二塁打隊長

横浜DeNAベイスターズ、FC町田ゼルビア

二塁打隊長

横浜DeNAベイスターズ、FC町田ゼルビア

最近の記事

忌まわしきピンクのベース ベイスターズ、憂鬱の母の日

 昨日は7点差をひっくり返す大逆転勝利を見せた横浜DeNAベイスターズだが、きょうは1年に1度の鬼門、どうしても克服したい、呪われた日曜日である。  そう、「母の日」だ。  母の日は5月の第2日曜日、これはアメリカで1914年に制定されたもので、ちょうど110年の歴史がある。  本来おめでたい日であるべき母の日。NPBでは「すべてのお母さんへ『ありがとう』を伝えます」を合言葉に、1軍全6試合で以下の取り組みを実施する。 ①ビジョンにて選手による「お母さん、ありがとう!」

    • 連敗にあえぐプロ野球ファンへ送る対処法

       応援しているベイスターズ、今日は中日に1対11の大敗である。3連戦の1つ目でコレだと、あと2試合はどーなるのか、考えるだけで憂鬱になる。  名古屋の3試合の後は、もっと苦手にしている広島カープとの3連戦、これもアウェイの戦いだ。  たいてい、アウェイは不利である。まさに地の利だ。思いつくだけでも、マウンドの傾斜が合わない、天然芝は人工芝と違う、風向きや太陽の角度が違う、クッションボールの跳ね方が違う…  選手が頑張れば頑張るほど、連敗というアリジゴクに飲み込まれるような。そ

      • ハマスタ、この穏やかな世界(3/30 DB 6-1 C)

         土曜日の晴れたハマスタ、開幕2戦目。  昨シーズン最終戦以来、久しぶりに友人に会う。ハマスタでしか会わない、ベイファンどうしの関係性。  どうもどうも…  友人は開幕も観戦に来たかったけど、多忙につきダメだったらしい。    こんなにストレスのない観戦は、なかなか無いですよね、という話になった。  相手の先発が3球投げただけで、度会への頭部危険球により退場になり、強制的にぶっつけブルペンデー、あっという間にベイが4点取った。  その上、そのルーキー度会が死球もものかわ、ミ

        • 新たな旅が、いま始まる(3/29 DB 4-3 C 開幕戦)

           スコアボードに並ぶ選手名。  ホーム側のいちばん上、昨年までなかった文字列に強烈な違和感がある。    9 度 会    「一番打者 ライト度会(わたらい)隆輝」ということだが、    「9度(ど)会う」   とも読める。  これから9度、度会のおかげですばらしい瞬間に出会えるのかもしれない、としておこう。  カイシャを早引けして、ギリギリ開幕戦のプレイボールに間に合わせたのは、「ハマの一番星」が実戦でどうなるのか見てみたいという好奇心だ。  度会の初打席はブンブン振って

        忌まわしきピンクのベース ベイスターズ、憂鬱の母の日

          ヤジまみれベイスターズ、はや終戦なのか?(2023.8.4 Fri 一球速報観戦)

           カイシャを出て駅まで歩いた。  ここから横浜スタジアムまで行くか、どうか。試合のチケットはあるけど、どうしようか。  スタジアムに行く気がしない。  阪神との3連戦、ここでベイスターズが優勝戦線から脱落するかどうかが決まると思う。  2敗、もしくは1敗1分ならば、7ゲーム差がつく。1週間・6試合でゲーム差1つ減らすとして、残り40試合で7ゲーム差のリカバリーは無理、よってベイスターズの優勝は無し。  この3連戦は、少なくとも2勝以上で5ゲーム差にすることがノルマだろう。

          ヤジまみれベイスターズ、はや終戦なのか?(2023.8.4 Fri 一球速報観戦)

          ホークスの災い転じて、祭りと握手(2023.7.30 Sun H6x-5M)

          「あんだこのタコ」  隣の客は、くちが悪い。  ホークスの打者が凡退するたびに悪罵が出る。  三振でチェンジだと、席を立ちしな「バカ、コンにゃろ」…  刈り込んだ髪、浅黒い顔が某芸人に似ている。  7月30日、PayPayドームのレフトスタンド、対マリーンズ戦。  隣席の観客の良し悪しは、スポーツ観戦の心象を大きく左右する部分だが、芸人氏はなかなかに悪いほうへ属する。  特にリチャードが打席に立つと、悪罵が増える。 「あいつ、071(ゼロナナイチ)だってよ。もう応援しても仕

          ホークスの災い転じて、祭りと握手(2023.7.30 Sun H6x-5M)

          脇役・関根大気あっての牧秀悟(2023.6.18 Sun 横浜DeNA 6-1 千葉ロッテ)

           前の晩は寝られなかった。  ベイスターズにとって初の交流戦優勝のためには、読売などの結果次第とはいえ、日曜・月曜の連勝が必要な情勢だった。  しかし、この日曜の千葉ロッテ戦の先発は佐々木朗希。日本屈指の投手を相手に勝たないといけないプレッシャーは相当なもので、単なる観客の私もまた、寝られないような緊張感に襲われていた。  しかし、終わってみれば今シーズン一番の完勝であった。  殊勲は四番・牧秀悟。牧は4安打2打点の活躍で佐々木を攻略、さらに五番・宮﨑敏郎が6回ウラにライト

          脇役・関根大気あっての牧秀悟(2023.6.18 Sun 横浜DeNA 6-1 千葉ロッテ)

          逆転は茫然の母(2023.6.4 Sun 横浜DeNA 5-4 埼玉西武)

          https://twitter.com/ydb_yokohama/status/1665275382738698250?s=46&t=dsMaUeyzqfXq7q70WYN3hg 「なんでもいいから塁に出ろ!」  9回表1アウト、打席は埼玉西武の代打・金子侑司。  レフト側、西武ファンが占めるビジター外野席から怒号のような、あるいは咆哮とも言うべきコールが聞こえた。その迫力は、横浜DeNAのクローザー・山﨑康晃が思わず投球へ向かう動作を停めて、視線をレフトスタンドへ見やるほ

          逆転は茫然の母(2023.6.4 Sun 横浜DeNA 5-4 埼玉西武)