知らなかった動物保護の事実。映画「犬部!」を観て考えさせられたこと。
映画チア部の(かず)です。
今年の夏休みは観たい映画がたくさんあって楽しみですね。
そして今回はこの夏注目の映画の一つである「犬部!」について記事を書きます。
ストーリー
青森県十和田市の大学で獣医の勉強をしている花井颯太は、日頃からアパートで保護犬と生活していました。そんな中、同じ大学の同級生の柴崎涼介、後輩の佐備川よしみ、同じ大学の秋田智彦と動物を保護する目的で「犬部」を作ります。その後、16年後に都内で動物病院を開業していた颯太は、治療費を払えない人に無料で動物の治療を行うなど、相変わらず動物を助けるために働いていました。そんな中、ある女性からの依頼で元ペットショップの犬を大量に保護しようとしますが、警察沙汰に巻き込まれてしまいます。
犬部とは?
モデルとなったのは、北里大学獣医学部に実在したサークルです。犬や猫を保護し、飼い主を探す活動が目的で、当初は北里大学の太田快作(おおた かいさく)さんを中心に結成されました。
(公式サイト「犬部!」より)
注目ポイント① 動物保護の現実
映画では研究で使われる犬や、ペットショップの閉店後の動物の行方、捨て犬の行方、動物愛護センターの様子、これらの現実をリアルに描いています。これらのことは、映画を通して目の当たりにします。動物の殺処分については、どうしようもないように思えるかもしれません。でも、こういった問題に対し、僕たちが本当にやらなければならないことを犬部が教えてくれます。
注目ポイント② ドックフードの味が気になる
颯太がドックフードを食べるシーンが何度も出てきます。なので、映画を観ながら「ドックフードを食べても大丈夫なのかな?」と気になってしまいました。そして、食べられるのであれば味が気になってきました。試してみる価値はあるかもしれません。
注目ポイント③ 動物を引き取りたくなる
映画で犬部は、世の中から動物の殺処分をゼロにすることを目標に奮闘します。その中には、動物と飼い主との葛藤など様々なシーンが出てきます。そのせいか、動物を引き取りたくなりました。たしかに、保護された動物は、精神的にどこか不安を抱えていて、ペットとして飼うことは難しいかもしれません。でも、現実を突き付けられたことによって、「このままでいいのだろうか」という気持ちにさせられました。少なくとも僕は次ペットを飼う時に引き取ることを選択すると思います。
犬部の活動が映画化されたことで、保護される動物の問題について考える人が増えるような気がします。そんな期待をさせてくれる映画だと思います。
みなさんも、7月22日から全国で公開される「犬部!」を是非劇場でご覧下さい。
■クレジット
出演:林 遣都 中川大志
大原櫻子 浅香航大 / 田辺桃子 安藤玉恵 しゅはまはるみ 坂東龍汰
田中麗奈/酒向 芳 螢 雪次朗 岩松 了
監督:篠原哲雄
脚本:山田あかね
原案:片野ゆか「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ社刊)
主題歌:「ライフスコール」Novelbright(UNIVERSAL SIGMA / ZEST)
配給:KADOKAWA
■コピーライト
(C)2021『犬部!』製作委員会
■公開日
2021年7月22日(木・祝)全国ロードショー
■公開劇場
大阪:TOHOシネマズ梅田
京都:TOHOシネマズ二条
兵庫:OSシネマズミント神戸
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