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純ジャパでカナダに留学してる中3だけど、なんか質問ある?【出版専門クラウドファンディングPublish】前編

出版専門クラウドファンディング「Publish(パブリッシュ)」をご存じでしょうか?

出版専門クラウドファンディングの新プラットフォーム「Publish(パブリッシュ)」


この度、私が応援しているカナダ留学中の中3の男の子がチャレンジしているのですが、その経過をここでご報告したいと思います。

なかなかに胸アツです!

子どもの留学を検討している方、小学生・中高生で留学したいと思っている子どもさんなどは一見の価値があると思いますよ。

「なんか質問ある?」ってフリの通り、留学生当事者の彼が何でも質問に答えるそうです。


書籍の仮タイトル:純ジャパでカナダに留学中の15歳が語る「小中学生留学リアル」


成績優秀で元生徒会長で、積極的なリーダータイプで…

もしくは

すごくコツコツと勤勉な努力家で…

っていう留学斡旋会社のパンフレットに出てくるような子ではなく、「至って普通の子」であるフリューゲルくん(15)。

でも現在の英語力は、カナダ人にカナダ生まれかと勘違いされるほどのネイティブレベル。学校はカナダの現地校での成績もいい感じ。
英語、化学、社会、数学、フランス語、体育、調理……どのクラスでも全く困っていない、といいます。
(英語補修クラスもとっていないので、カナダ育ちの子どもと同じ土俵で)

お友達も、ネイティブのカナダ人からアジア系カナダ人まで、いろいろな英語話者・いろいろな文化圏の子と幅広くお付き合い。
クラブ活動で週2~3回のスポーツをこなし、スポーツ関連のボランティア活動などもこなします。

自分から「海外に行きたい!」「将来はアメリカの名門大学を目指したい!」などといって海外に出たわけではなく、受動的に海外に出たのに「成功」しているのは、どんな転機やポイントがあったのか?

フリューゲルくんは、

自分の経験を言語化して記録として残したい。
そういうことは苦手だけど、チャレンジしてみたい。
それが誰かの手助けになるならうれしい。

と考えて今回の出版プロジェクトの挑戦に至ったといいます。

特に、昨今は海外教育移住の低年齢化で「子どもが行きたくて行く」のではなく「親が行かせたくて子どもを行かせる」留学が増えていると思います。それで心折れる子ども(ママ)も少なくないと聞きます。

この本には、全体を通して、心折れずに快適に過ごせる子どもになるための、留学生当事者目線でのコツのようなものが描かれるのではないでしょうか。

また、フリューゲルくんが海外に出たのは10歳の時です。
「小学校に上がる前じゃないと間に合わない」
「教育移住は早ければ早い方がいい」
という強迫観念のようなものにとらわれなくていいこともわかると思います。

Publish(パブリッシュ)は出版専門クラウドファンディング


そもそも「Publish(パブリッシュ)」とは何か?

これは出版専門のクラウドファンディングのプラットフォームで、2024年の7月にローンチしたばかりの新サービスです。

(誰でも使えますので、現在本を書きたいけどなかなか…と二の足を踏んでいるという人にもおすすめです)

本を出版する側は、執筆前に資金の提供を募ることができ、また、支援者の方からの声・意見を本の内容に反映させることができます。
これによって、需要をとらえた本を書き上げることが可能になります。

支援者の側は、「こんな本なら読んでみたいな」という執筆者に、本を1冊買うような金額で支援をすることができます。
例えばフリューゲルくんの場合は1000円から

支援すると(いや、支援しなくても質問・コメントは送れるかもしれません。興味ある方は試してみてください)、「こんな内容を書いてほしい」というリクエストもできるので、より「読みたい本」を一緒に作ることが可能です。

「支援するから、留学を考えている学校に代わりに見学に行って来てくれる?」なんてリクエストもできるよう。

というように、「本を買う」感覚で支援できて、著者と交流もできる、というプラットフォームなんですね。

運営会社は教育ベンチャーで、日本の教育業界で長い経験のある方々です。(日本で受験指導をしていた先生や、まじめで有能で教育に対する熱い思いのある方、海外留学経験があってちょっとはみだし系の今風で優秀な若手の方など、とてもおもしろい方々です)


実際どんな本を書こうとしているの?内容をチラ見せ


どんな本になるの?ということはこちらのプロジェクトページを見ていただけると全文がありますが、抜粋してこちらでご紹介します。

現在想定されている目次はこんな感じ


画像クリックで全部の目次が見られます


著者が考えていること&メッセージは

ちょっとユニークな彼の経歴などについても全文はこちらから

低年齢での海外留学のリアルを知りたくても、現地で実際に教育を受けている現役日本人中学生自身が発信している本はないのではないでしょうか。
よくある留学エージェントが発行した留学指南書には、いいことばかり書いてあるし、キラキラした大成功例しか書かれていないですよね。あれってどうなんですかね(挑戦的ですみません)。

留学して後悔している人もいるはずなのに、そういう声はなかなか表には出てこないです。「生存者バイアス」ってやつですね。これでは留学のリアルが伝えられていないと思います。

そこで、これからの留学を考えている人が本当に知りたいことがわかる本を作っていきたいと思ってます。

・僕が英語力ゼロからどのように「ネイティブと同レベル」にまで3年程度で追いついたか

日本にいるときにどんな準備をしたのか

英語が話せるようになるために「これが役に立った」と思うこと

「私立校」と「公立校」の違い

どうやって英語ネイティブの友達を作ったか現地の学校生活について(授業選びのチート技や、いい成績をとる方法など)

など、当事者だからこそ語れることを詳しく書きます。

また、海外のいじめの実態や、困ったことなど、ネガティブなことも書いていきます。

この本を読めば、「小中学生の留学」についてのイメージを具体的に持つことができると思います。

と、いうことです。

これまでの支援の声

幅広い方からの温かいメッセージが。支援金+応援の寄付をくださる方も


さらに胸アツな「これまでの支援の経緯」は後半記事に続きます。

私は、この中学生のこともですが、出版プラットフォームである「Publish(パブリッシュ)」そのものも、とても応援しています。

少しでもおもしろいな、と思っていただけたら、ぜひこちらのページから「いいね」やサポート、Xでの拡散(このnote記事の拡散、もしくは、https://pblish.jp/projects/IpnCVZ/overviewのご紹介)などをいただけたらとてもうれしいです。

私は、枠から少しはみ出す人を応援したいし、失敗するかもしれないことや苦手なことにもチャレンジしていく姿勢を、心から応援したいと思います。

失敗も次につながれば「有益な経験」であるし、再チャレンジすればいいんじゃね?って思うこととそれを許容する社会が必要だ、と海外に出て暮らしていてしみじみと思うのです。

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