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国家資格について

こんにちは、凡人です。

今回は僕自身も勉強している、国家資格について書いていきたいと思います。そもそも国家資格には何があるのかご存じですか?

よく耳にするのはの司法試験や国家公務員試験、教諭免許のあたりだと思われます。その他にも医療系や建築系、ガテン系などにも存在します。幅広い業種に存在する国家資格ですが、実際に取得するメリットや、タイトル通り資産になるのか。

また、自分が勉強している資格についてなどを語ろうかなと思っています。

・そもそも国家資格って?

国家資格とは、法律に基づいて国や国から委託された機関が実施する資格のことです。資格取得者は知識や技術が一定水準以上に達していることを国によって認定されている状態になります。

職業によっては資格取得が必須条件になっているところもありますよね。たとえば、弁護士や税理士、鑑定士など。こういった資格を持つ者だけが特権的に業務を出来る資格のことを業務独占資格といいます。

また、そのほかにも名称独占資格必置資格などがあります。まあ、言葉では分類されていますが全てが個別のものではないため、境目は曖昧だったりします。

まあ、一言でいうと、「お国印し」ですね。資格取得は総じて困難ですが、持っていれば国から地位を保証され社会的な信用度も高くなります。

少し前にコロナの影響で多くの人が内定取り消しになった時がありましたよね。これは憶測ですが、取り消しにならなかった人、または取り消しになった人の理由の一つに資格を持ってるか持ってないかで判断された人も少なくないと思っています。日本の企業は未だに見える功績を好む傾向がありますからね。全ての企業がというわけではありませんが(笑)

・国家資格のメリット

ここではいくつかのメリットについて書いていきます。

まず、前述したとおり資格を持ってないと働けない職に就くことが出来ることですね。こういった資格は総じて鬼難です。なかには、何年も受けているのに全く受からず途中であきらめてしまう、、なんて人もいます。それだけ資格の中でも信用度が高いということですね。

二つ目は自身のキャリアアップです。自分の目標を定め、その目標にたどり着くために必要である資格を判断し、取得することで自己の価値をあげたり既に働いてる身であれば昇進などに繋げる事が出来ます。

ただし、やみくもにとっていては勉強する時間やお金が無駄になってしまい損をすることもあるのであくまで自分の進む道に沿った資格を選び抜いて取得する判断が大切になってきます。

そして三つ目、就職に有利になることですね。これも自分のなりたい職業に必要な資格を取っている前提での話です。資格の難易度は様々ですが、努力をせずに取得できるものはありません。

そのため、資格を保持しているだけで「努力が出来る人」、「目標に向かってしっかり前進できる人」という印象を与えることが出来ます。書類選考にも優位に立てるし、面接の時には資格取得の目的や理由などを明確にできれば自己PRなどでアピールできますから。

勿論これだけではありません。ただ、共通して言えるのは必要な資格だけを取ることですね。「取れるだけ取ればいいや」というのもまあ、戦略の一つではありだと思いますがそれを持ってるからといって確実に職に就けるわけじゃありません。

人によっては多大なる時間とお金の浪費になってしまう、、なんてこともあり得ます。

・資格の取り方

では実際にどうやって資格をとればいいのでしょうか。ここでは三つほどご紹介したいと思います。

大学で取得 

ここでは、資格試験でも特に難しい、もしくは大学でないと取れない資格試験を取る人に向いている取り方です。例としては、医師、薬剤師、宇宙飛行士などです。

今挙げた資格全てに「大学において専門分野の正規過程を修めて卒業した者、卒業見込みのある者」という条件があります。なので、大学を卒業しなければ受けることすらできないのです。

他にも大卒でなければ現実的に難しい職業も存在します。法曹(弁護士、検事など)、大学教授、大企業総合職などですね。これらは大学が絶対ではありませんが、「大卒、またはそれ以上のレベル知識や経験が必要とされる」ものがほとんどです。

