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✓硝子の塔の殺人

▽あらすじ
ミステリー好きの大富豪・神津島太郎は、
長野県北アルプス南部の蝶ヶ岳中腹に
硝子の塔を建てた。
まるで本格ミステリーの舞台になりそうな
円錐状の美しい硝子の塔に招かれたのは
刑事、医師、小説家、料理人、霊能力者など。
そして実際に事件は起こった。
外部との連絡が断たれた、クローズドサークルで
起こる連続殺人事件。
医師、一条遊馬は自称「名探偵」の碧月夜と共に、
謎を解明しようとするが…


▽感想
あらすじだけで読むのわくわくする本!
作者からも作中の登場人物たちからも
ミステリー愛が凄く伝わってくる

この世にはミステリー小説がたくさんあって、
その分トリックなどがある中で
新しいミステリー小説!と紹介されていて
どんなものだろうと楽しみにしていた

それぞれ濃いキャラの会話やメタ的描写もあったりして
新しいなあと思いながら読んでいた

犯人視点から始まるのに
いつしか犯人が探偵になっていたり
殺された人が生きていたり
え、そういう展開!?と思ったら
王道のトリックもでてくる

読み応え抜群で、新しいミステリー小説
しっかり名乗れると思いました
おもしろい!

硝子の塔の殺人/知念実希人/実業之日本社

↳試し読みがありますので、ぜひ

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