットについて
・経営理念の浸透
・経営戦略の徹底

✅リーダーシップについて
・自社の置かれている立場の理解と変革を推進する上での基本を習得
・部下のモチベーションを向上させる

🔵戦略実行について:
・戦略を構成する要素についての理解
・戦略実行のプロセスと阻害要因の理解
・進捗状況の測定と指標の機銃について理解
・部下の参画とエンゲージメント向上

🔶ご提案ソリューション~ビジネス・インパクト・リーダーシップ(BIL)

ビジネス・インパクト・リーダーシップ®(BIL)は、複雑で多様な責務を担う上級管理職向けのプログラムです。

本プログラムは学んだ内容をすぐにビジネスに適用できることを念頭に設計され、上級管理職が自身のリーダーシップ・スタイルのもと、事業戦略の実行を成功させるうえで重要な課題に対応する能力の強化を図ります。

🔵ビジネス・インパクト・リーダーシップ(BIL)~変革を引き起こす

競争が激しさを増す中、急速にビジネスを進めていくための“現状打破”はリ
ーダーの責任です。しかしながら、リーダー自身に変革の準備ができていな
かったり、変⾰を不本意ながら受け⼊れている状態だとすると、どのように
して変⾰を推進していくことができるでしょうか︖

本コースでは、関係者、多角的な視点、コミュニケーションや賛同を得るこ
との重要性を理解することにより、変⾰を推進するスキルを⾝につけます。

📝直面している問題
・戦略の変更、組織変更や経営資源の削減によって、社員のモチベーションが低下している。
・リーダーは今日の環境下において変革を推進する精神力、エネルギーやスキルが欠けている。
・リーダーは変革プロセスの各段階におけるチームの受け止め方や 変革に対する部下の気持ちに気づいていない。

📝研修の成果目標
・利害関係者の参画、抵抗への対処、コミュニケーション、やる気を高めることについての重要性を理解し、変革を推進する能力を高める。
・Change Style Indicator(CSI)を通じて自己理解を深め、その洞察を最大限に活用する。
・組織に変革を引き起こすときに、人を率いてモチベーションを高めるスキルを強化する。

📝強化する主要コンピテンシー
「革新の推進」「変革リーダーシップ」

✅研修詳細

・セッションのオープニング
リーダーを取り巻く環境に対して、継続的に注意を払う必要があることに気づくことを目的とした演習を通じて、必要に応じて行動を起こすタイミングと方法を理解する。その後、変革を推進するときの、特に、ミドルリーダーに関連する課題について話し合う。

・変革の推進
事前課題のChange Analysis Worksheetを使い、参加者同士で、変革の取り組み方の状況を分析する。

・変革スタイル
参加者は変革に対する取り組みと対処に関する個人の3つのスタイル(保守型、現実型、独創型)を診断するChange Style Indicator(CSI)を完成させる。各スタイルの人が他のスタイルをどのように感じるかを探求する。

・変革プロセス
変革プロセスモデル:認識、反応、模索、実行について学ぶ。人々の変化への反応を考えるとともに、各段階におけるリーダーシップの促進要因と阻害要素を検討する。

・まとめと実践計画
変革への取り組みについて、やめる行動、開始する行動、継続する行動について考える。

✅実施概要

対象者:上級管理職(ミドルリーダー/オペレーショナルリーダーからシニアマネージャー)
標準所要時間:5時間00分
参加人数:8~16人
事前課題:所要時間15分~30分/変革への取り組みを特定する。

※通常の研修時間よりも短縮で行うため、実際に実施となる場合に、
事前課題の内容については別途検討いたします。

🔵ビジネス・インパクト・リーダーシップ(BIL)~戦略を成果に変える

組織は上層部から戦略を実⾏できるリーダーを求めています。彼らは実⾏す
る優先順位を⾒極め、確実に実⾏し継続させるための時間を確保しなければ
なりません。

本コースでは、優先課題の実⾏に⾃分⾃⾝とチームを従事させ、効果的な戦
略の実現における障害を克服する⼿法を学びます。

📝直面している問題
・上級リーダーは直属の下級リーダーやチームのエンゲージメントを高めながら、どのように結果を生み出そうか、迷っている。
・高いレベルの戦略を、自分自身やチームメンバーのために持続可能で具体的な行動に落とし込めていない。
・チームの成果を上げるための適切なタイミングや活動にリーダーの時間とエネルギーを集中して費やすことができずに苦悩している。
・リーダーは先行指標(進捗管理指標)に加えて遅行指標(成果評価指標)を定めることに取り組んでいない。

📝研修の成果目標
・戦略を実行するための重要要素を理解する。
・戦略の実行を阻害する課題を克服する。
・自分自身とチームが積極的に戦略を遂行する。
・長期にわたって戦略を継続させるための方法を理解する。

📝強化する主要コンピテンシー
「戦略実施の推進」「戦略的方向性の設定」「戦略的計画力」

✅研修詳細

・セッションのオープニング
戦略の実行において重要要素である「フォーカス」「アカウンタビリティ」「エンゲージメント」「サステナビリティ」を紹介する。

重点戦略の維持
戦略の実行に関連する「無秩序」「フォーカス」「観点」の概念について考える。戦略的フォーカス分析を行い、組織の戦略の優先事項に彼らがどのように時間とエネルギーを使っているのかを確認する。

測定評価
測定を行うことや、効果的な先行指標と遅行指標を設定する基準の重要性について学習する。

アカウンタビリティの原則
組織内のアカウンタビリティの課題について話し合い、能力、範囲、行動に基づくフィードバックやプロセステンションの概念を含むこれらの課題をどのように克服するかを検討する。

自分とチームのエンゲージメントを高める
戦略の実行におけるエンゲージメントの役割についての洞察を深めるための体験演習を行う。

整合性の評価
戦略の目的を達成するうえで促進要因と阻害要因となるシステムやプロセスについて考察する。

サステナビリティの実現
リーダーが戦略を継続して実行するために活用できる5つの要素を検討し、各要素を評価する。

まとめと実践計画
戦略の実行と継続に関し、やめる行動、開始する行動、継続する行動について考える。

✅実施概要

対象者:上級管理職(ミドルリーダー/オペレーショナルリーダーからシニアリーダー)
標準所要時間:6時間30分
参加人数:8~16人
事前課題:所要時間60分 参加者は戦略的フォーカス分析(Strategic Focus Analysis)を完成させ、業績目標と共にコースに持参する。

※通常の研修時間よりも短縮で行うため、実際に実施となる場合に、
 事前課題の内容については別途検討いたします。

6.会社概要:株式会社マネジメントサービスセンター

創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント

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