特に大学教授になるには、一般の方じゃまず無理です。極稀に高い実績を残している専門家などが学歴関係なく採用されることがありますがほぼ例外と考えていいでしょう。

専門学校・短大で取得

大卒必須条件は付かないけど独学じゃ厳しい資格を取りたい方には専門・短大が向いています。例としては、教員免許や客室乗務員ですね。

教育免許状は、教職課程のある専門学校や短大、大学で所定の単位を取得して卒業すると取ることが出来ます。しかし、専門と短大では取れる資格が異なります。短大では幼稚園・小学校・中学校・高校の教諭免許が取得でき、専門では幼稚園の教諭免許が取得できます。

ですがとある専門学校では全国で唯一小学校教諭二種免許を取得できるところがあります。

そして客室乗務員、いわゆるCAは多くの航空会社の採用試験での応募資格を専門学校・短大以上としてます。高卒者の中にも採用対象にしている航空会社もあるようですがごく一部です。

独学で取得

最後はどこにも属さずに、条件なく一般の方でも受けることの出来るものに関して「自分は一人でコツコツとやるのがいい」という方に向いています。

この取り方は難易度が高すぎず学校に通うこともせず、実務経験が必要ない資格をとることをお勧めします。資格の例を挙げるときりがないので自信で調べて頂けると幸いです。

独学は教材と時間さえあればどこでも誰でも出来るので、講義にかかるお金がほかの二つに比べて安く済みます。が、当然講義もないし教材も一般に市販されているものしか買うことが出来ないので試験の出題傾向などは自分で調べなければなりません。

特に市販されている参考書には出題頻出の問題が載っていないことがあります。ですので独学で進めたいという場合は、参考書だけでなくネットなどで正規に記載されている過去問を解くことを強く勧めます。

・資格取得の際の注意事項

これまで話した通り、資格というのは持っているだけでとてつもなく大きな資産になります。ですが、注意しなければならないこともあります。

それは、「資格さえあれば安心、難しい資格だからよい」と考えてしまうことです。たしかに資格をもっていれば心持ちはよくなるだろうし難しい資格を取得していれば自信にもつながります。

就職にもある程度有利になるでしょう。しかし、絶対に100%就職保証があるわけではありませんし、安心だなんて考えはすこし甘いように思えます。時に大きな力は自己の身を滅ぼすことだってあります。どんなに高度な資格であっても取ることだけが目的となっていると逆に枷になってしまうこともあるのです。

資格はあくまでも「自分の知識や技術、経験を示すためのツール」であることを自覚しましょう。まあこの記事を読んでくれている方には明確な夢があると思いますので、そんなことは分かってるよ、なんて声が聞こえてきそうですが、その当たり前の認識を大切にするという意味で忠告させていただきます。

・僕が勉強中の資格

そんな僕が勉強している資格は「基本情報技術者」という資格です。この資格はIT・情報系のジャンルに属しており、専門学校・独学の方法でとれる名称独占資格です。この試験の上には応用や高度などがあり、より高い資格を取ればとるほど更に深く詳しい専門的知識を持っているという証明になります。

そして同じ系列の資格は上書きされず一つの資格として扱えるので高度まで取ると実質三つ国家資格を取ることになります。特に今、IT企業は人手不足で前線を張っているのでそれこそ専門分野の資格や実績があれば就職や転職で頭一つ抜けることが出来ます。

僕はゆくゆくフリーランスで活躍できるように頑張っています。なので、仕事を探すのに資格や実績は目に見えて分かりやすいので取っていて損はないし、自分のやりたいことなので勉強もつらくはありません。むしろ楽しいし、面白いと思ってやっています。

・まとめ

資格取得は決して無駄なことではありません。資格は資産であり転職やキャリアアップへつなげることの出来るツールです。ですが取得自体を最終目標や目的にしてしまうと、思うような結果にならなかったり下手したら「資格なんて取っても時間と金の無駄、意味がないよあんなの」という認識をしてしまう可能性も捨てきれません。

資格取得は夢をかなえるための「手段・方法」として扱うことが出来ればあなたの持つポテンシャルを最大限引き出してくれるものとなるでしょう。

これから資格を勉強する方、また取得済みであり更なる高みへ目指す方へ心から応援申し上げます。そして僕も自分の夢に向かって頑張っていきたいと思います。



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