「君たちはどう生きるか」を読みました
苦しみや辛さは自分が正常な状態にないことのサインである。そして、争い事や人に嫌われることは、辛い上に苦しい。
つまり、調和と助け合いこそが正常な状態であり、その状態にないから争ったり、嫌われたりすると苦しいのだ。
困っている人を助けるか迷って声をかけそびれると、罪悪感を感じるのは、助け合いが正常な状態であるからだ。これはコペル君が友達との約束を破ったことやコペル君の母親の経験からも明らかだ。
コペル君が友達との約束を破って落ち込んでいるとき、母親は「その時、その時に自分の