こどもが夫婦ゲンカを止める方法

有料エリアを設定してますが、たいしたことは書いていません。買わなくても良いです。これを読んで、あなたの考えが、より深まってくれればそれだけでうれしいです。あなたには、あなたに必要なことが必ずもれなく訪れます。

夫婦ゲンカはこどもにとってはとても辛いものだ。こどもは自分の生きる価値なんてものはないんだって思ったりする。両親がちょっとしたことで喧嘩していたとしても。夫婦ゲンカの原因を知ることが、こどもができる最大のアプローチであり、こどもが止めようとしているのを前にして、喧嘩を続ける親は、なんだか情けなく感じはじめることだろう。

夫婦ゲンカを止める!?なんてことを言い出すんだと思った人もいるかもしれない。こどもにとっては、そこに割り入るなんて、地獄に行くようなものかもしれない。しかし、それはあなたにとって最大の試練であり、乗り越えなければならないんだ。

ただ、止めるといっても、実際には止めるのではなく止まるのだ。人と人が喧嘩するのは、正反対の考えが真っ向からぶつかったときだ。人は不安を持ったとき、自分の考えに同意して事がうまくすすめばよいが、なかなかそうはいかないものだ。特にお金の問題。夫婦関係では特に慎重になるべき問題。

正反対のように見える問題に対する考え。どちらの考えも正義に基づいたものなんだから、どちらも悪くないんだ。どちらも悪くないんだよということ。それを必死になって伝えていくことが大事なんだ。ただし、伝える前に必ずやらなければならないことがある。それは、お互いがその問題の何に対して不安を感じていたり、困っていたりするのかをひたすら「聞く」ということが大切なんだ。喧嘩は感情的になって起こるものだが、理性的にならねばならない。あなたはどちらの意見も否定してはならない。しかし、ひねくれた態度・言い方は断じて許さず、「もっと落ち着いて話そう」と言おう。あなたは常に冷静でいよう。

問題の奥底に眠る不安が見える化していないから、こっちの考えが正しいとか、さらには、態度などの違うことに怒りをもちはじめる。喧嘩の原因となった問題とは違うことで喧嘩はさらにヒートアップするかもしれない。見えないところを見えるように導くことがあなたが喧嘩を解決するためにしなければならないことだ。

あなたは父親もしくは母親のことを本当に怖いとか思うかも知れないが、あなたが乗り越えなければならない課題だ。話の聞き役が不在で、お互いに好き勝手に意見を言いたいことを言い合うのは喧嘩が一生解決しない。喧嘩がデッドヒートする前に、あなたが話の聞き役になりにいこう。おまえは関係ないといわれてもだ。関係ないことはない、自分の親が喧嘩しているところは見過ごせないのだと言おう。

おびえていちゃ何にも生まれないどころか、あなたの理想からはほど遠い世界があなたを待つことになる。あなたを脅しているわけではない。あなたがそれを解決したいと思わなければ、解決せず放置すればよいだけだ。解決したいと思ったなら、それは「あなた」が思ったことなんだから、あなたがどうにかするしかない。

時間が解決してくれないこともある。両親が離婚だったり、自分にとって不都合な選択をとる可能性だって十分ある。あなたも家族の一員なんだから、リーダーシップをとって解決していかなければならないんだ。

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