wabi・sabi

地元名古屋を活動拠点に四季折々の風景に溶け込む寺社の姿を綴じていきます。

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マガジン

  • 一泊二日武藏國一之宮巡り

    2023/09/25・26 新幹線と在来線を利用し武藏國一之宮二社を参拝してきました。 初日は川越市内を散策し、近隣の神社、二日目は大宮、浦和へ移動し武藏國一之宮を巡って来ました。

  • 車中泊で巡る「群馬・埼玉一之宮」

    群馬・埼玉県の一之宮を車中泊で巡って来ました。

  • 2023花暦

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  • 一泊二日「安芸国一宮厳島神社とB級グルメを味わう」

    2023年3月、一泊二日で安芸国一宮厳島神社と地元のB級グルメを堪能してきました、このマガジンはその二日間で訪れた寺社や飲食店を掲載したものです。

  • 桑名の追憶と的矢の牡蠣

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最近の記事

武蔵一宮 氷川神社(一ノ鳥居から三ノ鳥居まで)

埼玉二日目の最初の目的地は武蔵一宮 氷川神社を目指します。 大宮駅から氷川神社三ノ鳥居まで徒歩で約3.5㌔50分程の歩き。 大宮駅から一旦南下し、旧中山道の県道164号線を経て一ノ鳥居を目指しました。 旧中山道の左に氷川神社の赤い大鳥居と武蔵国一之宮の石標に到着。 日本一長い参道とも云われる氷川神社の参道は、ここから延々と約2㌔続き、ゴールの三ノ鳥居まで写真データでは30分はかかっています。 今回は、氷川神社の一ノ鳥居から三ノ鳥居をくぐった境内の一部までを掲載します。 尚、

    • 鐘塚稲荷神社(さいたま市大宮区)

      さいたま市大宮区桜木町「鐘塚稲荷神社」 武藏國一之宮巡りのため埼玉を訪れ、大宮駅からほど近いパレスホテル大宮で迎えた二日目。 まだ静かな大宮の街中、ホテル北側にある鐘塚公園方向からラジオ体操の音楽が聞こえてきた。 朝の散歩がてら、音に導かれように桜木町の細い路地に入り込む。 路地の先に神社の社殿らしき姿が見え、ラジオ体操の音楽もより一層はっきりと聞こえて来た。 路地を進み右を見ると写真の拝所が見えてくる。 赤と白の格子戸、その前には抱き稲紋の入った提灯が吊るされた鐘塚稲

      • 川越八幡宮

        川越八幡宮 前回掲載した川越熊野神社から南に向かい、小江戸蔵里ききざけ処 昭和蔵を過ぎてから左に入り、八幡通りを南下すると川越市南通町に鎮座する川越八幡宮の裏参道に至ります。 社頭右脇に新富町2丁目の鏡獅子の山車を保管する山車庫が建っています。 川越八幡宮裏参道全景。 左に社標、石畳の参道の少し先に石の明神鳥居を構えています。 最初に境内に掲げられた由緒を挙げておきます。 川越八幡宮由緒 「・御祭神 譽田別命(応神天皇) ・鎮座地 川越市南通町19番地1(旧脇田町)

        • 2024 花暦 岩倉市五条川 桜

          週末の天気を見据え少し早めに岩倉桜まつり(3月29日~4月7日)が行われている五条川を訪れてきました 岩倉駅から徒歩5分程の豊国橋から長瀬橋の間の桜を見て廻る コロナ以前は五条川沿いに屋台や桟敷が連なり、漫ろ歩きもままならない状況でしたが 5年振りとなる今年は、お祭り広場や東町休憩所・八剱憩いの広場等に屋台が集められた事から、五条川沿いは歩きやすくなっていました 満開時は枝垂れた桜が五条川の上をピンク一色に染めますが、当日は七分咲きといった感じ 豊国橋から五条川上流の眺

        武蔵一宮 氷川神社(一ノ鳥居から三ノ鳥居まで)

