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【レポート #60】参議院議員選挙・岐阜選挙区レポート(2022 7.10)

 参院選レポートをこれまで長野山梨静岡と書いて参りましたが、正直に申し上げるならば以上3本が選挙結果込みで面白いものでありまして、ここからの残り4本は「誰がどうみても現職が勝ちそうに見えて、実際その通りになった」選挙です。 そんな選挙で何を読んでいただきたいかといえば、それぞれの候補者の選挙運動の様子だったり、個性だったり、味わいだったりします。 どうかここからは、リラックスしたキモチで読んでいただけると幸いです。


◆岐阜県・概要

  • 面積:10,621.17㎢(都道府県 第7位) 富山県、石川県、福井県、長野県、愛知県、三重県、滋賀県と接する

  • 県内の地域は県庁所在地の岐阜市を中心とし利便性の高い岐阜地域、その西側に位置し大垣市を中心にIT関連産業が盛んな西濃地域、県の中央に位置し美濃市や郡上市がある有る中濃地域、東部の中津川市や土岐市がある東濃地域、下呂市・高山市・飛騨市があり大部分が標高3,000m級の飛騨山脈をはじめとする山岳地帯で自然豊かな飛騨地域の5つに分けられる

  • 人口:1,946,253人(都道府県 第17位)※2022年4月現在

  • 平野や盆地の地区は最高気温が高いことで有名。美濃や金山(41.0℃ 歴代3位)や多治見(40.9℃ 歴代6位)などがランキング常連として名前が挙がる。

  • 県庁所在地の岐阜市は中核市に指定されている

  • 高山市は国内市町村で面積第一位(2,177.67㎢、東京都とほぼ同じ面積)

  • 知事:古田肇(5期) 多選批判は有るものの、愛知県・三重県と連携を密にとることで国に対する発言力を強め、課題だった発信力も5期目から個人SNSを開設し(ほぼ)毎日更新するなど弱点の克服に努めている

  • 選出国会議員は下記の通り(敬称略)

岐阜1区野田聖子(自民 10期)
岐阜2区棚橋泰文(自民 9期)
岐阜3区武藤容治(自民 5期)
岐阜4区金子俊平(自民 2期)
岐阜5区古屋圭司(自民 11期)
参議院岐阜選挙区(非改選): 大野泰正(自民 2期)

(見事なまでの、保守王国である)


◆立候補者(定数1/5名)

三尾 圭司  (45) 共産 新 党県委員会役員
広江 めぐみ (43) 参政 新 党岐阜支部長
渡辺 猛之  (54) 自民 現 3期目を目指す ※公明推薦
丹野 みどり (49) 国民 新 アナウンサー
坂本 雅彦  (50) N国 新 国会議員秘書


◆2016年の選挙結果(改選分)

[当]渡辺 猛之  (48) 自民 現 531,412 票
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[落]小見山 幸治 (53) 民進 現  389,681 票
[落]加納 有輝彦 (55) 幸福 新    31,651 票

投票率:57.74%

 2013年の参院選から定数が2→1になり、現職2名が1議席を争った選挙戦は2013年同様、自民党現職が当選しました。 1期務めて敗れた小宮山氏はその後、政界と岐阜を離れ、東京で「公共財団法人 国際人材交流支援機構」を設立、現在も理事長として活動しています。

◆2019年の選挙結果(非改選分)

[当]大野 泰正 (60) 自民 現 467,309 票
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[落]梅村 慎一 (48) 立憲 新  299,463 票
[落]坂本 雅彦 (47) N国 新    61,975 票

投票率:51.0%(前回比マイナス6.74ポイント)

 前回も自民党現職が安定の勝利。 大野氏は2025年の岐阜県知事選に、5期務める古田知事の後継候補として出馬するのでは? というウワサあり。 また梅村氏は元々の仕事である司法書士をしているようですがツイートを見ると政治系の話題ばかりなので、今後もお見かけするコトがあるかもしれません。

 それでは、主要候補の選挙運動を見ていきましょう。


◆広江 めぐみ(ひろえ めぐみ)候補

 広江候補は岐阜市出身。 岐阜商業高校卒業後、航空宇宙産業NCプログラマーや会計事務所勤務を経て現在は理美容業に従事する傍ら、YouTube番組「チャンネルさざれ石」でキャスターを務めています。
 今回、失われた本来の日本の姿を取り戻したい! という思いを強く持ち、参政党から立候補しました。

 上記で紹介した「チャンネルさざれ石」とは、「岐阜から日本を考えるさざれ石の会」という団体のYouTube番組です。

 岐阜県といえば全国有数の自民党王国ですが、それでも物足りない市民が作ったゴリッゴリの右派グループのようです。 番組をいくつか載せてみますれば、

 ・・・もっとイロイロあるのですが、これ以上載せると読者が減りそうなのでやめときます(汗) 後述と話が前後しますが本人曰く「6年前から政治に疑問を持っていた」とのコトで、番組のキャスターを始めたのが2020年12月なのを見ると参政党が有名になり始める以前から自分で政治活動をしており、それが参政党の理念と相通じる部分が多いので立候補に至ったのだと思われます。


参政党の街頭演説にはボードメンバー(通称・ゴレンジャー)のひとりである、あの工学博士が登場! 更に見た目が共産党らしくない候補にアザトさ全開の候補など、それぞれの候補は見どころ満載な岐阜選挙区。 お盆休みのお供に、おひとついかがでしょうか・・・?

 また、今回の参院選で取材した7選挙区のレポートを1本あたり¥300(国政選挙レポートの基本料金)で購入できるおトクなパック¥2,100で販売中です。

 随時記事をリリースしていくので7本揃うまでに少々お時間をいただきますが、参院選レポートは単品だと1本¥500前後になると予想される(←書き上げてからじゃないと値段がつけられない)ので、パック購入だと料金もおトクですし読み逃しがありません。 是非とも御購入を御検討いただきたく。 よろしくおねがいします。

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