「国葬ギ」の参列者は本当に多かったのかを検証してみる
9月27日に行われた安倍晋三さんの「国葬ギ」。
ちなみに何故、「国葬ギ」と書いているかについては、
コチラをご参照いただければと。
話を戻して、
安倍さんの国葬ギに参列された方は、
参列者4,183人に一般献花の25,889人を加えて、30,072人でした。
安倍さんに最後のお別れをしようと多くの方が集まったのですが、参列者や報道関係者から「長い長い献花の列に感動した」という声が挙がっていた、という点に、ちょいと引っ掛かりまして・・・
以降を書く前に予めお断りしておきますが、私は安倍さんの政治は断罪レベルで批判していますし、国葬ギについては先ほど載せた過去記事の通り、賛成してしませんが、一般献花に並んだ人たちにまでケチつけるは有りません。 安倍さんのために暑い中、並ばれた方々の想いは尊重しています。
が、“歴史的” とか “感動した” とかいうレベルで絶賛されるのは、ちょっとね・・・ と、思いまして、これまで参列者が多かった葬儀(お別れの会を含む)を調べてみました。
えぇ、不謹慎だと思ってますよ。 でも、安倍さん推しの方々が、あんなに絶賛されているならば、データとして検証させていただきますよ。(敬称略)
このように、安倍さんの国葬ギより参列者が多かったのが10名いらっしゃるので、もちろん安倍さんにも多くの方が参列されていますが、そこまで前例の無い列だったかというと、そんなコトは無いかなぁ、と・・・
そもそも、何故、参列者や報道関係の人が行列の長さに驚いたかというと、国葬ギ開始が14時に対し、武道館の中に入った参加者は9時に国会近くの場所に集合して、そっから武道館までバスで向かっており、車内から献花の列を見て「感動」したという流れで、更に、国葬反対のデモ参加者の人数が少ないのを車内から見て、その差をもって「国葬ギ賛成が多数だ!」と鼻息荒く語ってる方々も見受けられますが、国葬反対デモに参加するなら14時に間に合えばイイわけで、わざわざ9時過ぎから準備するほどヒマじゃないでしょ。
そんなこんなで、安倍さんの国葬ギは「第11位の参列者数」だと覚えていただければ幸いです。 ハイ。