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~スタッフブログ#14~日本の食品ロスについて

こんにちは。プロノボメンバーの、のえです。
今回は日本のフードロス問題と、その対策について紹介します。

日本のフードロスは深刻


農林水産省によると、日本は毎年612万トンの食品を廃棄しています。
毎日国民一人当たりお茶碗一杯分を捨てているのと同じ量だそうです。
この現状を受け、日本の政府は2030年までに廃棄食品を2000年の半分にすることを目標にしています。
2000年の廃棄量は547万トンでした。
なので、2030年までに273万トンになっていることが目標です。
では、この目標に近づくために、日本ではどのような対策が行われているのでしょうか?
(出典:食品ロスの現状を知る 農林水産省(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_01.html

いらない食品を必要な人へ


NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンは、日本で最初のフードバンク団体です。
1000以上の企業や団体から廃棄寸前の食品を引き取り、必要な人に無料で配布しています。
私も以前ボランティアでこの活動に参加したことがあり、賞味期限ごとに仕分ける作業から直接必要な人に渡す過程まで体験しました。
大きな袋に破けるほどの食品を入れて、ガムテープで止めていました。
バラエティー豊富な食品を大量に受け取ることができるので、長い列が外にできていたのを覚えています。
このように、フードバンクは「もったいない」を「ありがとう」にする活動を行うことで、フードロス削減と貧困問題を同時に解決しています。
(出典:セカンドハーベスト・ジャパン(https://2hj.org/))

街中に冷蔵庫!


以前、インドの食品ロス問題の記事(https://note.com/mottainai_baton/n/n4efdcb3d0efd)でも紹介させていただきましたが、日本の北長瀬にもコミュニティフリッジがあります。
コミュニティフリッジというのは、街中にある公共の冷蔵庫のことを言います。
冷蔵庫の中には、食品業者から受け取った食品が入っています。
この食品は誰でも受け取ることができるので、認知度が広まれば利用する人も増えると思います。
世界でも広がっている取り組みなので、日本でもさらに浸透するといいですね!



北長瀬にあるコミュニティフリッジの様子
(出典:「コミュニティフリッジ」でもっと人を支えたい! エネルギーファンディング(https://enefun.earth/project/75))

高度な技術で廃棄食品が早変わり


突然ですが、ヤマザキパンが提供する大人気商品・「ランチパック」シリーズには耳がついていませんよね。



(出典:ランチパック ヤマザキ(https://www.yamazakipan.co.jp/product/02/lunchpack.html))

生産する際にカットされてしまうこのパンの耳は、「ちょいパクラスク」という別の商品に早変わりしています!


(出典:ちょいパクラスク ヤマザキ(https://www.lunch-pack.jp/related.html

このように、生産する際に廃棄されてしまう食品を自社で再利用することで、生産費用と廃棄費用を削減しながら食品ロスへの対策も行っています。
(出典:余った食べ物が大変身!名企業の削減術 農林水産省(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_02.html

私たちMOTTAINAI BATONの取り組み


最後に紹介したヤマザキパンと同じように、私たちMOTTAINAI BATONも、もったいない食材を有効活用し、カレーに早変わりさせることを目標にしています。
食品ロス問題を解決するだけでなく、大好きなカレーを通して笑顔を届けることができるような活動を心がけています。
例えば、地方の食材を使った地域交流や、小学校と協力してカレーの開発を行うキャリア教育にも力を入れています。
レトルトカレー研究家がプロデュースした、MOTTAINAI BATON限定のオリジナルカレーを是非試してみてください!
こちらのリンクからホームページに飛ぶことができます 


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