海外で日本酒の人気が高まってきているらしい。「日本酒ブーム」の予兆
海外で日本酒の人気が高まってきているらしい。
2012年から2022年までの10年間で年間輸出量は1400万リットルから約3600万リットルまで増加している。
アメリカへの輸出も400万リットルから900万リットル程度まで増加しており、「日本酒ブーム」が世界的に起こりつつあると言えるだろう。
一方日本では、比較的年齢層が高めの人が好んで日本酒を飲むため、若者には浸透していない。したがって、日本では日本酒の需要は高級酒をのぞき、年々下がりつつあるのだ。
この「日本酒ブーム」の勢いから日本酒ブランドとして有名な「獺祭」はニューヨークにて、「ダッサイ•ブルー」の製造拠点を建設中だ。
他にもあのドンペリで有名なシャンパンのカリスマと呼ばれるリチャード•ジェフロワも日本酒に惚れこみ、2020年に「IWA」という酒蔵を建設した。そして、2022年からニューヨークとカリフォルニアで販売を開始している。
このように世界的に人気が高まっている日本酒だが、残念なことに日本での人気はあまりない。
しかし、高級酒の人気は横ばいということから考えると、日本酒の味わいを楽しむためにはある程度の価格のものを買う必要があると推測できる。
安くて飲みにくい日本酒が淘汰されていっているのでは無いだろうか。
もし、今後海外で日本酒の人気が爆発がした場合、比較的リーズナブルかつ高品質な日本酒が逆輸入されれば再び日本でも日本酒の人気が復活するのではないだろうか。
また、新型コロナウイルスによるパンデミックが明け、海外の観光客が日本に来るようになると推測できるので、日本酒と和食のお店のブームが日本で起こる可能性も考えられる。
私自身はあまり日本酒を飲んだことがないので、これを機に少しずつ日本酒の繊細な味わいを楽しめるように挑戦していこうかと思う。
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