「ファーストスラムダンク」復活上映、観たよ。
バスケ🏀ファンであり、原作漫画を全巻所有している自分が、とうとう映画「ファーストスラムダンク」を観てきました。
感想を書こうと思います。
※ネタバレあります。お気をつけくださいまし。
はい、原作ファンとしては主人公が桜木花道じゃないという噂を耳にした時から、う〜んと悩んでいたのです。
まあ原作者の井上雄彦氏が脚本を書いているのだから勝手な改変ではないと分かっているけど、少年ジャンプで毎週楽しみに読んでいた世代としては、(大袈裟だけど)自分と「スラムダンク」との歴史も大事にしたい、という気持ちもあったのです。
だから評判は聞こえてきてたけど、あえてそっぽを向いてました。
でも無性に映画館で映画が観たくなって、その日のラインナップを調べたら、「ファーストスラムダンク」がやってるじゃないか!
これはもう何かの思し召しだと感じ、観に行くことと相成りましたんで〜ございます。
***
で、どうだったか?
ひとことで言うと、かっこいい!
ただ面白いかと問われると、うーむ🤔という感じ。
やはり「スラムダンク」は桜木花道の物語だから、今回宮城リョータを主役に据えてるのには違和感を覚えた。
さらに、その宮城リョータの人生背景(それがまたベタなんだよなあ)を結構なボリュームで描くから、バスケ作品としての良さが薄くなった。
スラムダンクの魅力って、そういう人物背景を余り描かないところだと思ってたから、スポーツ作品としてのエッジが丸くなっちゃったなと。
まあでもこれは好みの問題かもしれません。
オープニング曲がかかるところはめちゃくちゃカッコよかったし、全体的に音楽はよかった。
あと、バスケファンからすると三井のシュートモーションがほんときれいで、漫画読んでた時に思い描いていたのと同じだったんですよね。そこのシンクロは「井上先生ー」って叫びたくなりました。叫ばなかったけど。
まあ自分の思い入れが強すぎるのかもしれません。
今作を観てバスケやる人は確実に増えるだろうから、「スラムダンク」のバスケ界に対する貢献度は計り知れない。
将来の代表選手で「今作を観てバスケ始めた」って人は必ず出てくると思う。
ただ自分としては、「スラムダンク」じゃない(バスケ)作品でもよかったのでは、なんて考えてしまった次第でございます。
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