楽しい体操インストラクター/体操アーティスト・みちお先生

要介護高齢者体操講師、幼児体育指導者、クオリティ・オブ・ライフ・ラボラトリ主宰、著書「…

楽しい体操インストラクター/体操アーティスト・みちお先生

要介護高齢者体操講師、幼児体育指導者、クオリティ・オブ・ライフ・ラボラトリ主宰、著書「お年よりにうけるレクリエーション」「幼児にウケる体育とゲーム」ほか約80冊、経験年数35年、講演会多数 ホームページ qollab.online/ 「要介護高齢者」+「体操講師派遣」検索

記事一覧

固定された記事

楽しい体操インストラクターみちお先生 自己紹介

自己紹介します! さいとう・みちお (齋藤・道雄) 要介護高齢者限定・体操インストラクター。 介護現場にプロインストラクターを派遣。 モットーは「楽しくなければ…

石灰を使わないで超簡単にラインをひく方法

東京都北区にある保育園。 園庭が天然芝なので、石灰を使うことができません。 でも、かけっこするときや、 ドッチボールをするときなど、 ラインがどうしても必要です。…

暑い日の幼児体育教室の楽しみかた

東京都北区にある保育園。 体操教室。 4歳児。 暑い! 「靴下脱いだら、並んでー」 横一列に並ぶ。 「10数えたら、冷たいシャワーいきます」 子どもたちの表情が…

なぜ要介護高齢者の体操に笑いが必要なのか?

体操するときに、笑いはありますか? 「体操をするときに、笑いなんてない」 そうだと思います。 体を動かすのに、笑いはいりませんから。 毎朝、近所の公園でラジオ体…

ハートマーク体操でドキドキ気分

ボクは、グーパー体操をするときに、その人の目の前でします。 一人ひとり、全員とします。 10人いたら、10回します。 やり方はこうです。 ①その人の前まで行きます。 …

なんと体操の最後に「アンコール」

千葉県千葉市にある介護施設で体操支援をしました。 参加者約30人。 要介護レベル1~4。 グーパー体操。 かんたんな脳トレ。 音楽に合わせて手をたたく。 約50…

子どもが「またやって!」と言う鬼ごっこ「電子レンジオニ」

電子レンジオニ。 「やりかた」 ①オニを決める。 ②鬼にタッチされたら、足をひらいて、両手を胸の前でクロスする。(冷凍) ③助けるときは、ふたりで両手をつないで輪…

子どもも指導者も楽しい幼児体育教室

東京都北区にある保育園。 体操教室。 3歳児クラス。 今年一番の暑さ。 バケツに水を入れて。 バケツとシャボン玉を見せて。 どっちがいい? こっちー!(シャボン…

子どもに「マナーを守りなさい」と教えるより「自分でよい悪いを考えさせる」質問のしかた

体操教室。 順番を待つのに、一列に並ぶことがあります。 そんなときに、こんな質問をします。 「あとから来た人はうしろ」 「じゃあ、どうして、あとから来た人は前に…

オニごっこをするときに、ズルをしないように子どもに考えさせる質問のしかた

オニごっこをするときに。 オニにタッチされたくないから、逃げちゃいけないスペースに逃げてしまう子どもがいます。 「そこはダメ!」 と言えば、かんたんです。 それ…

グーパー体操の効果をもっとアップするかんたんな言い方の秘訣

ただ単に、「グーパーしましょう」と言うよりも、次のように言うと、運動の効果がアップします。 「ぎゅうーーーとにぎって、ぱあーーーっとひらきましょう」 感情を込め…

けがのリスクを下げる室内でするおにごっこのしかた

雨。 外に出れない。 体を存分に動かせない。 そんなときに、部屋でするおにごっこのしかた。 なるべく、安全に。 けがのリスクを下げる方法。 ズバリ。 「忍者で逃げ…

ディズニーランドに学ぶ体操のしかた

東京ディズニーランドでは、そこで働く人を従業員とは呼びません。 従業員ではなく、「キャスト」と呼びます。 なぜなら、従業員は夢の国を舞台とした「演者」という位置…

「どんな体操をしたらいいか」ではなく「どうしたら満足するか」で考える

「どんな体操をしたらいいですか?」 と、質問されることがあります。 そんな方には、逆に質問します。 「体操をしてどうなりたいですか?」 ボクのこたえは、「シニア…

ずっと走り続けてもあきないシャボン玉追いかけっこのやりかた

東京都北区にある保育園。 3歳児クラス。 体操教室。 「しゃぼん玉、たくさんさわってください」 「はいっ!」 シャボン玉を走りながら飛ばす。 (口でふくのじゃなく…

高齢者に「(むずかしくて)できな~い」と言われたときに、どうするか?

