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子育てはいい加減でいい

いつから「完璧」を目指すようになった?

子どもが愛おしい。立派に成長させたい。
子どもに対する様々な思い、期待、責任。

親はどれだけの「完璧」を求めているだろう?

子育て書を開くたび、
専門家のアドバイスを耳にするたび、
心のどこかで「もっとこうすべき」という小さな声が囁く。

みんなもそう感じたことないかな?

朝の忙しい支度から夜遅くまで続く家事、仕事。
そんな日々の中で、私たちはときどき自問自答する。

「本当にこれでいいのだろうか」と。

子どものため、と思いつつ、
心の奥底では自己疑念にさいなまれる。

子育ての「完璧」は、果たして何なのか。

子育ての「完璧」を追い求めることの意味、
それが親子に与える影響について。

あなた自身の子育てに、
少しの「いい加減さ」を加えることで
見えてくる世界について話していく。


子育てにおける「完璧主義」の罠

完璧主義は、子育ての喜びを奪う

「完璧な親でいなければ」という思いが、
いつの間にか私たちの子育てを縛りつけてしまう。

子どもの食事は栄養バランスが完璧でなければならない、
勉強は成績が上位でなければならない、
遊びさえも教育的でなければならない。

そんな「完璧」を求める毎日だったら、
息苦しいよね。
でも意外とあるあるかも。

ある知り合いが、こんな話をしてくれた。

「子どものお弁当を作るのが日課。でも、他のママたちのお弁当を見ると、いつも不安になる。もっと可愛く、もっと色鮮やかに…。でもある日、子どもが『ママのお弁当が一番うれしい!』って言ってくれて。その瞬間、すごい救われたよね。肩の荷が降りた感じ。」

この話は、
私たちが忘れがちな大切なことを気づかされた瞬間。

子どもにとって大切なのは、見栄えや完璧さではなく、
親の愛情が込められた「普通の」日常

というか、私たちの「完璧」が、
実は子どもにとっての「完璧」じゃないかも。

「完璧」を目指すこと自体は悪くない。
でもその追求が子育ての楽しさを奪うことはあり得る。

つまり、「より良くしよう!」と思って
取り組むのはいいけど、
しんどくなってたらダメだよってこと。

大切なのは、子どもとの繋がりを大切にし、
一緒に成長していく過程を楽しむこと。

子育ては成果物じゃないしさ。
子どもと一緒に作り上げていくものだと思う。


「いい加減さ」が育む力

「完璧」よりも大切なこと
子育てにおいて「いい加減」な態度が実は子どもにとって
良い役割を果たすことがある。

例えば、子どもが何かを間違えた時。
すぐ正解を教えずに、自分で考える機会を与える。

そうして、子どもは自分で問題解決する力を身につけ、
自立心を育むことができる。

答えを与えすぎると、
答え待ち人間になってしまうからね。
考えることもやめてしまう。

「いい加減」であることのもう一つの利点。
それは子どもが自分のペースで成長できること。

例えば、宿題の進め方一つをとっても、
親が完璧なスケジュールを組むんじゃなくて、
子ども自身に計画させてみる。

そうすることで、子どもは自分自身のリズムを見つけ、
自己管理能力を養うことができる。

子どもの予定、勝手に決めてない?
可能であれば、ある程度の範囲で決めさせてもいいかも。

まとめると、
子育てにおける「いい加減さ」は、
子どもにとって
自由」や「自己決定」の機会を与えること。

良い具合にいい加減にしていると、
子どもは自分の力で世界を探求し、
自分の道を見つける力を育む。

もちろん、これは無責任な"放任"とは別!

大切なのは、子どもが自分で考え、
行動する機会を与えること。
そして、必要な時に適切なサポートを提供すること。

このバランスをとることが、
子どもの健全な成長にとって不可欠だと思う。


研究結果の紹介

子育てにおける「いい加減さ」の科学的根拠
子育ての「いい加減さ」が
子どもにどのような影響を与えるか。
研究資料を調べてみた。

一つは、子どもの自立心や創造性を育む上で
「いい加減さ」が重要な役割を果たしていることを
示唆しているもの。

もう一つは、
親が子どもの遊びに過度に介入しないことが、
子どもの創造性と問題解決能力の向上に繋がることが
示されていもの。

子ども自身に遊びをコントロールさせることで、
彼らの自発性や創造的な思考が促進されるのとのこと。

また、別の研究でも、
子どもが自分で決断を下す機会が増えるほど、
自信と自己効力感が高まることがわかってるみたい。

子どもが自分の力で問題を解決する経験を積むことで、
自分の能力を信じるようになるって。

つまりさ、
子育てにおける「いい加減さ」が、
単に親の負担を軽減するだけじゃなくて、
子どもの成長にとっても非常に価値のあるものになる。
そういうこと。


常に「完璧」な環境を求めずに、
自分で考え、行動する自由な空間を持つ
意識に変えていきたいな。


「いい加減さ」実践編

子育てに「いい加減さ」を取り入れるために

子育てにおける「いい加減さ」を
取り入れるためにどうするか。

①「完璧」から一歩引く
すべてを完璧にしようとせず、時には子どもに任せる。
部屋の片付けや宿題など、子どもが自分でできることは
彼らに任せよう。

②失敗を許容する
子どもが失敗したときは、それを学びの機会と捉える。
完璧でなくてもいいのです。
大事なのは、失敗から何を学ぶか。
その姿勢をまずは大人からね。

③子どもの意見を尊重する
子どもの意見を聞き、選択を尊重することで、
自己決定能力を育む。
何を着るか、何を食べるかなど、
日常的な選択を子どもに任せる。

④ストレスマネジメントを忘れずに
自分自身のストレスを管理することも大切。
リラックスする時間を持つことで、
子育てに対する心の余裕が生まれる。
余裕がないと子どもに厳しくしちゃうよ。
僕も学校ですごく思う。

子育ての「いい加減さ」を自然に取り入れられるよう、
一緒に頑張っていこう。


結論

子育ては「完璧」ではなく「共に成長する旅」
今回の話を通して、
子育てにおける「完璧」の追求から一歩離れ、
もっとリラックスして子育てを楽しむことの
について考えてきた。

親が「いい加減」でいることが、
実は子どもの自立心や問題解決能力を育む上で
重要な役割を果たす。

子育ては、完璧な結果を出すことが目的じゃない。

子どもと共に成長し、互いに学び合う旅に出る。
そんなイメージ。

だから大人も素直に謝るし、
次から一緒に気をつけようって声かけをする。
一方的は良くない。

その旅の中で、時には間違いを犯し、
時には手探りで進むこともあるし、
それが親子共に豊かな経験となる。

また、子育ては一人で背負うものでもない。
周りの支援を受け入れて、
たまには自分自身にも息抜きを許してあげよう。

「自分の子どもだから」という責任感で
潰れたら元も子もない。

頼る強さも必要。
いい加減でいい。

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最後まで読んでいただき
ありがとうございます😊!

ぜひ、新しい書き方の感想や【スキ】を
お願いします!!

それではまた次回の投稿で
お会いしましょう!!



参考


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