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今週の選挙(2023 1.15投票)

 さて、正月休みも終わり、また選挙が始まります。 今年も、どんな選挙が行われるのかを私が紹介できればと思っています。

 が、今週予定されていた11選挙のうち5つが無投票。 実は先週も選挙が1つあった(現職逝去のため)のですが、コチラも無投票と、今年に入っての選挙開催率は、5割となっております。 正月明けでイキナリ選挙が大変なのは分かりますが、なんとか住民が民意を示す機会を作ってほしいものです・・・

 それでは、今週の6選挙を北から順に見ていきましょう。


◎愛知県・一宮市長選

 3期目を目指す現職に元労働基準局長だった新人が挑む一騎打ちです。
 現職は2012年の衆院選で「日本維新の会」から立候補して愛知9区と比例で落選した後、2015年の市長選で新人5人の争いを制し当選しています。
 個人的には “維新上がり” という経歴が気にならなくはないのですが、対抗馬とは経験や組織力に大きな差が有るようなので、まぁ、結果は・・・


◎京都府・長岡京市長選

 3期目を目指す現職に市議を7期28年も務めた新人による一騎打ち。
 新人は共産党所属で同党から推薦を受けているのに対し、現職は自公+立憲&国民民主+社民まで推薦を出しており、組織力の差は明らかです。
 2021の衆院選では立憲と共産が候補者一本化に奔走していたのが、隔世の感すら抱いてしまいそうです。

◎京都府・長岡京市議補選(定数2/3名)

 欠員2名を補充する選挙ですが、1名は府議選に出るために辞職した維新市議、もう1名は当選後2か月も経たずに「一身上の都合で」辞職した共産市議です。 共産市議が辞職した具体的な理由は探したけれど見つかりませんでした。
 その2つのイスを、辞職して手放した議席を取り戻しに来た維新の新人と、推薦人に現職市長と西田昌司参院議員の名前がある自民系の新人と、推薦人に泉健太代表の名前がある立憲系の新人が、がっぷり四つで争っています。 今週、最も注目すべき選挙が、この補欠選挙だったりします。


◎高知県・馬路村議選(定数8/9名)

 定数プラス1、の選挙で、現職8名と新人1名が立候補。 選挙公報もネット上に転がっていないため、これ以上語るコトがありません(涙)


◎佐賀県・上峰町議選(定数10/11名)

 定数プラス1、の選挙で、現職8名と新人3名が立候補。 コチラは選挙公報(PDF)が町役場HPに載っていたので見ましたが、手書きの新人が1名いたので、その候補が何位になるか、注目しておきましょう。


◎沖縄県・恩納村長選

 3期目を目指す現職に、昨年まで2期村議を務めた新人が挑む一騎打ちです。 リゾートホテルが建ち並ぶ恩納村において、このコロナ禍によるダメージは相当なものだったと思われ、そこからの回復・復活が必須の自治体です。



以上になります。 候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます。




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