コロナ対策のテレワーク→働き方をアップデート
新型コロナウィルス対策として、オフィスにおける接触機会を削減するために、テレワークに取り組んでいます。
4月中頃から半月ほどトライしてみてますが、これを一過性の出来事に終わらせず、会社としての働き方や仕事のやり方をアップデートするきっかけにできればと思っています。
実は以前から1名フルテレワーク
をしていました。
通勤できない距離の場所へ引越する社員がいましたが、そのまま働き続けられるようテレワークを数年前から始めました。
常時接続をしてみたり、少しチャットを使ったりしてましたが、あくまでこの社員のための例外的なテレワーク制度としての運用だったので、テレワークという働き方について、本格的な検討はできていませんでした。
密を防ぐためにテレワーク
しかし、新型コロナウィルスの感染防止の観点から、事務所内の密度を下げるため、テレワークを始めました。
しかし、いざテレワークの実施をしようとすると、まず機器が足りない、という問題がありました。社内の機器を集めたり、一部自宅PCを使用する(リモート接続)などで、何とか数人ずつ交代でテレワークを行う目処が立ちました。
テレワークにチャレンジ
最初は「テレワークで仕事をする」ということ、そのものへの不安を解消することから始めました。
テレワーク、やりましょう、と言っても、画面が小さい・連絡手段がない・つながらなくなったら、どうしよう・事務所にいないと仕事にならない など、漠然とした不安から行動をためらう声もありました。
しかし、緊急事態ですので、とにかくG oして「慣れる」しかありませんでした。(もちろん然るべき意思決定は必要ですが)
新しいこと、特に分からないこと、については不安はつきものですが、「まず動く」ことで解決することもあると思います。失敗もあると思います。でも、何事にもチャレンジする、という姿勢を大切にしたいと思っています。
コミュニケーションの方法を見直そう
テレワークの社員がいると、コミュニケーションもこれまでとは変わってきます。
対面か電話によるコミュニケーションしかないと、相手と時間を合わせておかないとコミュニケーションがとれなくなります。電話しても不在で、折り返す、というのはお互いの時間を浪費してしまします。
特にテレワークの社員とのやりとりに、いつも電話をしていては互いに時間がもったいないです。
そこで、チャットツールを導入し、テレワークをしている人とのコミュニケーションに取り組んでいます。若い人は慣れるのが早く、絵文字を活用したりもして会話に近いコミュニケーションをしますが、年齢が高い方はややハードルがあるようで、メールのような「文章」になりがちです。引き続きルール整備や説明会もしていく必要がありそうです。
中小製造業では、電話やFAXによる情報伝達がまだまだ多いですが、テレワークや外出先からの仕事などを考えた場合、こうしたチャットやメールなどのコミュニケーション方法がやはり必須です。
お客様とのやりとりもメールやチャットの比重が増えていくと思われるので、この機会をチャンスと捉えて、取り組んでいけたらと思います。もちろん電話も大事なコミュニケーションだと思っています。
テレワークで朝礼をどうするか
これまでは全員が集まって行うスタイルでしたので、テレワーク中の今は課題となっています。
製造業のため、全員がPCを持っているわけではないため、Zoomの画面にみんなが顔見せて、というわけにもいかず、放送を音声のみ聞こえるようにしようかな、と思っています。以前からテレワークしている方はその対応。
またテレワークの人が朝礼をする時はどうする? ということもあります。以前からテレワークをしている方も朝礼に登場ができておらず、ずっと気になっています。
朝礼は社是の唱和やスピーチ、連絡事項の伝達など、特別なことをしているわけではありませんが、それでも皆が一同に集まり顔を見れる機会ですし、スピーチで近況を知ったりもできます。テレワークをしている方だけそうした機会がなくなってしまう、というのはよくないな、と思っています。逆にテレワークの方が孤立しがちなので、そうした機会を必要としている気もします。
テレワークも含めた柔軟な働き方を
いろんな課題もありますが、テレワークをきっかけに柔軟な働き方を模索するきっかけにしたいです。
すでに生涯現役制度や育児休暇・育孫休暇などの制度はありますが、子育て・介護、その他個人がそれぞれ事情がある中で、この会社で働く、という選択をしています。生きる中で多くの時間を働く時間にあてる中で、人生が充実し、仕事でも家庭でも一番成果が発揮できるようなライフステージやライフスタイルに合わせた働き方が理想だと思います。
まだテレワークを半月やってみたばかりで、具体的な目標も十分整理できてませんが、引き続き前向きに新しいことにチャンレンジできればと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?