遺愛の巻（2）メリトクラシー問題―JCJKJDに話題の（1）【随時更新って意味】

一言で言えば、

メリトクラシーの本質は、マウント承認合戦による格差の隠蔽・正当化です🥺

で当アカウントの目的は、

人生辛いのは、メリトクラシー問題によるもの
＝まあまあ自分のせいじゃない

ので、あんまり気になさんな。

あとあんまり人にキモい4ねと言わないで、自己責任とか他責思考とかまじでやべーけど、メリトクラシーによって負け組が窮状を訴えることが許されなくなった世間だから、もう人生詰んだわ、をまあまあ科学的に正当化することです🥺

❤❤❤❤❤

以下、それを補強していきますにゃ🥺

今1ミリでも、人生辛いとか、あゝ4にたひとか、何かしら思ってる方は、まあまあメリトクラシー問題のせいなので、ちゃんと知ってからぴえんしてください🥺

難しいよく知らない単語（）どころか、悩みの根はここにありんす🥺

もう少し細かく申しますと
メリトクラシー問題っのはだいたい、

「現代社会も結局、生まれつき人生が決まる身分制社会で何も中世と変わらんで草、何の手札が偉いかの差でしか無いやんwww」

「今はインターネットもあるし、昔より自由で平等になってきてるんだから、努力で人生はいつでもいくらでも変えられる、とかいう綺麗な言葉が、恵まれた人のマウントでしかないのマジで草」

「で、こういうこと言ったら、自己責任、他責思考と馬鹿にされるし、もう無理4ぬwwwwwメリトクラシーの極みマジで無理ww」

「じゃあどうすんの、他の案はって言われても、特にどうしようもない地獄で草。常に批判的であれって知的体力がある人はあまりいないのだと思う。メリトクラシーは最悪の制度である、他の過去のすべてを除いて、みたいなwww」

「まあガチるなら、（1）分かり合う・合わないで相互にマウント取り合う、（2）可能な限りの結果の平等を目指しながら、不平等・不公平「感」を取り繕う。「感」が大事」

みたいな感じですね🥺

にゃので、

・低学歴は勉強しなかったせい
・いじめられたのは性格悪いせい
・ブスで人生悩むのは性格も悪いせい
・人生辛いのは自己責任
・人生辛いのを社会のせいにするのは他責思考

↑全部だいたい大嘘なので、一々悩まないように🥺

メリトクラシー最大の被害は、

自己責任・他責思考という言葉への反論をほとんど不可能なものにしてしまい、悩みをすべて自分で抱え込まなければならず、幸運な人と不幸な人々が分断されてしまった

ことにあるのではないかと考えています🥺

あらゆる問題や悩みの原因を、システムやコミュニティや運といった構造のせいではなく、

すべて誰かその人のせいにして、

その結果多くは、人を追い詰めることになってしまいますね🥺

🤓「自分が努力不足で人生ゴミなのを社会のせいに言い訳するな、自己責任、他責思考、甘え！」

最近こういう↑人ばっかりではありませんか🥺

メリトクラシーの本性は自己責任論であり、お前の不幸は自分自身が招いた結果だと負け組を突き放す思想だ。そして返す刀で勝ち組の富と地位を正当化する。

『格差という虚構』（2021, 小坂井敏晶）

ですので、恵まれた人には、恵まれなかった人の苦しみがただの「努力不足」「他責思考（言い訳）」にしか映らず、永久に仲良くできないわけですね🥺

ですのでこれからは、恵まれた人のみならず、恵まれなかった人にも都合が悪い話をしなければなりません🥺

孤独になりたくなければ、YouTubeやらSNSできっしょ4ねと言われたくなければ、あまり公言しない方がいいことをこれから書きますね🥺

留意点としては、

・メリトクラシー問題そのもの
と
・メリトクラシー問題を起こす、によって起こされた人間の心理（認知）的側面

の2つの関係を意識・理解してください🥺

あんまり人前で言っちゃだめよ🥺

他責思考、自己責任で心えぐられるから🥺

人の心も失われたっぽいな🥺

┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ


💙💙💙💙💙

【メリトクラシー】Merito-cracy努力して、成果出したやつが偉い＝現代の入試、就職、収入などの評価なるものが、

東大入試の過去問を解く進学校のJKに話題ですけども（中の人の周りなのでサンプルはn＝1ですが）🥺

問三「先に挙げたメリトクラシーの詭弁がそうだ」とはどういうことか、説明せよ。(60字程度)

