#映画の街・神戸 vol.2「神戸フィルムオフィスって何??」
こんにちは!
映画チア部 神戸本部の(てつ)こと、大矢 哲紀です!
突然ですが、皆さんは、「神戸フィルムオフィス」という団体を知っていますか??
こちらの団体は、映画制作をする人々に、神戸の名所を紹介、エキストラの募集や撮影の許可などを行う地域のサポート団体。
近年、様々な作品が神戸ロケを行い、美しい街の景色が映画やTVなどで紹介されていますが、これらの裏には「神戸フィルムオフィス」さんの多大な尽力があるのです!
画像:神戸フィルムオフィスさんによる広報素材・記念誌など(個人所有)
ちなみに、神戸で生まれ育った僕自身も、こちらの団体のおかげで、様々な神戸ロケ作品の試写会に参加させていただいたり、家族ぐるみでエキストラとして映画撮影に参加させていただいたりと、大変お世話になっております。(いつも、本当にありがとうございます。泣)
そして、2000年に発足された、こちらの団体は、なんと今年で20年目に突入!!
記念すべき20周年イヤーということで、この9月には、神戸の各地の映画館で、懐かしの支援作品がイベント上映されることが決定!
しかも、鑑賞料金一律500円、入場者には「シネマノート」(非売品)の進呈あり、さらには、監督によるコメントや舞台挨拶など、超太っ腹仕様!!
今回は、そんな作品の数々を、映画チア部の感想、上映劇場とともにご紹介!
ぜひ、こちらの記事を読んで、貴重なイベントに足を運んでみてください!!
『繕い裁つ人』
出典:https://eiga.com/movie/80044/photo/
あらすじ:
神戸の山手にある「南洋裁店」で服を仕立てる二代目店主・市江。昔からの常連客でにぎわうこのお店に、洋服のブランド化を勧めるデパート職員・藤井がやってきた。職人気質で伝統を重んじる性格から、全く頼みを聞き入れない彼女。しかし、藤井にも確固たる信念があり……。
感想:
開始直後から大丸神戸店が登場。ファッションの街とも言われる神戸を舞台に、素敵な洋服やオシャレなお店、おいしそうなスイーツが印象に残る一作。当時・中学2年生の永野芽郁さんや杉咲花さんなど、若手俳優陣の活躍にも注目してほしいです。(てつ)
ロケ地:旧グッゲンハイム邸、大丸神戸店、御影山手など。
[上映劇場]※終了いたしました
神戸アートビレッジセンター 9月6日 14:30~
(上映終了後、三島有紀子監督によるトークセッションあり。)
[配信情報]
U-NEXT
Hulu
『オオカミ少女と黒王子』
出典:https://eiga.com/movie/82939/photo/
あらすじ:
恋愛経験ゼロだが架空の彼氏との話をする"オオカミ少女"の篠原エリカと、彼氏のフリをする代わりにエリカに絶対服従を強いるドSな"黒王子"佐田恭也。2人が繰り広げる恋の駆け引きを描く。
感想:
映画の後半では、神戸市民にはお馴染みの場所ばかり出てきます!「ここ山崎賢人と吉沢亮が息してた神聖なる場所やで」と今日から自慢できること間違いなしです。ぜひこの機会にご覧ください!!(ほの)
ロケ地:南京町、人と防災未来センター、神戸市立王子動物園など。
[上映劇場]※終了いたしました
OSシネマズ神戸ハーバーランド 9月12日 14:30~
(上映前に廣木隆一監督による特別メッセージあり。)
『リターナー』
出典:https://eiga.com/movie/76027/gallery/
あらすじ:
宇宙人に侵略された地球を救うため、未来からやってきた少女ミリと、闇金を奪還し依頼主に戻す「リターナー」のミヤモトが手を組み、戦いを繰り広げるアクションムービー。
感想:
とにかく、この作品はVFXが多用されたアクションシーンが迫力満点です!
