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24-13. 自分を知り“こんなわたし”のままで生きていく幸福

わたしは2021年に会社を辞めたあと、ヨガのインストラクターになり、自宅でパーソナルヨガスタジオを2年間やっていました。

わたし自身がヨガの習慣と知識を切望しており、そこにお客様を巻き込んだ、とも言えますが

当時は「なぜヨガがこんなにも私にとって必要なのか」

そして「なぜ私はヨガインストラクターになりたかったのか」

という点について、うまく言語化できず、もどかしかったのを覚えています。

「私の道はこっちで果たして正解なの?」と。

今考えても「そういう人生の流れだった」としか言いようがない部分もあるんですが

そうして流れに任せて行動したことで、自分自身をより深く知ることができました。

ひとりビジネスって、自分の価値観や、好き、嫌い、得意、不得意を知れる最高の舞台なんですねえ。

正解かどうかわからなくても、やってみなければ、軌道修正すらできません。

やってみてから、feel。
(by小田桐あさぎさん)

そこから2年が経過し、ヨガスタジオは満席になっていました。

で、主人の転勤が決まり、悩みに悩んでWLPをスタート。

これが自分にハマり、リアルスタジオをクローズをすることを決断。

そのときなぜ、ヨガインストラクターになりたかったのかがわかった気がしました。

わたしは自分を最大限に活かしたかった。

自分を心の底から認めたかった。

そのために自分のことを知りたかったんです。

自分を知るということは、
いまの自分を隅々まで見てあげることでした。

自分を見てあげるっていうことは、
自分を認めてあげることとイコールでした。

ダメだと思う部分も
嫌だなと思う感情も
ネガティヴもポジティブも
陰も陽も

ぜーんぶの自分を見てあげる。

自分と、自分だけの、
ふたりきりの時間を過ごしてあげる。

自分が自分を認めることで、
心の奥底から自分が喜ぶ
この感覚が味わえると、

誰に認めてもらわなくても、
自分だけは自分の味方でいよう
という覚悟ができます。

ヨガの経典を読むと
ヨガの目的は「自分を知ること」とあります。

そして「あらゆる苦悩は自分を知らないから起こる」ともあります。

何千年も前から自分を知ることの重要性が説かれていることに驚きます。

自分を知らないと、自立ができません。
自分を自分でハンドリングできないから。

自分を知ることは「こんな自分やだな」と思う部分さえも愛し抜くことです。

許し抜くこと。

大きく見せたり、取り繕ったりしないこと。

そして、どんな自分自身にも抵抗しないこと。

それを他の人にも伝えたくて
ヨガインストラクターになりました。

いまそのツールが
レッスンからWLPや講座に変わっただけ。

わたしの願いや軸は全く変わっていません。

いまは時代の変換期。物質的な時代から、精神の時代に突入していると言われています。

インターネットやSNSのおかげで、“自分"という個を活かして生きていけるようになりました。

個性を目一杯いかして、支え合って生きていく流れになっていってると思います。

でも、支え合うときに、みんな同じことしてたら、支え合えないですよね。

誰かの得意は、誰かの不得意であってよくて、全員が同じじゃないほうが支え合えます。


「わたしを活かしたら、
どういう貢献ができるんだろう?」

そこを明らかにし、ピュアな自分のままで生きていける人が増えたら。

みんなが我慢せず、もっと笑顔で生きていけたら。

しあわせな世界になると信じています。

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