2020年東京大学入試問題国語第一問（文理共通）問三
（出典）『神の亡霊』6 近代の原罪（2018, 小坂井敏晶）

なので、高校の先生（特に東大多い高校）や大学受験関係者の方（予備校や塾など）で、メリトクラシーの意味を知らない人はまあまあパチモンなんで騙されないように気をつけてください🥺

↑こういうのも煽りだと思われると困りますが🥺なぜなら、

学校制度はメリトクラシーを普及し格差を正当化する。

『格差という虚構』（2021, 小坂井敏晶）

先ほどの東大現代文出典、かつ冒頭の引用でメリトクラシーの本質は自己責任だと伸べられた著者は、翌年に出版された新書でこうおっしゃられておりますので、察して頂いてありがとうございます🥺

さて、
メリ・ト・クラシー氏は一見したところ（例えばこういうユーモアを解さず、きっしょいしねと言ってくる人がまあまあいるのが割と衝撃だった）

❤努力して頑張った人が報われてなんかちょっといい感じ❤

ぽいですが、これがまあまあ

★GO★MI★

だったことがバレたのが事の始まりで、じゃあどないすんねんと考えても、

どこへ行ったところで袋小路に突き当たってしまう、

とも薄々気づかれてきたので基本的には、もう

どうしようもない　＼(^o^)／　ｵﾜﾀ
ものだと思ってください🥺

なぜならば、

メリトクラシーの前提が、うっそぴょーんと崩れ去ってしまったのですが、もう今さら引き返すことができないためdeath🥺

メリトクラシーの前提である

「誰だって、良い教育を受ければ、色んな能力が上がるんやで」
「誰だって、努力して頑張れば、自分の人生を切り拓けるんやで」

ってのがそもそも欺瞞で、平等じゃなくﾈｰｶﾞ？
ｵﾗｵﾗ🧹👹🟦👹🔪ﾜﾙｲｺﾞﾊｲﾈｰｶﾞｰ

つまり、

(1)「頑張った人が報われるってのが、全然良いものじゃなくて草むしろゴミ。なんでって、努力して頑張れるかどうかには、生まれつきの遺伝と環境の差があり、社会が自由で平等であればあるほどはっきりしてくるのだが（∵行動遺伝学）、知ってか知らずかそれをシカトするしょーもない奴ばっかだから。人生上手くイってる人からしたらめためたむかつく」

(2)「人生は遺伝と環境という運で決まるが、運は遺伝するんだZE」

と、様々な学問や研究により
確たるものになりましたね🥺

………なったの🥺ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

ということで、

生まれつき人生が決まってしまう中世の身分制度を壊す素晴らしい近代的制度、としてメリトクラシーさん褒められてきたけど、実態は生まれつき人生決まる身分制度として何にも変わってなくて、生まれつき何が偉いかの差でしかないうえに、それが自分の選んだ物語だろと殴られるの無理で草wwwwwwww