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        • 一泊二日武藏國一之宮巡り
          16本
          ¥100
        • 車中泊で巡る「群馬・埼玉一之宮」
          10本
          ¥100
        • 2023花暦
          3本
        • 一泊二日「安芸国一宮厳島神社とB級グルメを味わう」
          17本
        • 桑名の追憶と的矢の牡蠣
          4本
        • 一泊二日 相模国一之宮二社巡り(1日目)
          10本

        記事

          春めく陽気も冬に逆戻り

          28日名古屋の桜の開花も宣言され、東京も今日開花が宣言されました 気分はいよいよ、どこか遠出にでかけてみようかな そんな季節になってきました 寒さから休眠していた一ノ宮巡りもいよいよ活動再開 冬の間かみさんが練りに練った2024年最初の計画は往復2000㌔を越える大胆な計画 その前に車検を控えた出動回数の少ない自分の車 ご機嫌を窺うために下道を走って岐阜県土岐市の三国茶屋を訪れることにしました 朝から日常点検、タイヤの空気圧、油脂類のチェックを済ませ目的地に向いました 車は

          春めく陽気も冬に逆戻り

          川越熊野神社

          川越市連雀町鎮座「川越熊野神社」 時の鐘・薬師神社から、歩道が混み合う県道12号線を避け、時の鐘から東の一本先を右折し南下、大正ロマン通りを横切り県道15号線方向に歩く事約8分の所に今回の「川越熊野神社」は鎮座します。 県道12号線を南下するより幾分人波は減り歩きやすい印象がありました。 熊野神社社頭。 両脇を店舗と民家に挟まれた僅かな場所に忽然と社頭が現れます。 社頭の右に熊野神社の社標と石造靖国鳥居を構え、石畳の参道がその先の拝殿まで続きます。 面白いのは参道左の「足踏

          川越熊野神社

          時の鐘・薬師神社

          広済寺の前を通る県道12号線。 県道沿いに蔵造りの町並み方向の南に向かう。 蔵造りの町屋がチラホラ見えるようになると歩道の人波が徐々に増え、観光客向けの店が軒を連ねる。 ここまで来ると歩道は人で溢れ車道も歩道もない状態。 県道を走る路線バスも気が抜けない、道行く人の多くは海外からの観光客が多かった。 平日でもこの光景、観光客目当ての店舗や宿泊業を営む者にとっては嬉しい忙しさが戻ってきたという事で喜ばしい。 一方で地元に住む者や国内の観光客からみれば、どの店に入っても大陸系の

          時の鐘・薬師神社

          川越市喜多町「広済寺」

          川越氷川神社の社頭から前を横切る県道51号線を西に向かう、10分も歩けば観光客で賑わう蔵造りの町並みに続く県道12号線が交わる三叉路に突き当たります。 三叉路を左に進んだ県道12号線沿いの喜多町に、趣のある山門を構えて鎮座する広済寺が現れます。 この辺りは倉造りの町並み群から少し北に離れるため、県道沿いを歩く人波はさほどでもない。

          川越市喜多町「広済寺」

          2024 花暦 香積院 枝垂れ桜 

          冷たい雨があがった今朝方、名古屋市昭和区川名山町の香績院へ枝垂れ桜を見に行ってきました 過去の履歴では遅いと思って半ば諦めて向かいました 現地は霧雨 しっとりとした雰囲気で満開の桜もいいもんだと思い山門を眺める なにか今一つピンクのカーテンに精彩がない 花の付き具合に精彩がない これはもしや既に終わりかい? 中門から桜を眺める 例年市内のソメイヨシノが咲き始める頃、こちらの桜はお役御免とばかりに散りはじめます 花はこれから盛期を迎えるようです 今日の境内の枝垂れ桜

