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「許せない」をやめてみる

今はないけれど、以前はあったかも・・・。

それは「許せない」という感情です。

この「許せない」とはもちろん犯罪レベルの話ではなく、言葉とか態度とか人間関係の中で起こる感情の話です。

とても私に近い相手なので具体的には書いてはいけないと思うので「相手」とだけにしておきます。

当時は「許せない」という表現でその相手を見ていたわけではなくて、「なんで?そんな態度とるの?自分が悪かったと認めて直してほしい」そんな気持ちだったように思います。

今振り返ってみると、この「許せない」相手のことを思いっきり自分のものにしようとしていたと気づきます。私の価値基準(常識とかマナーとか)に収まる範囲内の人間であってくれ!!そんな感情が丸出しになっています。

そしてその「許せない」はずのの相手に自分の感情を明け渡している状態でもあったんです。自分の機嫌や感情が相手次第なんですもん。

あと、本当は認めたくないことだけど(笑)・・・・・この「許せない」相手のことが羨ましかったんだと思います。

「許せない」原因は、この相手が自分の好きなように行動しているように見えるからで、その行動は私が私に対して「やってはダメなこと」として禁止しているようなものだからなのです。


だから「許せない」という気持ちの裏には少なからず自分の本音があるのだと思います。

そして「許せない」相手は自分にとってどうでもいい相手ではなく構ってほしい、もっと言えば愛してほしい相手であるとも。


自分を振り返って思うことだから、もしかしたら私だけなのかもしれないけれど・・・

私が「許せない」を克服した心の過程は・・・・・

①許せない感情って私にとってマイナスだ、と気づく

②この人は私に好きなように生きていいと教えてくれているんだ、と思ってみる

③この人が理解できない行動をしているんじゃなくて、私がこの人を理解できないだけかも、と気づく

(この続きは私とその相手の関係においてのみかもしれないけれど・・・)

④私が考える愛の形で私に接してほしかっただけで、実は私が甘えすぎていたのかも、と反省する

こんな順番だったかなぁ。

大人になりました(笑)

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