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クラウドサービス徹底比較 - AWS vs Azure vs GC

今回は趣向を変えて、世界の三大クラウドサービスである AWS, Azure, GC について徹底比較していきたいと思います。

あなたは、クラウドサービスってご存じですか?

AWS?
Azure?
GC?

という方はぜひご覧くださいね✨



まずはじめに

AWS?Azure?GC?のまえに、クラウドサービスについてお話しておきましょう。

クラウドを利用したサービスはいろいろとありますが、あなたもどこかで利用したことがあるのではないかと思います。

  • 会計ソフト

  • 顧客管理ソフト

  • メールソフト

  • ドキュメント作成ソフト

などなど。
様々なクラウドサービスがあります。

クラウドサービスは、パソコンにインストールすることなく、世界中のどこにいてもインターネット環境さえあればサービスを利用することができます。

"なんとか aaS" って聞いたことは無いですか?

  • SaaS (Software as a Service):ソフトウェア提供サービス

  • PaaS (Platform as a Service):プラットフォーム提供サービス

  • IaaS (Infrastructure as a Service):インフラ提供サービス

  • MaaS (Mobility as a Service):バスや電車の乗り物系情報統合サービス

もっともっとたくさんありますが、ここでは割愛しますね💦

会計ソフトなどはアプリケーションを提供しているので SaaS ですね。

Suica や Pasmo などは乗り物系の情報統合サービスなので MaaS になります。

このように、様々な用途で利便性をあげるために提供されているサービスが "なんとか aaS" と呼ばれているわけです。

つまりは、大きくまとめると「クラウドサービス」ということになります。

では、今回比較しようとしている AWS や Azure、GC は何にあたるのでしょうか?

サーバーを提供していることからインフラとも言えますし、環境を構築して提供できるプラットフォームでもありますし、そこで動作するアプリケーションも提供します。

つまり、IaaS でもあり、PaaS でもあり、SaaS でもあるわけですね。

徹底比較!

では、それぞれのクラウドサービスについて徹底的に比較していきましょう!

提供会社

・AWS:Amazon
 ⇒ Amazon Web Service の略ですので、当然 Amazon ですね。
・Azure:Microsoft
 ⇒ 読み方が難しい「アジュール」ですが、これは Microsoft 提供です。
・GC:Google
 ⇒ Google Cloud の略ですので、当然 Google ですね。
   以前は、GCP (Google Cloud Platform) と呼ばれていました。

コスト

気になるコストは・・・

・AWS:従量課金
・Azure:従量課金
・GC:従量課金

まあ、そうですよね・・・。
どこも、使えば使うだけコストがかかる、青天井方式の従量課金制です😅

怖い、怖い・・・。

一応、ある従量まで無料で使えるので、個人利用やテスト利用ではできますので、ご安心ください👍

ストレージ

個人レベルでも使うことのあるストレージですが、もちろんどのプラットフォームでも使用可能です。

・AWS:S3 (Simple Storage Service), EBS (Elastic Block Store)  
・Azure:Azure Blob Storage, Azure Files 
・GC:GCS (Google Cloud Strage) 

コンピューティング

コンピューティングってなんだよ!って思うかもしれませんが、計算させたり、何らかの処理をさせたりと、コンピュータリソース(CPUやメモリ)を使うことができるサービスです。

・AWS:EC2 (Elastic Compute Cloud), Lambda
・Azure:Azure Virtual Machines, Azure Kubernetes Service
・GC:Compute Engine, Cloud Functions

データベース

いろいろと組み合わせることができるクラウドサービスですが、データベースはかかせませんね。

・AWS:RDS (Relational Database Service), DynamoDB, Aurora
・Azure:Azure SQL Database, Azure Files
・GC:AlloyDB, Cloud SQL

ネットワーキング

ネットワーキングって言われても、よくわかりませんよね💦

クラウド環境内で仮想ネットワークが作れるサービスですが、それでもよくわからないあなたのために言うと・・・

例えば、サービスをリリースしたときに急激にアクセスが増えてしまったとします。

そしたら、サーバーパンク!アクセス不能!

なんてことにもなりかねません・・・。

そんな時に、増えたぶんだけ道を増やすことができたらいいですよね。

そんなことができるのがネットワーキングの機能です。

わかったかな~?😅

・AWS:Amazon VPC (Virtual Private Cloud)
・Azure:AVN (Azure Virtual Network)
・GC:VPC (Virtual Private Cloud)

特徴

それぞれ自社のサービスとの親和性の高さを売りにしていたり、各社サービスに強みをもってたりしますね。

・AWS:
 最も有名でサービスの多いクラウドサービス。
 幅広いサービスを多様な地域で展開。
 世界でトップシェア。
 認定エンジニアも多数いて、お願いできる会社も多い。
・Azure:
 Microsoft提供なので、Microsoft製品との親和性が高い。
 オンプレ環境とクラウド環境の両方に対応しているため、
 小規模~大規模まで柔軟に対応可能。
・GC:
 機械学習や音声認識などのサービスに強みを持つ。
 Google提供なので、Googleサービスとの親和性が高い。

まとめ

今回は少し趣向を変えて、世界の三大クラウドサービスについてお話しました。

クラウドサービスといえば、AWS!

という感じになりがちですが、Microsoft や Google も頑張っているのが現状です。

それぞれに自社サービスとの連携や、特定サービス(機械学習など)に強みを持っています。

個人レベルではなかなか使うことは無いかもしれませんが、あなたが使っているサービスも実は裏では AWS で動いていたり、Azure で動いていたりするのです。

自分でサーバーを準備する必要もなく、簡単にスケールアップすることのできるこれらのサービスはすごい使い勝手がよく、もう離れられません。

しかし、少し前にもありましたが、クラウドサービスそのものに障害が発生した場合は・・・

世界中のサービスが停止!!

といったことにもなりますので、注意が必要ですね💦

ではでは、今日はこのあたりで。

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