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州外に引っ越し(願望)

8月8日(土)。今日もベイエリアは過ごしやすく良い気候です。

最近、夫とテキサスの家ばかり見ている。

2月に初めての持ち家を売ったばかりなのに、どうしてまた家のリスティングをオンラインで眺めているかは思い出せないが、カリフォルニアを出て引っ越すならこのあたりかな?という州の物件を眺めている。

最近、二人とも気に入る家がテキサスに集中している。何せ安い。夫が今朝調べた内容によれば、サンフランシスコ・ベイエリアと比較して、テキサスのヒューストンの物価は178%も低いとか。

178%・・・。

家の価格もベイエリアの物件の半分以下。私達が最初に買った家と同じくらいか、それ以下の価格で、テキサスだと、外壁はレンガで、広々とした4ベッドルーム3バス、土地は1エーカーとかそんな感じ。広くて大きくて安い。。。テキサスが異様に安いというより、カリフォルニア、特にこのベイエリアの物価が異常なだけなのだが。

私はカリフォルニアの乾燥した気候を何よりも愛していて、今ではどうやって日本のあの蒸し暑い夏を生き延びたか覚えていない。私は、湿度に弱く、梅雨時期はとくに心身ともに不調だった。

4年前に一時帰国した際、5月の梅雨入り前、GW直後くらいの比較的湿度が低い時期に滞在したにも関わらず、私と夫は真夏のような服装でもひどく汗を掻いていた。JRの中では、みんな長袖を着ており、なんならウールっぽいカーディガンを羽織っている人すらいた。私はうすっぺらい半袖のワンピース、夫はTシャツ・ジーンズ(バックパックを背負っている背中は汗だく)。神戸で落ち合った友達には爆笑され、「真夏みたいな恰好してるな。今一番いい季節やで」と言われる。5月であれだったら、夏にはもう一生帰省なんて無理。

そんなことを思い出しながら、私はテキサスの湿度を心配している。家のスペックを見ていても、エアコンはセントラル・クーリングでついているのに、なんとヒーターは装備されていない物件が多い。ベイエリアでは逆で、内陸の気温が高くなる地域を除いて、海沿いのほとんどの都市の物件はエアコンが標準装備されていない。つまり、ベイエリアは基本的にマイルドで涼しい気候であるため、ヒーターさえあれば死なないが(過去数年に何度かあった異常な猛暑を除いて)、テキサスでは多分、エアコンがないと死ぬ=暑いのがデフォルトなのだろう。

まずはテキサスに旅行してどんなところか見るのが先(いつになったら気軽に旅行できるか全くわからないが)。私はテキサスに行ったことすらない。夫は子供のころ、2年くらい住んでいた。が、テキサスは巨大だ。どこに住むかで気候も違うだろうし・・・。何より仕事も見つけなくてはいけない(そこ大事)。だけど、先に”こういうことしたいな”というのがある生活っていいものだな、としみじみ。

ヘッダーの写真は、2月に売った家の近くにあったオリーブ畑周辺。冬の空。

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