          2024 花暦 香積院 枝垂れ桜 

          川越総鎮守 氷川神社

          川越氷川神社。 氷川神社表参道。 瘡守社から北に向かい20分程、三叉路の突き当りに社頭がある。 氷川神社への入口は写真の石鳥居を構えたここと、社頭から右に向かうと左に大鳥居を構えた広い参道、そして社地北側を流れる新河岸川沿いの脇参道の三か所があります。 宮下町日本武尊山車庫。 三叉路の手前にあり、川越氷川祭の山車行事で曳航される川越市登録歴史文化伝承山車「日本武尊の山車」を保管しています。 川越氷川祭は、慶安5年(1648)に時の城主だった松平信綱が、川越に町をあげた祭礼

          川越総鎮守 氷川神社

          瘡守(カサモリ)社

          瘡守(カサモリ)社。 喜多院から北へ10分程の川越市久保町、県道15号線北側の緩やかな高台の住宅街の一画に鎮座します。 当初は素通りしようと思いましたが、棟の水板の意匠に視線が行き立ち寄ってみた。 県道から一筋上った左角に、東西に長い瘡守(カサモリ)社の社地が見えてきます。 東を向いた社頭に社標はなく、社頭から奥まったところに神明系の靖国鳥居が立つ。 大正12年(1923)健之の石造鳥居から拝殿の眺め。

          瘡守(カサモリ)社

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          Copilotとの会話

          Copilotとの会話

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          飯盛山の春の妖精 豊田市足助町

          3月07日 ここ数日の風雨もおさまり一転して春の陽気となり 豊田市足助町の香嵐渓にある飯盛山のカタクリ群生地を訪れてきました 普段は土筆が頭を出す光景を見かけるようになり、春がきたなぁと感じるようになりました 車でひとっ走りした香嵐渓まで来てみると、紅葉の時期に賑わう待月橋には人影もなく、この辺りが春めくのはもう少し先のようです この時期は山里に一足早く春を告げるカタクリが咲き始める時期 左手の飯盛山にはカタクリの群生があり、タイミングが良ければ淡い紫のカタクリが一面に咲く

          飯盛山の春の妖精 豊田市足助町

          暖かい春はまもなく

          3月1日 陽射しが戻り、風も収まったこの日 瀬戸市を流れる矢田川上流の赤津川へ散策に出かけてきました 下は赤津川沿いの田圃のあぜ道で見かけた土筆 普段街中で暮らしていると 季節の移り変わりを感じる自然は少なくなった 少し外に出ると季節の移り変わりを知らせる、こうした光景が見られる 思っていた以上に自然の歩みは早いようです 若いつくしを一つまみ、春の訪れを味わう 来週はいよいよ名古屋ウィメンズマラソン2024が開催されます 参加ランナーの方々は当日の天候が気

          暖かい春はまもなく

          星野山 喜多院

          仙波東照宮の拝殿右から女坂を下ると、そこは小さな池と朱塗りの小さな太鼓橋が見えてきます。 この太鼓橋は八ツ橋と呼ばれ、池の中央の小島に架けられています。 そこに小さな社が祀られ、この一帯は仙波東照宮の葵庭園と呼ぶそうです。 小さな池ですが比較的綺麗な水を湛え小島を取り囲んでいます。 小島には朱の明神鳥居が建てられ、その先に鎮座する社はいかにもの佇まいの弁財天厳島神社。 大正6年出版の三芳野名勝図会に目を通すが創建時期については書かれていなかった。 また、「喜多院東南にあり龍

          星野山 喜多院

          喜多院 「白山権現、仙波日枝神社」

          川越大師 喜多院の参拝を終え、山門を出てすぐ左側に一本の大きなもみじの樹があります。 そこに石の明神鳥居と天海大僧正(慈眼大師)の銅像が立てられています。 訪れた時には鳥居前の緑濃いもみじも、今頃は赤く染まり始めているかもしれない。 右手の天海大僧正(慈眼大師)の概説は以下 「喜多院第27世住職であり、会津高田(現 福島県会津美里町)出身。 江戸時代初期、喜多院を復興しました。 将軍徳川家康公の信頼あつく、宗教政策の顧問的存在として助言を行い、将軍も度々、川越城または喜多

          喜多院 「白山権現、仙波日枝神社」