モッシー

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アルコールからの解放、、、になるか?⑩最終話

どもども 深酒からの骨折という、栄えある?栄誉を受賞したワタクシ。 幸い、松葉杖生活は1週間ほどで、インソールの様な形状の装具になってからは、松葉杖無しで生活出来る様になりました。 とはいえ、骨折している事に変わりはなく、歩くとそれなりに痛みが… 仕事はと言うと、幸い異動によりほぼ事務仕事の窓際族役立たずになりましたので、極力移動(歩行)を避ける事は出来ました。 が、誰がどう見ても片足を引きずる姿は痛風発作の起きたオヤジみたいで、「いゃ〜深酒が過ぎてちょっとやっちまい

    • アルコールからの解放、、、になるか?⑨

      どもども。 休日を常にヘベレケ状態で過ごす日々ですが、かなり酔っていても顔や態度に出にくく、家族からもたまにチクリと言われる程度でした。 まあ、逆に言うと「タチが悪い」と言うべきでしょうか。 しか〜し、とうとうやらかします。 別テーマでnoteに書いた「肩の健が切れた話」では完全シラフの状態での受傷でしたが、それから数年後です。 その日は、会社で長年お世話になった先輩が定年で去る日で、夕方ささやかな送別会に参加しました。 その店は地元ではちょっと小洒落た感じの、地酒

      • アルコールからの解放、、、になるか?⑧

        どもども。 想定外に長文になって来ました。 父親の事件が落ち着いて、そこそこ平穏な日々を取り戻して来た頃、自身にも少しづつ変化が訪れた。 それは、酒を飲んで酔いが回ると、せん妄状態でおかしな事を口走る父親を、フラッシュバックの様な感覚で思い出してしまい「いつか自分も依存症になって錯乱するのでは・・・」と、恐怖感混じりの考えから抜け出せ無くなるのだ。 元来、飲むとはしゃいだり騒いだりすることはなく、酔うと共にどんどんテンションが下がる性格でしたので、精神的にキツかったです

        • アルコールからの解放、、、になるか?⑦

          どもども。 完全に精神的にアレな状態が続いて日常生活での正常な判断が怪しくなってきたころ、やっと心療内科の予約が取れ、受診することができました。 それにしても、生まれて初めて心療内科を受診しようと決心し、市内外にある医院にあちこち電話をかけるも数週間先まで予約が取れず門前払い状態。 一般の医療機関と違い、こんなに予約が取れないとは思いませんでした。 やっとこさ予約を取り、受診に漕ぎ着け心療内科医と対面。 ゆったりとした雰囲気の中、経緯を聞きかれポツリポツリと話し始めた

        アルコールからの解放、、、になるか?⑩最終話

          アルコールからの解放、、、になるか?⑥

          どもども。 アルコール依存症にドップリ浸かった父親ですが、とうとう最悪な事態を引き起こしました。 朝から呑んでいるだけでも最悪ですが、酒が切れると軽自動車に乗って近所の店に買い出しに行ってることが判明。 母親がどんなに注意しても、車のキーを隠しても家中ひっくり返して探し出したり、半ば母親を脅したりして運転してしまうので、居ても立っても居られず父親の車を取り上げる事にしました。 ベロベロの状態で大いに悪態をつく父親には一言「飲酒で事故を起こせば刑務所行きで2度と酒が飲めね

          アルコールからの解放、、、になるか?⑥

          アルコールからの解放、、、になるか?⑤

          どもども。 前回、父親がどんどん依存症の深みに落ちていく様を書きました。 更に最悪な事態に突き進んでいく訳ですが、ただ見ているだけではなく何とか事態を打開すべく模索していました。 アルコール依存症の対処方法、家族としてどうあるべきかなどを医師に聞いてみたり、精神保健センターが開催する講習への参加や、様々な書籍を漁ったりWebを彷徨い歩きましたが、結輪は「現代の医学では完治は不可」と言う事らしい。 つまり、一度依存症の一線を越えるともう後戻りは出来ず、越えるその一線はグラ

          アルコールからの解放、、、になるか?⑤

          アルコールからの解放、、、になるか?④

          どもども。 前回までは自分の失敗談でしたが、ここからは家族の話になります。 自分が高校生の時に、胃を切除した父親ですが退院後から酒の飲み方に変化がありました。 本人曰く、少量でもすごい酔っ払う様になったと。 そりゃ、胃がほとんど無く、飲んだアルコールはほぼ直接小腸で吸収され血中アルコール濃度が急上昇するんですから。 とはいえ、こちらも仕事、独立、結婚、出産と家族が増えて、日々生活するのに手一杯であり、親の状態なんて気にする事も無く年に数回しか実家に帰らない30代半ばの頃

          アルコールからの解放、、、になるか?④

          アルコールからの解放、、、になるか?③

          夜勤明けにちょびっと飲むビールが習慣になった頃、大失敗をやらかした。 週末に友人達と居酒屋でしこたま飲み、千鳥足のまま知り合いが経営するスナックに入ったところ、カウンターに座る男性が目に入った。 後ろ姿を見て、たまに会う友人が先に来ていると思い、後ろからパシッと頭を叩いたら・・・・・アナタハダレ? ・・・しばらくどちらも見つめあった後、ほぼ土下座の俺。 幸い?心の広い御仁で笑って許してくれたが、ウイスキーを速攻で1本キープボトルとしてプレゼントしたのは言うまでもない。

