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押木基信
2022年3月25日 23:00
突然、なにかに心を奪われることは、誰にだって起こりうること。それは、素敵な異性かもしれないし、スポーツの感動的なシーンかもしれない。この本の主人公の場合、ピアノの調律だった。今回読んだのは、宮下奈都さんの『羊と鋼の森』です。第13回本屋大賞受賞作以前からタイトルは知っていたんですけど、ほかの本を優先してなかなか手が伸びなかった一冊です。でも、読んでみたらぶちおもしろい!もっ