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《14》190518,19:インタビュー

くもり

この日のことは本格的に思い出せないので、写真を見ながらそれによって思い出したことで断片的に振り返る。

この日は高木と一緒に暮らしている船木ちゃんが同行してくれた。


・高校生と中学生の姉妹にインタビュー。

妹ちゃんが「警察官になりたい」と言っていたのが印象的だった。

沖島に警察はいない。派出所もない。

それなのに警察官に憧れるのが不思議だったし、若い子にとっては離島であることはただ住んでいる場所が特殊というだけのことなのかもしれないと思った。 

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・時間があったのでフラッとお散歩。

小学校前の原っぱで猫の爪研ぎの場所を見つける。

漁網が干してあるのを見て一年経ったな〜としみじみ。

釣り人が多かった。

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・漁師さんたちとの飲み会

帰ってご飯を食べるかと宿泊場所に戻る途中にどこからか声をかけられ、民家の縁側からだと気がつく。

会合の後の打ち上げで飲み会をしているから寄っていかないか、とのことだった。

断る理由もないので入れてもらった。

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焼きそばとお寿司を食べ、途中で猪肉を出してくれた。

漁師さんたち5〜6 人と飲んでいた。飲み会の時はいつもだが、下ネタがひどい。もはやセクハラの域。

自分のお父さんと変わらないくらいの年の人と下ネタを交えて話すのは面白すぎる。

何の気なしにこの間のつうせんの事故の話をすると和やかな空気は一変し険しい顔になって、聞かんでくれと言われてしまった。

地雷だった。

沖島では横のつながりが強いらしい。

そして同級生のことをツレと呼び、死ぬまで仲良くするらしい。

幼なじみとも疎遠になってしまっている私からすると少し羨ましささえある。

つうせんの事故はツレに起こった悲しい出来事だからなのだろう。

これが「ともやみ 」かと思った。


・次の日沖島の小学校で週に一回バイトをしているという滋賀県立大の柿くんにインタビュー。

この子は島外者であるが、みずきちゃんの立ち上げたボランティアサークルの2 代目代表を務めており、沖島への移住を考えていた。

島民にも使っている質問シートを使いながら、話していった。

移住はしたいが、沖島で住める予定だった家が島側の都合で借りられなくなり、住めるかどうかが今わからない状況だという。

午後からコミュニティナースの中島さんが、京都の綾部市のコミュニティナースを連れてやってきてくれて全員で1〜2時間くらいお話しした。

帰る時間になり、漁港でつうせんを待っていると小学生らしき子が来て柿くんと戯れて遊んでいた。

慕われてるんだなと思った。

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記憶ってちゃんと思い出さないと消えてしまうんですね。
漁師さんたちの飲み会に関しては
下ネタのひとつひとつ、細部まで覚えています。
下着は何色や!と聞かれて、
答えて欲しかったら自分から言うのが筋でしょう!と答えると、
みんなすぐに自分のパンツを確認していたのが笑えました。
教えるか!!

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