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#11 言葉を友人に持つ

こんにちは!
中井ダイスケです。

8月も終わり9月に突入しましたね。
昨年同様、夏らしいことは何もせずに
すっかり秋の匂いが感じられる季節になりました。

noteに書いてみたいネタがいくつか出てきたので、
また定期的に載せていきたいと思います。
拙い文章力ですが、読んでもらえると嬉しいです。

ポジティブとは?

「自分の性格を一言で表すと何ですか?」

たまに聞かれる、回答が難しい質問の一つだ。

そんな時私は自分のことを、「ポジティブです!」と言い表すことが多かった。
暗い空気が嫌手なので、少しでも明るい空気を作りたくて、
楽観的な発言やジョークを言うようにしているので、ポジティブだと。

でも、自分で言っておきながらしっくりきていなくて。
本当に俺ってポジティブなのか?

ポジティブって何だろう、と考えてみることにした。

結果、
ポジティブは性格ではなく、状態だ。ということに気づいた。

日々、疲れては寝る、、、を繰り返すだけでは、誰だって心の免疫力が落ちてくる。
コロナという人類の大敵が蔓延る現在においては尚更、心の健康を保つのが難しい。

私も、コロナ禍で在宅勤務生活になり、転職したばかりのタイミングで不安もあったのか、体調が優れない日々が続いた。
とてもじゃないけど、自分はポジティブだ、と言えないくらい。

性格上相手を不安にさせたくないので、時にはポジティブなふり、平気なふりをしていたが。。

生活が荒れた状態で、ポジティブに暮らすのはとても難しい。
それなのに、生きていると3歩進んで4歩下がることがしょっちゅうある。

でも、極力ポジティブな状態を保ちたい。
どうすれば良いのか?
悩む日々は続いたが、自分なりの答えが意外と近くに転がっていた事に気づく。

心の健康を保つ術

自分はどのように心の健康を保っていたかというと、
『ノートに言葉を書く』
という行動だった。

ノートに気になった言葉を書く、そしてその言葉に日々癒してもらう。

大学生時代から、必要とされなくてもやっていたのが、ノートに言葉を書くことだった。
社会人になってからは、そこにラジオを聴くことが加わった。
ラジオは耳元で勝手に喋ってくれるし、聴き逃しても罪悪感がない。
あまり人には教えていないけど(というか、ラジオ好きの人にあまり出会っていない・・・)、好きな番組にチャンネルを合わせ、イヤホンをするだけで安心する。

飲食店で薄い壁を挟んだ隣に有名人がいて、その会話を盗み聴きしているような気になって、妙にワクワクする。

パーソナリティの話から印象的だった話・言葉を勝手に文字起こしする習慣がつき、
友人との会話も、いいなと思ったら後で書き留めるようになった。
それを読み返すのも好きだ。

思えば学生の頃から、人の話や面白い出来事を無意識の内に拾い集めていた。
人のためじゃなく、自分が書かずにはいられないから書いていた。
ブラスバンド部部長、管弦楽団団長として、日々成長が求められていた環境がその行動の源泉だと思う。
刺激的な人との出会いが多かったことも理由だと思う。
いつまでも自分らしくいるために、自分を高める学びの場、なんだと思う。

部屋に新しい新鮮な風を取り入れるように、新しい価値観を取り入れると、
目には見えないものが整っていくのだ。
サウナの整うと同じ快感を感じているのだと思う(自分はサウナで汗を流すのは好きだけど、水風呂は心臓にくるから苦手ですが・・)。

人生を豊かにする一つのアイデア

生活における全ての選択基準は、
「他人の目にどう映るか」ではなく
「自分が幸せになれるか」で見るように心掛け始めた。

そうすることで心の余裕が生まれて、諦めかけた希望が見えてくる。
うまくいかなくても、まぁそんな日もあるよね、と自分に寛大になれるし、
人にも優しくなれる。
高価なものを身にまとわなくても、ささやかな知的好奇心の積み重ねで「豊か」になれる。

まぁ、それができていないことの方が日々多いのですが、忘れたくない心掛けです。
同じような悩み・モヤモヤを抱えている方がいれば、
一つのアイデアとして受け止めて、試してみて欲しい。

今でも自分のノートの中ではたくさんの言葉が輝いている。
癒やしを与える言葉、時にグサッと刺さりすぎる取り扱い注意な言葉達に、
何度も救われてきた。

今後は自分のためだけでなく、人のために。
ノートの中身をおすそ分けすることで、誰かの心の薬になって欲しい。
noteはそんな使い方をしていきたいと、改めて思った。

言葉のサイズ、形、温度に気をつけながら。

nakadai/2021.09.12

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