先日、ある介護施設で体操をしていたとき。 まずは、グーチョキパー。 次に、チョキグーパー。 そして、パーチョキグー。 ここまでは順調。 ところがこのあと問題が発…

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楽しい体操インストラクターみちお先生 自己紹介

自己紹介します! さいとう・みちお (齋藤・道雄) 要介護高齢者限定・体操インストラクター。 介護現場にプロインストラクターを派遣。 モットーは「楽しくなければ体操じゃない!」 現場での経験年数 (気づいたら)30年以上。 著書 100冊(たぶんそれぐらい)。 紹介記事 読売新聞、北海道新聞、レクリエ、ほか多数 「みちおせんせいが来るだけで、お年寄りが元気になる」と現場で大人気。 どうして要介護高齢者限定なの?体力、集中力、気力が低下している方々にこそ、運動

石灰を使わないで超簡単にラインをひく方法

東京都北区にある保育園。 園庭が天然芝なので、石灰を使うことができません。 でも、かけっこするときや、 ドッチボールをするときなど、 ラインがどうしても必要です。 そこで、意外な道具が役に立ちます。 それは、マーカー。 丸いお皿を逆さにしたような、カラフルなあれです。 マーカーを並べる。 のではなく、 マーカーを端と端に置く。 たったこれだけ。 使用するマーカーは2個だけ。 こどもたちにはこう言います。 「見えない線があるからね~」 これだけでこども

暑い日の幼児体育教室の楽しみかた

東京都北区にある保育園。 体操教室。 4歳児。 暑い! 「靴下脱いだら、並んでー」 横一列に並ぶ。 「10数えたら、冷たいシャワーいきます」 子どもたちの表情が変わる。 「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」 「元気がないので、ダメ~」 「いー????・・・・」 「バラバラなのでダメ~」 「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10!」 「おしいー」 「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10!!!」 「・・・・」 「・・・・」 「・・・

なぜ要介護高齢者の体操に笑いが必要なのか?

体操するときに、笑いはありますか? 「体操をするときに、笑いなんてない」 そうだと思います。 体を動かすのに、笑いはいりませんから。 毎朝、近所の公園でラジオ体操をしています。 みなさん、マジメに、真剣にやってます。 笑ってやってる人なんていません。 体操は、マジメに、真剣にするもの。 笑ってするもんじゃない。 そう思っていました。 でも、それは間違ってました。 体操は、笑って、楽しんでしたほうがいい。 そう確信しています。 どうして、そんな話をするのか。 それ

ハートマーク体操でドキドキ気分

ボクは、グーパー体操をするときに、その人の目の前でします。 一人ひとり、全員とします。 10人いたら、10回します。 やり方はこうです。 ①その人の前まで行きます。 ②相手の目をしっかり見ます。 ③グーで握って、パーでハイタッチ(をするマネ)。 ④ニッコリ笑います。 そのグーパー体操がきっかけで、思いがけない出来事が起こります。 それは、ある女性シニアにグーパーしたときのこと。 その人は、なんと・・・。 ハートマーク(♡) グーパーではなく、両手でハートマークを

なんと体操の最後に「アンコール」

千葉県千葉市にある介護施設で体操支援をしました。 参加者約30人。 要介護レベル1~4。 グーパー体操。 かんたんな脳トレ。 音楽に合わせて手をたたく。 約50分間。 休みなく体を動かし続けます。 最後に、深呼吸。 おしまい。 「どうもありがとうございました!」 ボクが言うと。 なんと、ある女性シニアが! 「アンコール~」 体操でアンコールなんて。 うれしいです! 体操はライブです。 だから、アンコールもあっていいと思います。 要介護高齢者

子どもが「またやって!」と言う鬼ごっこ「電子レンジオニ」

電子レンジオニ。 「やりかた」 ①オニを決める。 ②鬼にタッチされたら、足をひらいて、両手を胸の前でクロスする。(冷凍) ③助けるときは、ふたりで両手をつないで輪をつくり、「チーン!」と言う。 ポイント ・ふたり組にならないと助けられない。 ・氷オニよりレベルが高い。 ・助ける方も、助かられる方も楽しい。 ・ふたりで「チーン!」って言うのが、めちゃくちゃ楽しい。 4歳児でやったら、「楽しい」「またやって」って。 鬼ごっこのメリットは、 走る、見る、よける、気づく、転

子どもも指導者も楽しい幼児体育教室

東京都北区にある保育園。 体操教室。 3歳児クラス。 今年一番の暑さ。 バケツに水を入れて。 バケツとシャボン玉を見せて。 どっちがいい? こっちー!(シャボン玉) オッケー。 と言っておいて。 バケツの水をパシャパシャ。 キャーーーー。 ここでシャボン玉の登場。 と思わせておいて、またパシャパシャ。 キャーーーー。 さあ、念願のシャボン玉。 でも、パシャパシャ。 キャーーーー。 今日も楽しい体操でした。 楽しすぎる体操教室 仕事のご依

