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DUEF B2の授業科目と内容 【語学】

こんにちは。モトです。

先週から、語学学校の新学期が始まりました。

お正月明けにはバカンスで日本へ一時帰国したり、ついでに韓国に遊びに行ったり…
フランス語のことなんかすっかり忘れていましたが、また本腰を入れて勉強する日々が始まりました。
(とはいえ、また来週一週間バカンスがありますが。2ヶ月に1回バカンスがあるのがフランスです。笑)

先週、学校での選択科目の登録や、指定テキストのアナウンスなどがありました。
DUEF(Diplôme Universitaire d'Etudes Françaises)では、どうやら学校によって様々な選択授業があるようです。
今日は私が学校で登録した選択科目や、授業の内容などをまとめました。
B1の時とも比較して書いていきます。


①必修科目 : Français général 

まずはフランス語の授業です。
週に9時間あり、私のクラスの生徒は18名です。

指定のテキストは『alter ego+ B2』です。
文法、読解、リスニング、ボキャブラリー等々、オールマイティーに使えるテキストだと思います。
宿題で解いたものを、クラスでディスカッションしながら答え合わせすることが多いです。
ちなみにB1の時は『Le nouvel édito B1』のテキストを使っていました。

正直、先生には当たり外れがあります
以前B1のクラスにいた時には、先生が放任主義だったので、家に帰ってからの負担が大きかったです。
(こういう先生に当たることは稀だと思いますが…。授業中に先生が喋る時間が圧倒的に少なく、授業中「なぜ私はお金を払ってここにいるのだろう」と思ったほどでした。)
今のB2の先生は、熱心に授業をしてくれるし、宿題や課題をたくさん出してくれるので、「言われた範囲をきちんとやっていれば確実にレベルアップできる」という安心感があります。
こればっかりは運ですが、いい先生に出会いたいものですよね。

ちなみに私は、クラスではおしゃべりなほうです!
授業中は「はいは〜い!」と、よく挙手して発言しています。
わからないこともよく質問します。質問をすると、先生やクラスメイトが教えてくれたり、先生がそこから話題を広げてくれたりするので、わからないことは恥ずかしがらずに訊いた方がいいと思います。

クラスメイトにはトルコ人、イラン人、中国人、ベトナム人、カナダ人、アメリカ人がいます。
なお、クラスで日本人は私一人だけです。
もっと言うと、私が通っている語学学校で日本人は私だけ…。
なので、最近は普段の生活でほぼフランス語のみを使っています。
(よくフランスの家族や友人から「上達が早い」と驚かれることがあるのですが、この辺りに原因があるかも?と思っています。やはり、言葉は使って覚えるのが一番の上達法ですね!)


②必修科目 : Civilisation

Civilisationの授業はB1の時もあったのですが、B1でのテーマが ‘Auvergne’ だったのに対し、B2では ‘France’ になりました

具体的には、経済、産業、政治、地域文化や民族などを勉強する科目です。
週に2時間です。クラスメイトとディスカッションをしたり、調べ物をする、グループワークが多い授業です。


③必修科目 : Argumentation

これはB1の時には無かった科目です。
名前からして、ディスカッションみたいなことをするのかな?と思っていたのですが、授業の内容はいわゆる小論文の書き方講座でした。こちらも週に2時間。

お題に答えるための自説を用意して、構成を考えて、論理的かつ学術的に書く、書く、書く…。
最終的には、2時間で最低400語の小論文を書けることを目標にする授業だそうです。


④選択科目(3科目)

冒頭でも書きましたが、DUEFには選択科目があります。各科目に定員があるので、登録は早い者勝ちなのですが…。
1科目が週2時間なので、3科目で週6時間です。
B1の時には ‘Science’ ‘Lecture voix haute’ という授業を取っていたのですが、B2では ‘Cinéma’  ‘Chanson’  ‘Histoire culturelle’ を選択しました。

他にも ‘Carnet de voyage’ とか ‘Commerce’ とか、いくつかの選択肢があります。
私の学校にはありませんでしたが、聞いた話によると ‘Théâtre’ という科目がある学校もあるそうな。楽しそうですね。

今期の私のお気に入り科目は Cinémaです。映画からフランス社会を読み取るという授業なのですが、映画のセレクションがマニアックな上に、先生の話も面白いので、いつか別の記事にして書きたいと思います。

ちなみに、クラスの大多数の学生はフランスの大学への入学または編入を希望しているのですが、フランスの大学に入るためには ‘MVU’ という選択科目が必須になっているそうです。
私は語学学校でB2が取れたら仕事を見つけたい!と思っているのでMVUは取っていません。


まとめ

DUEFの学校では、B1以上のクラスになるとフランス語以外にもいろいろな授業が選択できるのが魅力だと思います。
特に私は飽きっぽいので、たまに課題で調べ物をしたり、映画を見たり、音楽を聞いたりしながら楽しくフランス語に触れられるのはいい環境だなぁと思います。

学期末にはDELF B2の試験にもチャレンジする予定なので、試験対策の進捗状況などもまた更新したいと思います。

そして最後になりますが、最近、フランス留学生フランス在住の方フラ語の勉強をしている方が記事を読んでくださっているようで、とても嬉しいです。
noteを始めた甲斐があります。
ズボラ更新ですが、ぜひぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。

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