【#102】長野県・茅野市議会議員選挙レポート(2023 4.23)
前回に続いての¥100レポート。 と、いうコトは、コチラも候補者に会えなかったのでした。
そのため、前回同様、ポスターと選挙公報の紹介だけになりますが、この選挙は前回と違い、「キング・オブ・インディー候補」が立候補してきた! という見どころが有ります。 初めての地方選挙を彼は如何に戦ったのか。 お試し価格のワンコインレポートで御堪能いただければと。
(※サムネイルは茅野市役所です)
◆茅野(ちの)市・概要
面積:266.59㎢(長野県 第14/77位)
人口:55,422人(長野県 第10位)※2023年9月1日現在
人口密度:207.89人/㎢(長野県 第23位)※2023年9月1日現在
平均年齢:48.33歳(若い順 第8位)※2020年10月1日現在
衆議院は衆議院は長野4区に属し、後藤茂之(自民 7期)氏を選出
◆立候補者(定員18/20名)
現職13人、新人7人が立候補し、政党別では公明から1人、共産から3人、維新から1人と諸派が1人出しています。
◆前回(2019年)の選挙結果(定数18/19人)
前回は新人9人、元職1人、新人8人が当選と、議席の半数が入れ替わりました。 また、共産が最下位当選で、今回は落選者が2人のため議席確保できるか注目です。
◆POINT 市長選は無投票当選
市議選と同時に告示された諏訪市長選挙は現職の今井敦候補が無投票で2選を果たしました。
今井市長は2003年、茅野市議に当選し1期務め、2007年には県議選に自民公認で「茅野市・富士見町・原村選挙区」に当選し3期務め、2019年に市長選に出馬し無投票で当選。 そして2期目も無投票当選となりました。 更に言えば県議3期目も無投票当選でしたので、2015年から(市長2期目満了の2027年まで)12年間も市民の審判を受けず議員と市長をやるというのは全く健全ではありません。
今回の統一地方選、諏訪地域の県議選は3選挙区(茅野市・富士見町・原村選挙区、諏訪市選挙区、岡谷市・下諏訪町選挙区)全て無投票。 更に首長選が行われた茅野市と諏訪市が無投票。 議員選挙も茅野市、諏訪市、富士見町、原村は選挙戦になりましたが岡谷市と下諏訪町が無投票。 岡谷市に至っては定員割れするという体たらくでした。 近年の諏訪地域は選挙が低調なのです。
諏訪地域は製糸業が戦前に、戦後は精密機械工業が発展。 諏訪湖や高原地帯の豊かな自然が有り「東洋のスイス」と呼ばれた地域。 諏訪大社が有り御柱祭が行われるなど歴史も有り、更に県境が山ばかりの長野県において、甲州街道や中央本線で東京と繋がり他県との往来が容易な地域でも有ります。
時代が変わり、新幹線や開業予定のリニアが通らずとも依然として地理的優位のある諏訪地域が、選挙が行われないコトで停滞を招いたりしてほしくないのですが・・・
それでは、有料部分では維新候補や「キング・オブ・インディー候補」について触れていきましょう。
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