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moyami
2020年8月30日 22:04
昔、初対面の人が瞬時に仲良くなるのは、「嫌いなもの」が同じだった時だとテレビの中の人が言っていた。あの人が嫌いとか、この食べものが嫌いとか。好きなものより、はるかに少ない自分の持つ「嫌いなもの」。その小さな世界での「共感」が距離を2人の縮めるというのはなんとなくわかる気がする。それでも、私は、違う「好きなもの」に、惹かれる。誰かの「好き」を覗けばそこにはまだ見ぬ新しい空間が広がっている。そ
2020年8月17日 01:19
今の自分にも、目の前に広がる光景も、この感情も、もう、二度と会えないのだろうと思った。普通ではなかった。何もかも、当たり前などそこには存在していなかった。けれども、「同じように」時間を過ごすことには長けていた。それは、時には残虐的で、「もっと」と思う頃には、終わりが始まった。そして、また一人になった。独りについて客観的に語る時は、気持ち悪く独裁的だ。独りを望んでいる