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「くちパクする」って英語でなんて言う?インターに通う10歳娘に教えてもらったよ

インター校には「クワイヤー」という授業があります

ハロウィンが終わると、学校も街もクリスマス一色に。学期末も近づいてきて、演劇や音楽のショウケース(発表会)の機会も多くなります。

多くのインターナショナルスクールでは「音楽」の時間と区別して「クワイヤー(Choir)」というクラスがあります。

これは歌をうたうクラスで、クワイヤーというと日本では、教会やミッションスクールで讃美歌を歌うクラブや活動のことをいうのでそうなのかと思っていたのですが、そうではなく普通の「コーラス」のクラスです。
(欧米人は基本的にキリスト教の方が多いし、クリスマスソングも基本的には主イエスを賛美する讃美歌なので、この時期はキリスト教音楽を歌うときも多々ありますが)

その「クワイヤー」のクラスで練習した歌を学年ごとに披露するショウケースが先日あったのですが、ちょうどその時、風邪をひいてのどを傷めてしまったわが娘。
口パクすればいいじゃない?っていおうとして、「口パクって英語で何て言うんだろう?」と思ったので、娘に聞きました。


英語で口パクは、「○○ the words」


「口パクって英語で何て言うの? 先生に口パクでいいか、聞いてみたら?」
と娘に聞いたら、

「もう先生から口パクでいいって言われた。『Mouth the words』って」

へー。
Mouth the wordsっていうんですね。
Mouthは動詞でもあるんだ。


「Mouth the words」の意味はふたつ


Mouth the wordsの意味を英英辞典で調べると、このようにあります。

1.(literally)
To mouth words in the sense to make the actions of speech, without producing sound.
(文字通りに:"音を出さずに、言葉の動作をする "という意味で、言葉を口にすること)

2.(idiomatic)
To speak insincerely.
(熟語:不誠実に話すこと)

Wiktionary

2番目の意味は、口だけ動いているけど気持ちがこもっていない、「口先だけで物を言う」ということですね。

名詞が動詞になるって、けっこうありがち


思えば名詞が動詞になるって、けっこうありがちです。
Googleで検索することを日本語で「ググる」とか「ググれ」とかいいますが、英語でも「Google it(ググりなよ)」、「I just googled it(ググっただけ)」とかよく言います。

この間みた海外ドラマでは、カップルの男性の方が、なにか後ろめたいことをしたのに平気で彼女に「Hey!」とか声をかけたときに、その彼女は
「Don’t hey me!(ヘイじゃないわよ!)」
と言っていました。

造語としても通用しそうなので、機会があればぜひやってみてください。

あなたの知っている「動詞化してる名詞」も、よかったら教えてくださいね。

ではでは、また。


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