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在宅8か月目/引っ越しへの決意

10月30日(金)。某ウィルスによる在宅勤務も8か月目に突入した。

職場があるサンフランシスコ市は、数日前から条件付きで非エッセンシャル(病院や政府関連などのように日常生活に必須なサービスを提供する=エッセンシャル)オフィスの再開も許可したばかりだが、人をオフィスに戻すには安全性を確保するために様々なガイドラインに従う必要があり、雇用主はその下準備にも時間と労力を割く必要があるため、実質、どうしてもオフィスで仕事をしてもらわないと困るという場合を除いて、オフィス再開を急ぐ職場は少ないのではと推測する。現に私の職場でも、定例ミーティングでディレクターから「北米の他事務所で再開していないのはサンフランシスコだけだが、当オフィスの再開は慎重に進めたい。まずは11月にディレクター職がオフィスに週数回出社する形をとるが、他の従業員に関しては、これから個別に私とミーティングする時間をとり、話し合いながら進めたい」という主旨のアナウンスメントが出た。

愚痴を言い合う同僚とメッセージしあうのは「このまませめて年内はリモートだといいね」という内容。彼女は私とは別のチームに所属しているが、色々ストレスが溜まっていて「もう年内をめど(退職)って決めた」と言っていたが、リモートが続けば来年1月以降も続けたいのだそうだ。一方、私は、来年初め頃には夫とテキサスへ引っ越すことを密かに決めている。密かに、と言っても、この同僚には話してあるし、仲の良い友人数人、夫の兄2人(家族全員ではないところがミソ)にはもう伝えてある。引っ越す具体的な日はまだ決まっていないが、今のアパートの契約が3月半ばまでに切れるので、最長それまでに。それ以前に夫か私、あるいは両方の仕事が新たに決まれば御の字でそのタイミング、と思っている。もし、私の職場のリモート勤務が来年初めまで長引けば、引っ越し先でもそのまま働こうと考えている。夫の新しい仕事もX、私のリモートもXとなった場合も一応は想定していて、最大数か月は貯金を食いつぶすことにはなるが、まずは引っ越しすると決めている。それくらい、ベイエリアを出て、他州へ引っ越すことに対する決意は固い。

(つづく)

ヘッダーの写真は2週間前ほどに1泊旅行したモントレーで立ち寄ったビーチ。モントレーでは、ホテルなどは営業を再開しているが、レストランはまだ外席のみの利用しか認められていなかった。

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