子どもに「マナーを守りなさい」と教えるより「自分でよい悪いを考えさせる」質問のしかた

体操教室。 順番を待つのに、一列に並ぶことがあります。 そんなときに、こんな質問をします。 「あとから来た人はうしろ」 「じゃあ、どうして、あとから来た人は前に並んじゃいけないの?」 子どもたち、一瞬キョトンとします。 多分そんなこと聞かれませんから。 子どもたち、考えます。 で、こたえは・・・。 「いけないから」 なんでそう答えるかのか。 かんたんです。 大人にそう教えられてるから。 「いけない」って。 こんなこたえもあります。 「あとから来た

オニごっこをするときに、ズルをしないように子どもに考えさせる質問のしかた

オニごっこをするときに。 オニにタッチされたくないから、逃げちゃいけないスペースに逃げてしまう子どもがいます。 「そこはダメ!」 と言えば、かんたんです。 それでおしまい。 でも、こんな言い方で、こどもに考えさせてみます。 ちゃんとルールを守っていて(ズルをしないで)捕まっちゃうのと、 ルールを守らないで(ズルをして)捕まらないの。 どっちがいいと思う。 「そんな言い方じゃわからない」 「いけないことはいけない」とハッキリ言った方がいい。 という人もいま

グーパー体操の効果をもっとアップするかんたんな言い方の秘訣

ただ単に、「グーパーしましょう」と言うよりも、次のように言うと、運動の効果がアップします。 「ぎゅうーーーとにぎって、ぱあーーーっとひらきましょう」 感情を込めて言うと、さらに効果アップです。 「ちょっと強めにグーパーしましょう」 「もっと強めにグーパーしましょう」 「最強の力でグーパーしましょう」 強めからはじめて最強まで、3段階にするといい。 「声を出してグーパーしましょう」 「声を強くしてグーパーしましょう」 「一番強い声でグーパーしましょう」 強い声が出ると、パ

けがのリスクを下げる室内でするおにごっこのしかた

雨。 外に出れない。 体を存分に動かせない。 そんなときに、部屋でするおにごっこのしかた。 なるべく、安全に。 けがのリスクを下げる方法。 ズバリ。 「忍者で逃げてね」 逃げるときに、足音を立てない。 静かに、そうっと。 もちろん、追いかける方も。 ただの鬼ごっこでもいいし、氷オニなど、ルールのあるものでもOK。 このやりかたなら、ぶつかったり、転んだりするリスクが下がります。 鬼ごっこだけじゃなく、保育の中で、静かにしたいとき、走らせたくないときにも有効

ディズニーランドに学ぶ体操のしかた

東京ディズニーランドでは、そこで働く人を従業員とは呼びません。 従業員ではなく、「キャスト」と呼びます。 なぜなら、従業員は夢の国を舞台とした「演者」という位置づけだから。 お客様はゲストです。 そして、キャストのゴールは? ハピネスの創造です。 お客様を幸せに導くのが最終目標。 この話を聞いて。 ボクの体操も同じです。 ボクは演者で、高齢者はゲスト。 体操でゲストの心を明るくする。 そんなふうに考えると、テンションが上がります。 がぜん、やる気アップ! こ

「どんな体操をしたらいいか」ではなく「どうしたら満足するか」で考える

「どんな体操をしたらいいですか?」 と、質問されることがあります。 そんな方には、逆に質問します。 「体操をしてどうなりたいですか?」 ボクのこたえは、「シニアの満足度を上げる」です。 シニアの満足度を上げるためには、どんな体操をしても構いません。 こたえはひとつではありません。 シニアの満足度を上げる方法は、何通りもあります。 先日、こんな体操を見ました。 その体操は、なんと、雑談9割。 体操は1時間。 そのほとんどおしゃべりでした。 なのに、参加された方々

ずっと走り続けてもあきないシャボン玉追いかけっこのやりかた

東京都北区にある保育園。 3歳児クラス。 体操教室。 「しゃぼん玉、たくさんさわってください」 「はいっ!」 シャボン玉を走りながら飛ばす。 (口でふくのじゃなくて、試験管のようなやつです) 「ワー」 「キャー」 歓声を上げながら、シャボン玉を追いかける子どもたち。 シャボン玉がなくなると・・・。 また、ボクのところに集まって、今か今かと待ちわびる。 ところが! 後ろの方から、担任の先生がシャボン玉を飛ばす。 それに気づいた子どもは、あわててそっちへ。

高齢者に「(むずかしくて)できな~い」と言われたときに、どうするか?

先日、ある介護施設で体操をしていたとき。 まずは、グーチョキパー。 次に、チョキグーパー。 そして、パーチョキグー。 ここまでは順調。 ところがこのあと問題が発生! グーグーパーパーグーパーパー。 するとある女性シニアが、 「できな~い」 で。 ボクはどうしたかというと? すぐに土下座しました。 女性シニア(笑) 「ありがとう~~~」 って、感謝されちゃいました! 今日も、楽しい体操でした! 要介護高齢者が元気になる楽しい体操 体操のご依頼は