次々と出てくるミリの武器に驚かされ、それらを上手く活用し、多くの敵に立ち向かっていく2人にとても興奮しました。映画館で観れば、アドレナリンが出まくること間違いなしです!(まっぴぃ)
ロケ地:しおさい公園、ポートアイランド、新港第4突堤など。
[上映劇場]※終了いたしました
OSシネマズミント神戸 9月13日 14:00~
(上映終了後、山崎貴監督と田中まこ前代表とのトークセッションあり。)
『わが母の記』
出典:https://eiga.com/movie/56018/photo/
あらすじ:
作家・井上靖による自伝的小説の映画化。母に”ある確執”を持った主人公が認知症になり、老いた彼女と暮らした数年間の記録。母役を演じた樹木希林さんは、本作で第36回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を獲得した。
感想:
松竹系の邦画、勝手に敷居が高いと思っていたのですが、え、めちゃくちゃ面白いじゃないですか?!(笑)認知症の母役を演じた樹木希林さんの厄介なのに愛らしい名演、まるで漫才や落語のように、テンポよく繰り広げられる会話の数々。ぜひ、若い人にも観てほしい日本映画の名作です。(てつ)
ロケ地:神戸ポートターミナル、新港第4突堤など。
[上映劇場]※終了いたしました
神戸国際松竹 9月19日 上映時間調整中
(上映前に原田眞人監督より特別メッセージあり。)
『阪急電車 片道15分の奇跡』
出典:https://eiga.com/movie/55680/photo/
あらすじ:
片道たった15分。今もある宝塚駅から西宮市今津駅までを走る阪急今津線を舞台にした心温まるヒューマンドラマ。さまざまな悩みを抱える登場人物達が、偶然乗り合わせた電車の中で互いの人生に影響しあい、少しずつ前を向いていく、小さな奇跡の物語です。
感想:
家族や友達には言えないことも、知らない人には悩みを言えたりしたこと、みなさんにはないですか?偶然同じ電車に居合わせただけの人だからこそ正直に話せる。ヒトとヒトとを繋げる阪急電車に私も乗りたくなりました。見終わった後は、ほっこりと余韻のある映画でした。(にった)
ロケ地:ポートアイランド北公園、ハーバーランド モザイクなど。
[上映劇場]※終了いたしました
パルシネマしんこうえん 9月20日 10:25~
(上映前に三宅喜重監督より特別メッセージあり。)
『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』
出典:https://eiga.com/movie/79227/photo/
あらすじ:
ある日、石神は自宅で殺害された妻の遺体を発見する。そんな中、混乱した彼のもとにかかってきたのは死んだはずの妻からの電話。わけがわからないままでいると、今度は警察を装う男達から追われ、正体不明の女性記者と逃げることに……。2つの記憶とアイデンティティをめぐる石神の壮絶な5日間が幕を開ける。
感想:
正直、期待はしていなかったものの、序盤から目まぐるしく変化する展開にあっという間に飲み込まれました。複雑ながらも破綻なく緻密に練られた脚本に惚れ惚れします。神戸のロケ地も随所に登場。県立美術館のあの階段は真上からのカットで効果的に用いられます。推理ものが好きな人は多分ハマりますよ!(ごみけん)
ロケ地:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス、なぎさ公園、阪神電車・西元町駅など。
[上映劇場]※終了いたしました
109シネマズHAT神戸 9月21日 上映時間調整中
(上映前にキム・ソンス監督より特別メッセージあり。)
『紙の月』
出典:https://eiga.com/movie/79885/photo/
あらすじ :
銀行の契約社員として働く梅沢梨花は、一見何不自由ない生活の中で、夫への空虚感を抱いていた。そんな中、顧客の孫である青年と偶然再開し、関係を持った梨花は、顧客の金に手をつけてしまい.......。
感想 :
まさに最も美しい横領犯。宮沢りえさんが演じる平凡な主婦、そして、彼女が堕ちていく描写の新鮮さとリアルさはこの作品の大きな魅力です。人間の欲の深さと恐ろしさを感じずにはいられません。(あお)
ロケ地:神戸市営地下鉄(西神・山手線)長田駅・名谷駅・西神中央駅・県庁前駅、そごう西神店、そごう西神店、Kamine、旧居留地店、ホテルオークラ神戸、旧居留地内、三宮センターサウス通り、神戸市役所I号館など。
(横浜郊外という舞台設定でありながら違和感なく入り込む地下鉄駅や神戸の街での描写には驚きです。)
[上映劇場]※終了いたしました
シネ・リーブル神戸 9月22日 上映時間調整中
(上映後、吉田大八監督によるオンラインでのトークセッションあり。)
『GO』
出典:https://eiga.com/movie/1406/photo/
あらすじ:
在日韓国人の男子高校生が、恋や友情に傷つき悩みながらも国籍や民族にとらわれない生き方を見出していく物語。本作は第25回日本アカデミー賞では監督賞、脚本賞に輝いた。
感想 :
シリアスなテーマですが、宮藤官九郎さんのユーモアも交えたストーリー構成なので、在日韓国人について知る1つのきっかけとなる映画だと思います!窪塚洋介さん演じる主人公のセリフが、いちいち格好いい!!そのほかの俳優陣も豪華なので、この映画は必見です!(まふ)
ロケ地:神戸市営地下鉄山手線 上沢駅など。
[上映劇場]※終了いたしました
元町映画館 9月26日 14:10~
(上映終了後、行定勲監督と田中まこ元代表によるトークセッションあり。)
以上、全8作品のご紹介でした!
作品によって、様々な風景を映し出す街・神戸。
そんな個性的な街の姿を、是非、大スクリーンでご覧になってみませんか??
神戸フィルムオフィスによる20周年記念上映会は、各作品、一度限りの限定上映!!
是非、お見逃しのないよう、今のうちに予定を空けておいてください!!
それでは、また、劇場でお会いできることを楽しみにしています!!
# 映画の街・神戸 vol.3に続く……?!
執筆:映画チア部 神戸本部 一同
イベントの詳細はコチラ。
参照:
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