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僕が同性パートナーと結婚式を挙げるまでの経過(⑤YouTubeこっそり出演)

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さて少しお久しぶりシリーズ続きです。式の準備の段取りだけにまとめたほうがすっきりしていいかとか迷ったのですが、いろいろ気持ちの動きも含め書くとなると欠かせないことも多いので、ちょっと脱線しますけれどもね、すみませんね、よろしくお付き合いください。

1.かずえちゃんの動画に参加

タイトルのとおりなのですが、特にゲイの間で有名なYouTuber”かずえちゃん”の毎年行っている動画企画に、縁あって参加させていただきました。

ちょうどかずえちゃんが名古屋に来られるのタイミングでDMのやりとりをして、某所にて撮影していただきました。

(出演箇所は06:48くらい~)

僕らの声こんな感じです。なかなか情けないでしょ(笑)
こういう動画撮影は初めてだったので二人で緊張していたのですが、名古屋にも10人くらいいて、その中には既にかずえちゃんと知り合いの方もいたのですが、とてもアットホームで皆さん優しくしてくださいました。

思っていたよりかずえちゃんが背が高かったのが印象的でした(笑)かっこよかった!

2.素敵なカップルとの出会い

僕はこれまで、自身のセクシュアリティ以外の人との関わりが、「バイセクシュアルの男性」以外無かったので、多様な性別、性指向の人たちが一同に介し、同じ動画を作る感覚、とても温かい気持ちになれました。珍しい光景と思ってしまい、きょろきょろしてしまったこと反省しています(笑)

彼とともに思い切った出演ではありましたが、それも「結婚をしよう!」と決めたことから繋がったことでした。
この撮影の数ヵ月前に、名古屋でレインボーパレード🏳️‍🌈があって、彼と沿道を練り歩いたときも思ったのだけれど、
社会との繋がりを持ちたい、認められたい、みんなに「おめでとう!」って言ってほしい。普通に言ってもらえる二人でいたい、普通に祝福できる、手を繋いで歩ける社会になればいいな、そんな気持ちでした。

結婚宣言を動画撮影して皆さんに拍手をもらい、少し恥ずかしくなっちゃって、ドギマギしていた時、ある方々に、声をかけてもらいました。
5年ほど前に結婚式をあげたベテランカップルの二人でした。
ご家族も招待され、長い間、あまり理解を示してもらえなかった親族にもその式をきっかけに認めてもらうことができたとの話を聞いたり、素敵な当日の写真を見せてもらって、生の声で結婚式の経験談を聞けて、ほんの短い時間ではありましたが、本当に背中を押された気持ちでした。

その後も式開催まで、そのお二人には影ながら応援してもらい、なんだか自分たちの将来のお守りをもらっている気持ちになっています。自分たちも、もっと大きくなった時、下の世代に背中を見せられるような大人になっていたいと強く思います。

3.家族との関係について

僕も彼もカミングアウトは家族に既にしていたけれど、すべてがすべて受け入れられたわけではないし、10年付き合っているような関係でもない。決めた時、家族には少し勇み足では?との反応も感じました。

僕らは自分たちのけじめとしても、親への宣言としても、自信を持ちたくて結婚式を決めた側面もありました。そのため先のカップルの話は僕にとっても式や披露宴のやる気を掻き立てられたのです。

次回は、そんな家族との関係についてまとめていきます。
波乱万丈はこれから…(笑)

つづく

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