新橋の喫茶店にいる (ミニ)
今、喫茶店でこちらを書いているのだが、
席が、眩しすぎる。
どういうことかというと、席のすぐ横、顔の真横にあたる位置にこれがある。
ここにある。
これが、私の顔の側面をずっと絶え間なく照らしてくる。
写真ではあまり伝わらないが、映像作品で、LEDで作られている。
テレビの画面が真横にあるみたいな感じ。
動いている。
ゆっくり動いてくれるならまだ、まだ、大丈夫だが、めちゃくちゃ激しく動いている。
落合陽一さん作 「Re-Digitalization of Waves #54」という作品。
え、落合陽一さんって、あの???
あのだった。
落合陽一さんの作品を飾っている喫茶店である。
それだけでなんとなくユニークな雰囲気が伝わるのではないだろうか。
LEDの照明をこんな近くで浴び続けて大丈夫なんだっけ。人間。
巨大な不安の中、カフェラテと、カフェムース入りフランスパン(曖昧)を注文した。
美味しい。
特にこのフランスパンのやつ、初めて認識する味だけど、美味しい。
ちゃんと炒ったコーヒーという味がして美味しい。
なんか分かんないけど東京って感じの味がする。
新橋駅の改札を出てすぐにある喫茶店である。
お客さんが来るたびに、カフェの扉が開くのだが、信じられないくらいうるさい。
扉が開くたびに信じられない気持ちになる。
東京では何回か経験した、この「信じられないくらいうるさい」という現象。
あれ、東京にずっといる人は信じられてるんでしょうか。
私はいまだに信じられません。
今日のうるささは特にとっておきで、電車が来る時の音楽、電車の走行音に加え、街頭演説のマイクからの声、駅前のイベントの音楽(調べたら、スリランカフェスティバル(スリランカフェスティバル?!?)でした)が最大の音量で聞こえてくる。
耳が終わってしまう。
そんな新橋だが、駅前を外れるとそんなにうるさい印象は無い。(静かでもない)
普通の音量の街だ。
大阪にいた頃のイメージだと、サラリーマンの街というイメージだったが、あまりそんな風にも感じなかった。
(東京は全ての街が、サラリーマンの街に当てはまるほどサラリーマンがいると思う。)
居酒屋さんは、あるにはあるが、高いビルが多いし、パッと見てすぐに居酒屋さんがたくさんある。と感じられるほどでも無かった。
まだ新橋の魅力は掘りきれていないと思う。
東京にいるシリーズのミニ版として、少し書きました。
喫茶店の席の眩しさを伝えたい一心で……
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