身分も
努力も
頑張りも

『生まれつき決まる運の申し子（長いので略してウンノコとかどう？）』という点で言えば同じで、変わったのはどういう属性が偉いかを決めるマウント承認合戦の勝者やんね🥺

それなのにまだこのご時世で、学歴とか収入とか、つまり高学歴で偉いとかあいつは馬鹿だから安月給とかで人を判断するのまあまあ人の心とかないんか🥺

↑↑↑↑↑↑↑↑↑これに対して

🤓「は？　そんなん自分が努力不足で人生ゴミなのを社会のせいにする言い訳やろ、自己責任、他責思考、甘え！」

（※「公正世界仮説」という社会心理学でいう認知バイアスに陥っている可能性あり。詳細は後述）

（仮説ですが、恵まれた人は、自分が恵まれただけだと努力を認めてもらえないのがムカついて、恵まれていない人は、何でもかんでも自分のせいにするのが美徳だと洗脳（教育）され、せめて言葉だけは道徳的優位性を保たなければ取り柄がなくなってしまうことが怖いと脅迫観念のように思い込んでいる心理的バイアスがあるのではないか、と想定しております）

🤡「私は努力が不平等だなんて思わない、なぜなら私はそうは思わないから」

（※感情論やトートロジーに陥っている可能性あり）

と論争が永久に続いてて時間の無駄🥺
残念ながら分かり合えないのでした🥺

しかしそれも当然のことで、なぜなら

努力や頑張りを、生まれつき決まってしまうもの略してウンノコ（略してウンコとかどうですかね？そこまではせんでいい？）だと認めてしまうと、

学校教育は素晴らしいの信仰が揺らぎ、受験や就職が努力して頑張った人を認める良いシステムではなく、別にただの遺伝子（と環境）フィルターであることがバレて、メンツが潰れるからですね🥺

ここにおいて、メリトクラシーは

「生まれに恵まれたイケメン美人高知能実家太いを、努力の証だ素晴らしいと表彰して褒美をさらに与え賜う一方、遺伝子ゴミは存在がきっしょいのでゴミらしく奴隷として生きろ、4んだらだめよ搾取できなくなるから、お前が悪いんやで自己責任な、社会のせいにするな他責思考の甘えちゃん❤だってこの世界はこんなにも自由で平等なのだから、なんて美しいのでしょう」

との焚書坑儒に成功し、自己批判を許さずに自己完結できた完全結晶と相成りましたっぴ🥺

〜　Fin　〜

P.S.
いやでも本当、すごいシステムだと思いますよ。だってなにも言い返せませんもの🥺

恵まれないゴミからの搾取効率がヤバすぎて感動します🥺

はやくしの。

💙💙💙💙💙

以上が、メリトクラシー問題の簡単なまとめになります🥺

一度ここで切りまして、（2）では

・被害状況

・問題の論点

・問題を考える際に注意しなければならない思考や認知のバイアスの罠（先ほど挙げた「公正世界仮説」など）（なんでメリトクラシー問題がここまで無視されてきてるか、理解し難いか）

・当面あるいは最終的な？妥協案

などを述べようかと思います🥺

で、ここから先は人によっては都合が悪い話になります🥺（それがメリトクラシー問題をややこしくしている一因のですが、さすがに分かって頂けるでしょう、特に自己責任・他責思考という言葉が好きな人🥺ちなみに東大現代文2020では自己責任きっしょっておっしゃられておりしかも設問にもなってますね🥺）

問二「自己責任の根拠は出てこない」とあるが、なぜそういえるのか、説明せよ。(60字程度)

2020年東京大学入試問題国語第一問（文理共通）問二
（出典）『神の亡霊』6 近代の原罪（2018, 小坂井敏晶）

（都合が悪い人が多いので横線で隠しておきます🥺ちなみに実生活レベルでの「自己責任」とは違います。台風のときに海岸に行って波にさらわれたり、レポートの締切に遅れて先生に怒られたりして「自己責任など存在しないから、社会哲学的に私は悪くないから、救助代は無料で（いやよく生きてるな）、レポートに点数を与えよ、と自身の主張を通させるのは、さすがに詭弁というか普通にただの性格悪いやつで草ってのは分かりますよね🥺）

なんか今の世の中生き辛いと感じていらっしゃる誠実な方々、どうか（2）でもこれからも、仲良くして頂けますと幸いですし、

未来ある皆様方へ託します🥺

よろしくお願いします🥺