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#48 旦那の次は、娘の登園拒否!?見守り隊は難しい…

数ヶ月前に主人が突然「鬱っぽいから病院に行く」と言い出したときは、内心かなりビビった。だって、いままでどんなことがあっても病院に行かない人だったから。

内心「おっと、やばいやつだ!」とはおもったけど、表面上は深刻にはしなかった。

でも夜中にそっと部屋をのぞいたこともあった。

わたしも10年以上前に短い期間だったけど服薬をしていたこともあったし、心の病気だからこそ、外に助けを求めにいくべきだと思います。見えないけど、つらいのわかるから。

対処療法でもいいのでしんどかったら病院で薬をもらったり、カウンセリングを受けたり、身近に聞いてくれる人に相談するもよし、少し休むために診断書をもらって休職するのも全然アリ。

逃げたっていい。

主人にも「少し休んだら?」「やめたっていいんだよ」というのを何度も伝えていました。

そんなこんなで転職活動をはじめた主人。
本当によく頑張っていました。仕事も忙しい中で、精神的にもキツい中の転職活動。
本当に大変だったと思います。

わたしはわたしで悩んだ。

フリーランスとしてちょっとずつ回り始めてきたっていうとき。

でも、チーム家族の一員としてどうすべきか?悩みました。

主人がいよいよ働けなくなったら、これからどうやって生計を立てていこうか?

自分のこれからのことと、家族のことでこんなに悩んだことはなかったです。

だって、私たちだけじゃない、こどもがいる。

わたしも体調崩してメンタルやられて寝込みました(笑)

で、転職活動がどうなったかというと、いい感じにいったところもあったんですけど、いい歳なのもあり全滅しちゃったんですよね。

ただ、大企業で最終面接までいったことで自信をつけたのか?落ちてしまったからなのか?

それ以降、吹っ切れたようにも見えます。

服薬もしていないみたいなので、そこまで今は追い詰められていないのかも。

いろいろ聞きたいところではあるけど、向こうから話してくれるまでは見守ろうと思っています。

振り返って思うのが、本当に追い詰められているとき人ってネガティブな思考が止まらないんですよね。

自分も、まわりも、よく見えていない。

きっと本人もわかってて、でもどうしようもないんだと思う。脳がかってに全てを「悪」とジャッジしてるあのかんじ

昔の自分を見ているようで私も聞いてるのがしんどくなっちゃって、途中から自分の意見とか挟んじゃって。

これをキッカケに学んだのは、わたしに与えられた役割は見守ることだけっていうこと。

相手を変えようとしないで聴くこと

コレが「見守る」っていうことなんだと思う。
本当に難しいけど!

これを機にわたしも少し自分が作ってきた家族というチームの中での、立ち位置がわかってきた気がしています。

そして娘の登園拒否

一難去ってまた一難…ってほど大した問題ではないのだけれど、今度は娘の登園拒否が始まりました。

こっちはまぁ可愛いもんだと思えるのは前回の学びがあったからかもしれません。

まだ5歳なのでうまく話せないけど、前回の反省をいかし(?)とにかく聴くことを心がけています。

ただ前回と違うのは、相手がまだ社会を知らない子どもだということ。

大人であれば本人を信じ切ることが大切だと思うけど、こどもだからこそ、

・どこまで大人が導くのか
・どこまで子どもの言い分を信じるのか

例えば「嫌いな先生がいるから行きたくない」といわれたときに、どこまで信じて、どういう風にフォローするか?

すごーく難しい。

こちらも、あまり深刻に受け止めず、

「まぁ行きたくないなら家で一緒に床でも拭きましょうか」
「運動がてらスーパーでもいきましょうか」
「ちょっと仕事するからゲームでもしてな!」

なんてゆるい感じで対応してます。

これはわたしがフリーランスだからできることなんだよなぁ〜なんて。

「明日は必ず行ってよねー」というと、「明日は金曜だから行くわ〜(?)」と言ってたので、一安心(笑)

繰り返す登園拒否は、本人とも話し合い、何が嫌なのか小さなことも吸いあげて、先生にお願いできることは具体的にお願いすることが、今のところ大切かなと思ってます。

ヒアリングしてわかった小さな不満を、大ごとにせず、でも無視もせず、先生に負担をかけないように配慮しつつ具体的に先生にお願いする。

そしたら「ママは言ったら協力してくれる」とわかってもらえる。だけど、なんでもママがやってくれるから〜と思われないように気をつける。

配慮の鬼と化す…

実際に、わたしも子どものころ、学校行きたくなかったから、気持ちがいたいほどよくわかるのです。

無理させすぎず、ちょっと頑張らせるってむずかしいなー。

自分の家族を回すっていうのが、仕事より何より、いちばんクリエイティブかも。


そして、家族の見守り隊は、今日も見守りながら戦っているのだ。


おしまい

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