⚠経済学に詳しい方は、読まないでください!!
経済学と聞くと難しいイメージがありますよね。
僕もその一人です。
今までに経済学の本を何冊か読んできましたが。いまいちピンとくるものが無く、やはり、曖昧のまま読み進めているので、記憶にも定着しませんでした。
僕の仕事の前の席に座っている彼から、今回紹介するこの本をおススメしてもらいました。
ちなみに彼は、経済学の選考で、大学院卒業しており今でも経済学の本を読みあさっている人です。
僕は日頃から彼に「経済学の本読むけど難しくて読んでも、わけわかめ」っていつも言っています。ですので今回「この本分かりやすかったです!」とおすすめされ、今回購読することになりました。
では早速紹介させていただきます。
1.経済学の9割は、たった一つの図で分かる
9割は言い過ぎでは??と正直思いましたが、”多くの場合”と思っていただいてウソはないです。
あなたも小難しい理論は覚えていなくてもこの図であれば覚えているはずです!
一般的な『需要供給曲線』ですね。誰もが知っている経済学で扱われる”図”だと思います。そして本書では、こう言っています。
ひとことで言えば、経済学とは「需要と供給の話」にすぎない
私たちの暮らしに関する経済を理解するのに必要なのは、つまるところ「物価変動」と「経済政策」だけであり、それは「需要と供給の図」1つで説明できる。
そしてこう続けます。
経済学者になりたいなら、広範囲に及ぶ経済学をひととおり理解できなくてはならないだろう。しかし、一個人として社会について「考える力」を身に着ける限りにおいては、経済学書にある理論の大半は「不要」と言っても過言ではない。
2.「需要と供給の図」ってなんでこんな形??
では早速「需要」から考えていこう。
仮に1000人の消費者がいて、ある商品について「いくらで買うか」を考えていることをイメージして欲しい。
何人かは「100円で買う」、何人かは「200円でかう」・・・・・
すると以下の図のようになる。
このようにして、”安いほどたくさん買いたい人”が多いのが容易にイメージすることができる。
では、供給については、生産者がある商品について売りたい時の気持ちをイメージしてみよう。
何人かは「1000円で売りたい」、何人かは「900円で売りたい」・・・・
供給者(生産者)は、もちろん高い金額で売りたい人が大半ですね。
そして、縦の棒が、売れる数量になる。
そして、この二つの図を合わせると
このようにバッテン✖の図形になり、その線が交わったところが、商品が一番売れる価格になる。
こうやって「モノの価値」とは決まるのです。
3.少ない手段で多くのことを説明する
著者である高橋洋一さんは、現財務省にいたころ、政治家に現在の経済状況から未来予測、政策提言まで、さまざまなレクチャーをしてきた方です。
政治家は常に忙しく、ズバリ核心を突いた説明能力が無ければ、何も伝えられないままタイムアップとなってしまう。
その対策として、「少ない手段で多くを説明する」ということを私は政治家相手にずっと実践してきた。
だから、全てを理解したうえで、本当に必要な知識だけを伝えていこう。
と語っています。
そして、
あれこれ学んで、全てが中途半端に終わるより、1つの理論をしっかり理解し、そこから事例を沢山見ていった方が思考力は鍛えられる!!
手段をたくさん知るのではなく、一つの手段をより幅広く応用する練習をすればよいのだ!!
これは、経済学の話だけでなく、人生のすべてにおいてそうだということを僕の短い人生の中でも感じているし、実践していることです。
あなたは、できていますか?
4.値段が高かろうが、安かろうが
「買う商品」「買わない商品」
ここでは、ミクロ経済学の1例を挙げます。
ミクロ経済学とは、一言で言えば「半径1メートルの世界」である。
したがって、価格についても”個々の商品の値段”に焦点を当てて考える。
そして、タイトルにもあるように
値段が高かろうと安かろうと「買う商品」「買わない商品」がある。
ではまず、値段が変わっても、消費者が買う商品
それは、生活必需品である。
※買う以外に選択肢がないのが正解か・・・
例えばトイレットペーパーが250円で売られていたとしよう、それが価格変動により350円に値上がりした。
消費者は
「高っ!!!」とぼやきながら買うことになる
このように「売れる個数が価格に影響されにくい」ことを
「価格の弾性力が低い」と言いう。
次に、値段が変わると、売れる量が大きく変化する商品は何か??
生活に必要不可欠ではない、いわゆる嗜好品、ぜいたく品ですね。
例えば自動車を例に考えてみよう。
僕が好きな車が、プリウスなので
今年のメーカー小売価格2,814,000円
正直、通勤ではスクーターを使っているので、まったくもって買う気が起きません。
もしプリウスの来年の価格が変動したらどうか
メーカー小売価格→1,000,000円
即!新車購入しますね。
誰か僕に100万円で譲って下さいww
このようにして、価格に販売数量が多く左右されるモノのことを、
「価格の弾性力が高い」と言います。
これも、先に説明した「需要と供給の図」ですべて容易に説明ができると思います。
まとめ
このようにして、経済学を図を使ってチョーわかりやすく説明してくれているのがこの本なのです。
僕もいつもは経済学の本を読んでも、いつもチンプンカンプンでしたが、この本を読んで、一つのことを極めることの方が重要だと気づき、さらに深いところまで潜る準備ができました。
実はこの本は、AmazonPrime会員なら無料で読めるので、時間がある時に少しのぞいてみてください。
それでは今日はこの辺で、「ばいちゃ~」
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