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オタクです 創作物への愛を叫びます (アイコンは模写自作)

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最近の記事

『君たちはどう生きるか』ネタバレ感想文

これは本当にただの感想文で。 わたし個人がどう感じてどんなことを思ったかを綴っていくだけの感想文だ。 考察でも読み解きでもない。正解も欲しない。 初見の感想を思いつくままに書いていく。 事前情報ゼロで浴びれる喜び 事前情報ゼロで、宮崎監督(この映画では「宮﨑」になったが、他作品など全体の話もするのでこれまでの漢字を使う)の新作が観れる。しかも、おそらくは最後の長編アニメーション映画を。こんな贅沢なことがあるだろうか。 誰かのコメントや予測や、小出しにされて期待値を上げた

    • 『犬王』についてのネタバレ愚痴感想

      映画『犬王』についての愚痴感想です。 なので、好きな人や反対意見も読んでみたい人以外は読まないでください。 まず、湯浅監督については『映像研』は大好きだけど他は合わないと感じてる。 けど見るべき監督だなと思ってるし、犬王のモチーフは好みだしアヴちゃんも森山未來もファンなので元々配信で見ようと決めていた。 映画公開時に観た似た感覚の友人の評がどれも「あぁ、合わないタイプの湯浅監督作品だな」と感じるものだったからだ。 けど、今までは合わないからと何か言いたくなることもなかった。

      • アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』感想

        『ダンス・ダンス・ダンスール』 2022年4月に放送開始されたこのアニメ、絶対ハマるだろうととっておいたのですが、ようやく見始めたら2日で一気に全11話見てしまいました。 おもしろい!!! スポ根ではないけれど、構造がスポ根である王道バトル少女漫画のレジェンド『ガラスの仮面』などと少し比較しながら書いていこうと思います。 王道スポ根漫画だ!いや、王道スポ根少女漫画だ。 『ガラスの仮面』や『SLAM DUNK』、『ハイキュー』のような読みはじめたら止まれない中毒性がそこに

        • ジョシュ・ラニヨン『アドリアン・イングリッシュ』シリーズ感想

          あまりにもおもしろく、あまりにも痛い。 読後しばらくたっても、胸の痛みがひかずに呆然とし続け。 朝起きたとき、とても悲しい出来事があったかのような心持ちになっていた。 読書という体験で、こんな風になってしまうのはそんなにない。 思い出せるのは、意を決して読んだ萩尾望都『残酷な神が支配する』以来だ。 意を決したのにダメだった。意を決したことなんてすっからかんに忘れてしまった。神の賜いし作品は読んだ者の人生を変えてしまう。 しかしながら、それくらいの衝撃を、人生を変えてしま

        『君たちはどう生きるか』ネタバレ感想文

        • 『犬王』についてのネタバレ愚痴感想

        • アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』感想

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          書き殴り『シン・プロフェッショナル 仕事の流儀 - 庵野秀明』感想

          (一応書いておきますけどシンエヴァ&パンフ内容ネタバレが当たり前に含まれます) また書き殴り。 楽しかった。 あぁすんごい楽しかったよプロフェッショナル。 感動してるんですけど、終始爆笑していました。 創作の現場は天地創造、人間同士のハレーション、ガチンコ勝負、ぶつかり合い。 カラーの、元ガイナックス関係者の、エヴァに関わるすべての製作者のそれを見せてもらえて、とことん楽しかった。 初っ端からNHK側の後悔フレーズから始まるの、なんていい番組。 「この男に、安易に手を出

          書き殴り『シン・プロフェッショナル 仕事の流儀 - 庵野秀明』感想

          すべての『エヴァンゲリオン』ネタバレ感想

          前の記事で映画『シン・エヴァンゲリオン』について書き殴った。 おかげさまで幾人かの方にスキも押してもらえて光栄だし、うれしいです。 エヴァファンっていいな。 最後のエヴァに思いっきり揺さぶられましたね、お互い。 脳内にはあれの何万倍もの感想と感情がまだまだある。書いても書いても書ききれないだろうけど、言語化するのは本当に心身にとても良いのだ。 教育学でも心理学でも、自分の思いや感情を端的に吐き出せないことはあらゆる不調を呼ぶという。 なんて。 嘘じゃないけど、そんな風にもっ

          すべての『エヴァンゲリオン』ネタバレ感想

          書き殴り『シン・エヴァンゲリオン』ネタバレ感想

          これは、巨大感情で26年間リアタイでエヴァンゲリオンしてきた人の書き殴り、映画『シン・エヴァンゲリオン』感想である。 考察でも検証でもない。 むしろ26年分の積み重ねと年齢経過により、いろんな記憶は曖昧模糊としている。 TVシリーズ当初、シンジに近い年齢だったわたしはすっかりと、Qとシンエヴァの14年後のミサトの年齢に近くなり、謎や補完計画云々はもはや考察班に任せて、ひたすら 「もうなんでもいいからシンジくんをしあわせにしてくれ(もちろんみんなも)」 だけを祈るようになり、

          書き殴り『シン・エヴァンゲリオン』ネタバレ感想