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本当はね、明るくて誰にも分けへだてなく話す子供だったんだ。

そんな幼少期の私に起こった、一つの出来事の話。

こんにちは。宮城です。
今回は、友達と小さい頃の話をしていて「小さい頃は明るくフレンドリーだったのにどこで変わったんだろうか」と思い返すことがあったので書き出してみたいと思います。

ピッカピカの一年生

小学一年生。はじめての一人登校。
初めてのことにドキドキ緊張しつつも、ワクワクしながら登校したことをすごく覚えています。

そして、もう1つ衝撃的な出来事が起きたことも覚えています。

それは、登校中に”ランドセル挨拶事件”が起きたことです。

ランドセル挨拶事件

事の発端は朝の登校中でした。

人とは違うものがいい、人と被るのは嫌だと思っていた私は、紫色のランドセルを親に買ってもらい背負って登校していました。

今でこそカラフルなランドセルが世の中に多く広まるようになりましたが、
私が小学生の時はカラフルなランドセルを持っている人がまだまだ少ない時代でした。

人とは違う、一人だけ違うという事実に、優越感と寂しさという相反する感情を持ち合わせながら登校していたのですが、そんな中衝撃的な出会いを果たしたのです。

共通点があると強烈に親しみを持ちやすくなる

紫色のランドセルを背負い登校している私の目の前に、
もう一人、紫色のランドセルを背負って登校している女子を発見したのです!!!

優越感を感じながらも一人だけ違うという事実に寂しさを感じていた私は、
”紫色のランドセルを背負っている”というたった一つの共通点だけですごく親近感がわいたのです。

親近感がわいた私は、あまりの嬉しさにこう声をかけました。

「おはよう!」

と。

初めての経験

同じ紫色のランドセルを背負った女子に声をかけた私の頭の中には、共通点がある=仲間 という方程式が出来上がっていました。
そして、仲間からは無条件で返事が返ってくるものだと思っていました。

だけど、私の予想と反して返事が返ってこないという事実が目の前にあり、さらには「(誰こいつ…?)」という表情をしていたのです。

そこで初めて、共通点が一つあるだけですぐ仲良くなることはないんだということを知りました。

そこから私は人と関係性を築きあげることの大切さ、人の表情を見て空気を読むということを学びました。


長くなってきたので、そこからどういう人になっていったのかはまた次の記事で書いていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
では、よい1日を。

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