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iPadの購入と設定、運用ルールについて

我が家がiPadを購入したのは、上の娘が3歳になる年のことでした。
買ったのは、その年発売されたばかりのiPad Air(第一世代)です。

パスコードについて

2013年発売のiPad Airには、指紋認証機能が付いていないので、操作開始にはパスコードが必要です。

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もともと持ち出しを想定しておらず、家のWi-Fiの下でしか使わないので、1234など簡単な数字にしています。操作する度に入力する事になるので、数字に親しむ機会として好意的に捉えています。

利用制限について

利用にあたっては、一応、ペアレンタルコントロール(利用制限)をかけていますが、掛けている制限としては、

iTunes StoreやApp Storeなど購入系の操作が出来ないようにする

ぐらいです。
※ペアレンタルコントロールの設定については、iOSのバージョンアップの度に変わるため、ここでは割愛します。

iPadでの動画閲覧について

よくYoutubeの閲覧制限の話になるのですが、我が家ではiPadにはYoutubeアプリは入っていません。これはYoutubeを見せないという事ではなく、視力への考慮から、小さい画面で動画を見せないためにAppleTVを使って、iPhoneからテレビに転送して観るという運用にしているからです。

※使い古しのiPhoneをリモコン代わりにしたAppleTVでのYouTube閲覧環境整備については、以下の記事にて解説しています。

iPadの利用に関しては、視力への影響が懸念されていますが、我が家では動画以外であれば基本OKのスタンスをとっており、学習系アプリ以外にもゲームアプリ、Google検索アプリなどもインストールしています。
※インストールアプリのレビューについては、以下の記事を参照ください。

端末設定時のポイント

子ども用の環境を整備する上でのポイントは、

子ども用のメールアドレスを一つ取得する

ということです。
AppleのiCloudメールやGoogleのGmailなどで取得しておくと、大人と混在せずに子ども向けの環境を整備でき、後々家族内電話や家族内メッセージの環境を整備する上でも有用です。

制限するより触らせる方が大変

2013年に購入したiPad Airは5年以上たった今でも現役です。
各アプリの反応は別途記載するとして、タブレットと子供との関係性においては、

心配しなくても子どもは飽きるのが早い

という事です。
親御さんの中には

「動画ばかり見ていたらどうしよう」
「ゲームばかりしていて目が悪くなったらどうしよう」

とご心配の方もいらっしゃると思いますが、確かに渡してすぐは夢中になってやるため不安になりますが、どんなアプリも1ヶ月以内には飽きがきます。むしろ1ヶ月も持てば優秀で、大概1週間くらいで飽きてしまいます。

むしろiPadをやらせるために動機付ける方が大変です。

iPadの利用管理法(課題・開放・報酬)

それでも集中力が高いお子さんなどに対して、iPadばかりやっていて心配という部分はあると思います。我が家では、これに限らず、子どもの行動コントロールの手法として、「課題」「開放」「報酬」を使い分けています。

よくあるコントロール手法として、「TVは1時間だけ」「iPadは学習系だけ」と言った制約を付けるケースがありますが、これだと親から与えられたものだけをやらされるという意識が強く、自分から手に入れようと努力する事を諦めてしまったり、反対に、与えられないものを手に入れたいという反動が強まり、お友達の家で手放さなくなるなど、想定外のところで執着を発揮してしまうケースがあります。

ですので、我が家では、子ども執着度合いに応じて課題設定をするという運用をしています。(ここについては、また別記事にて詳しく記載しますが、全体の運用設計部分を端折って説明すると、)例えば、

・iPadのゲーム系アプリ(子どもがやりたい) 
 →課題:音読ドリルを終わらせたら触って良い
・iPadのゲーム系以外のアプリ
 →開放:いつでも触れる
・iPadの学習系アプリ(親がやらせたい)
 →報酬:いつでも触れる+特定条件をクリアするとスタンプ(集めたら報酬あり)

といった形で子ども執着度合いに応じて、レベルを設定し、課題をクリアした上で触る分には、あまり利用を制限せず、子どもが満足するまで触らせてあげるようにしています。そうする事で「親から与えらえる」という受動的な関係ではなく「自ら手に入れる」という能動的な関係をつくることが出来ます。

ここでの運用ポイントは、

子ども執着度合いを見極めて随時レベル感を調整する

ということです。
学習系アプリに最初から執着があるうちは、そちらに課題設定しても良いですし、ゲーム系アプリに飽きてきたら課題を解除しても良いです。

一度作ったルールをそのままにせず、
子ども執着度合いをよく観察しながら「課題」「開放」「報酬」を使い分ける

これこそが運用における最大のポイントと考えています。


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