グループ展「colors in sight」
クイアアートの定義とは何だろう。LGBTQ当事者が作れば?当事者に好まれそうなもの?どんな表現でどんなメッセージを込めればいいのだろうか。私たちが属する社会は時代とともに変わっていく。そんな中、LGBTQを取り巻く問題も広義の意味での差別問題から法律、婚姻、老後、人権…と詳細化されてきている。社会の在り様が変わる中で、もしかしたらクイアアートの訴えるべきものもアップデートしていかなければならないのかもしれない。
レインボーフラッグのように色を使った表現の多いLGBTQから着想を得て、私たちがこれから見ていく世界の色はどんなものだろうか、どんなことに気づいて(insight)いけるだろうかという気持ちを展示タイトルに込めた。3人の今を生きる若いアーティストたちが今回のグループ展に向けてそれぞれの色を探しながら作品を制作してくれた。来場いただいた方には”定義の定まらないクイアアートへの模索"を通して今のジェンダー課題について考える機会になればと思う。
※山乃モトキは出展せず、企画運営としての参加
■会期中のアンケートフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScxLUrxJVhL2WQH2D0qh9F1lpJdcke_9erJ7HtohNFXBtTLNw/viewform
■開催概要
展示:2021/7/16(金)-7/18(日) 13:00~20:00
7/22(木)-7/24(土) 13:00~20:00
7/25(日) 13:00~17:00
場所:gallery201 品川区北品川6-2-10
島津山ペアシティ201号室
JR五反田駅より徒歩約10分
その他:入場無料
■出展者紹介
・Nelson hor(日本画)
「周りの世界に何が起こっているだろう、作品にしたら、面白いかも」という作品構想を練るのが好きなので、メンタルヘルス、LGBTQなどの社会問題をテーマにして、自分で感じながら描いた作品を展示。
https://www.instagram.com/nelson_hor/
https://nelsonhor.cargo.site/
・KIO YAMAGUCHI(テキスタイル)
自身のジェンダーを構築したきっかけや出来事を衣装を通して表現する。
・Shota Abe(イラストレーション)
タイ、バンコク出身。自身のこれまでのインスピレーションを元に当事者ではない視点から作品を制作。
https://www.instagram.com/ashowtimes/
補足)会期中のオープン時間について
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