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日本の空き家が海外からの移住者には魅力的であるということ

現在日本は少子高齢化によって人口が減少し続けている。しかし、東京一極集中は進行しており、東京は人口が増加しているという状況だ。

そうなると当然、東京以外の地域、もっと言えば首都圏かつ東名阪などからも遠い地域、いわゆる「地方」と呼ばれる地域からは人がいなくなり、家屋が残っていくことになる。

このことから現在地方の空き家が増えており、その空き家が海外からの移住者の目に止まっているのだ。

日本人は海外と比べると中古物件に対するネガティヴイメージが強く、伝統的な日本家屋が破格の値段で売られているということも多いらしい。外国人からみた日本には我々、日本人が見落としている価値や魅力が存在しているのだ。

しかし、新型コロナウイルスによるパンデミックから地方への移住というニーズが日本国内でも高まりつつあることもまた事実として存在している。

日本人は物に魂が宿るという考え方が根底にある方も多いゆえに、中古物件に対して億劫になっているのかもしれない。しかし、改めて考えてみると大抵の賃貸には前の居住者がいたのだ。

そして、考え方を変えれば同じものを長く使うということに美学を見出すこともできる。実際こういった考え方が存在するために誰も住んでいない古式の家屋を自治体が保存しているやんてことも起こるのだ。

であるなら、我々はもっと伝統に誇りを持って、地方の中古物件に住むべきなのではないだろうか。

我々日本人は日本という国がもつ豊かな資産の価値にまだまだ気づけていないのかもしれない。


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