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ささかわの読書感想文(その2)

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「超おもしろかった」本の読書感想文、その2。
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2016年1月の記事一覧

吉田修一『路(ルウ)』(文春文庫)
台湾で、日本の新幹線が走る…。日本の技術を世界に広めるべく進められた台湾高速鉄道プロジェクトの過程を描いた物語。台湾で働く若手社員の春香の視点から、台湾の街並みと日々の暮らしが映し出される。仕事の疲れを台湾で癒したくなる一冊。 #本 #読書

犬山紙子『地雷手帖』(文春文庫)
顔は可愛いのに、なぜか異性に好感を持たれない…自称「負け美女」の著者が女性の言動・ファッション・SNS等々を研究し尽くした一冊。本書を読めば好感を持たれない原因=「地雷」を避けてモテ女子になれるかも?!著者の鋭い指摘に抉られつつも勉強になる一冊。

中島京子『さようなら、コタツ』(集英社文庫)
裏タイトルは「へやのなか」。同性愛カップルの部屋、恋人を待つ女性の部屋、日本人とパキスタン人がカレーを食べる部屋など様々な部屋物語が詰まった短編集。人の部屋に物語あり、物語の振り幅に楽しめる&読むと一人暮らしがしたくなるかも?な一冊。

槇村さとる『おとな養成所』(光文社文庫)
漫画家として35年以上突っ走ってきた著者。50代になり、自分の美容、ふるまい、仕事、ライフスタイル等を振り返りながら「美しい年齢の重ね方」とは何かを語る。自立した品格ある美しい「おとな」になるための教科書的な一冊。 #読書 #本

尾形真理子『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(幻冬舎文庫)
元コピーライターの著者が描く6編の恋愛短編集。恋にも人生にも悩む20代後半から30代の女性が"本当に自分に似合う服"を求めて渋谷・神南のセレクトショップにやって来る…。読了後すぐに自分磨きをしたくなる一冊。

能町みね子『オカマだけどOLやってます。完全版』
表題通りのエッセイ。苦悩の学生時代や親へのカミングアウトを経てバレる恐怖に追われつつ女性として働く著者のOL生活が語られる。ユーモアを交えつつも著者の苦悩が垣間見える。無自覚に他人を傷つける人にならないように気をつけようと思った。

西加奈子『炎上する君』
「足が炎上している男」に惹かれる私と親友の浜中。男に出会った直後に二人の足も炎上していき…。恋に燃える様子を「炎上」と表現した表題作ほか7編の短編集。
横光利一の短編のような不思議な感覚を味わえる読みの可能性に溢れた一冊。表題作と「ある風船の落下」が好き。

原田マハ『さいはての彼女』
沖縄への慰安旅のはずが、到着したのはなぜか北海道…。秘書の策略により北の最果てに来てしまった女社長・涼香。数々のハプニングに見舞われ絶望的な状況の涼香の元にハーレーに乗った少女が通りかかり…。
北国の広大な自然を楽しめる。仕事に疲れた人にお勧めしたい。

津村記久子『この世にたやすい仕事はない』(日本経済新聞出版社)
みはりの仕事、おかき袋の仕事、森の小屋での仕事…長年勤めた職場を辞め、燃え尽き症候群のような状態の主人公が職業安定所の紹介のままに数々の仕事をやってみる物語。主人公の分析能力の高さと仕事の幅に驚きながら楽しめる一冊。

2015年7月~12月読書まとめ

2015年7月~12月読書まとめ

みなさま、新年明けましておめでとうございます!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

新年初テキストノートは、去年の振り返りですw

トークノートにも書きましたが、2015年は読書目標の100冊を達成しました~!!(^◇^)

長くなりますが、たけしまの読書記録にお付き合いくださいませ!

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2015年1月~6月の読書まとめはこちらです(^◇^)↓
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