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教師である僕の1年間

無事に1年間終了。

教採を受け直し、
初めての異動。

右も左も分からない土地。
右も左も分からないシステム。
右も左も分からない行事。

そして単学級。

1学期の最初の方は、
あーだこーだと保護者に言われた。
信用がまだなかった。

学級経営もうまくいかなかった。
他の先生がよく助けてくれた。

結構きついよね。
体力もそうだけど、気持ち的に。

だって、これまで上手くいってたから。
自分はできるんだって思ってた。
6担も経験して、児童会もやって、
体育主任も生徒指導主任もやって。

でもそれは実力というより
環境に恵まれてたんだと。
ちょっと自信無くしたね。

それでも1学期から
新しいことに挑戦し続け
最後までやり遂げた。
色々言われながらも、
曲げずにやり抜いた。

隣の学級はうまくいっていた。
だからその先生のやり方が
良いのかな。って何度も思った自分。

そして真似をしてみる。
でもうまくいかない。

あれ?今までの自分のやり方って
何だったっけ?
何を大事にしてたっけ?
何が自分らしさだっけ?

あれ?最近笑ってる?楽しんでる?

もう頭がぐちゃぐちゃ。

まぁそんなことは関係なく
毎日はやってくる。

騒がしい子供達を前に、
静かに!うるさい!ってね。

本当の僕は
「別に多少うるさくてもOK」
「子供はそういうもんでしょ」
ってスタンスのはずなんだけど、

隣のクラスのピシッとした様子を見ると
「あ、自分のクラスできてない」
そう思って焦る。
騒がしい=悪い みたいなね。

だからどんどん分からなくなっていって
どうしようかと色んな先生に相談して
助けてもらって。

「クラス崩壊してますか?」なんて
懇談で保護者に言われた時は
正直びっくりしたよ。笑

他の先生や校長が僕のクラスに
指導することがあって、
それがへんな噂になって広がって。
まぁ崩壊の定義なんて知らないけど。

ーーーーーーーー

でも自分なりに子どもと向き合って。
声かけも色々試して。
休み時間に関わりを増やして。
ノートのコメントを工夫して。
何度も想いを伝えて。

そうやって何とか乗り越えてきた。
毎日起こるトラブルや
放課後の電話連絡も
死ぬほど時間がかかった。

と。
ここまで辛かったことを書いたけど、
実はちゃんと楽しいことも
いっぱいあって、
子供たちの可愛いところも
いっぱいあって。
子供達から感動をもらうことも
いっぱいあって。

そしてそして、
何とか迎えた学年最後の日。
昨日ね。

たくさんの子供たちからのお手紙と
保護者からの感謝のお手紙。

「先生のおかげで〜」って。

あぁ。頑張って良かったな。
向き合い続けて良かったな。
この日のために全部繋がってるんだな。

本気でそう思えた。

ーーーーーーーー

もちろん、
全員そう思ってるわけではない。
よく思っていない人もいるとおもう。

それでも、
そうやって自分が力になれた人が
いるのも事実。

全員なんて無理。
届く人には届く。
それでいいんじゃないかな。
そう思えた1年の終わり。

別に届かない人を
放っておくってことではないよ。
自分ができる範囲で頑張った結果、
そうなってもいいと思ってるだけ。

とまぁつらつら
長話をしてきましたが、
最後に僕が学んだことをまとめる。

・自分を過信しない
・助けを求める、他人を助ける
・信念をもつ、やりきる
・色んな方法を試す、分析する
・子どもの話をしっっっかり聴く
・自分の色を大切にする

以上。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


昨日投稿しそびれてしまった…🫣

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