          アルコールからの解放、、、になるか?③

          アルコールからの解放、、、になるか?②

          校舎の窓ガラスを割ったり、盗んだバイクで走り出す事も無く、もちろん女の子には興味津々悶々だったが彼女なんて出来る訳もないファミコン三昧とバイトで買ったバイクを「あいつとララバイ」の研二くん気取りで乗り回す青春時代は短く、進学か就職かと悩み始めた頃、父親が突然長期入院し、胃の大半を切除する手術をすることになった。(これが十数年後に大問題へつながる) 医者からは重度の胃炎というような説明であったが、当時は癌の宣告はほとんどされない時代だったので、真相は今でもよくわからない。

          アルコールからの解放、、、になるか?②

          アルコールからの解放、、、になるか?①

          実は、酒を辞めてから本日時点(2024/1/31)で333日になります。 過去に何度か断酒にチャレンジ→挫けるを繰り返していましたが、何とか継続出来ています。 そこで、なぜ断酒なのか遠い遠い過去を振り返りつつポチポチ書いてみます。 では、遠い日々にタイムワープ! 時はン10年前、横浜銀蝿のジョニーの様な不良に憧れるが、おでこが広くてリーゼントが出来ず中途半端な不良(不良=ヤンキーという言葉が無かった時代)だった頃、夜な夜な悪友の家に行ってはファミコンのマリオブラザーズやツ

          アルコールからの解放、、、になるか?①

          肩の健が切れた話 第6話

          どもども。 この話は約4か月遅れでポチポチと思い立った時に書いてます。 前回、医師から装具OFF!の指令が出てから晴れて自由の身?になったその後です。 毎週2回はリハ通いしており、都度関節の動きを計測されている日々です。 先生「はい、まっすぐ腕を上げて~125度かあ・・」 先生「真横から腕を上げて~もうちょっと頑張れる~?」 先生「背中の後ろに手を廻して上げて~限界ですか??」 はい!!限界ですう~~ 日進月歩、秒速分歩とはいきませ~ん!なにせオッサンですから

          肩の健が切れた話 第6話

          肩の健が切れた話 第5話

          4話では退院後の不自由な話を書きましたが、術後1か月間での状況です。 自宅に戻り、仕事に復帰したは良いが色々不自由な毎日。 まず、片手しか自由にならないので、安全的にも立場的にも運転がNG! 従って通勤は電車になるのだが・・・電車は時間1本という過疎地ですので時間的制約が厳しいっす。朝はちょっとゆっくりしたいが時刻表の関係で車通勤より25分は早く自宅を出なければならない。もちろん朝ごはんを作る妻からはボヤキが・・・(ゴメン) 帰宅も電車の時刻に合わせるので、夕方仕事が

          肩の健が切れた話 第5話

          肩の健が切れた話 第4話

          退院後、仕事には復帰したが何といってもケンバック(大)が邪魔で目立つのだ。 術後の出社初日は、同僚含め「あれ?何持っているの?」てな感じで意外と人は他人に無関心なのね~と痛感。 よくよく話をすると「なんか大きなバックを持っているかと思った」と口を揃えていわれました(笑)まあ、間違いはないのだが。 困るのは、例えばトイレで大をするときに、なんやかんやと邪魔!だったり更衣室で着替えるときに立って着替えられないない、食堂で片手でお盆を持ちつつおかずやご飯が取れないなど微妙に生

          肩の健が切れた話 第4話

          肩の健が切れた話 第3話

          時は2020年6月、中旬に控えた肩腱板断裂手術ですが当初は1週間の入院予定が直前に主治医より「PCR検査を受けないと手術できないので、2日間追加してください」と言われる。 タダでさえ同僚や部下に無理行って業務を調整してもらっているのに「早く言ってくださいよ~(ちょっと怒)」という表情をされ凹む日々。 とにかく手術は受けなければならないので、やるしかない。 いよいよ入院当日、新幹線に乗って移動開始。 コロナの影響で驚くほど新幹線車内はガラガラ!ある意味快適な移動でした。

          肩の健が切れた話 第3話

          肩の健が切れた話 第2話

          こんにちは。 第1話で、診察を受けたは良いが、コロナの影響で手術が出来ない状況からの続きです。 転倒から数日後、痛みはすっと引きましたが、なぜか左腕の打撲していない部位、正確には上腕二頭筋付近の皮膚が黒く変色し始めました。しかし痛みが無いのが却って不気味・・・。 そして左腕は垂直に下した状態から45度以上は上がらない状態です。 脳みそからの指令は「上がれ~上がれ~!」と念じていますが、意思に判して全然動かない。痛みもあまりないのに初めての経験です。 何が不便かという

          肩の健が切れた話 第2話

          肩の健が切れた話 第1話

          それはよくある日曜日の夕方。 休日に家事や買い物が済み、やることが無くなるとフラリと古いマウンテンバイクで市内を思うままに走るのが習慣だった。 その日は、買い物から帰って玄関に入ると「あっ!いけね」と買い残しのモノを思い出したのが始まり。 すぐに必要なものではなかったが、まだ午後4時前と日が高かったので妻に「運動がてら自転車で行ってくるよ」と言い、颯爽?と5km先の某家電量販店に向かう。 目的のブツをゲットした後、アラフィフの割には颯爽とした身のこなし(の、つもり)で

          肩の健が切れた話 第1話