見出し画像

閃輝暗点になった話 Vol.78

閃輝暗点というものに初めてなった。
今日は、カレンダー上は仕事は休みだったので読書を中心に過ごしていて、たまに来る仕事のメール等の対応をしていた。突然、左目が見え辛くなりギザギザが見えるという症状に襲われました。何かわからなかった話は、貧血か水分不足か何かの要因かと思い、水分補給を行いベッドに横になりましたが20分程経っても症状はよくなりません。目をつぶっても変化なし。

そこで、ネットで検索をして判明。
初めてこの症状が発生するとかなりビビりますね。
私も何事かとビビりました。

以下に調べた内容を記録しておりますが、私の場合はおそらく「ストレス」が原因でしょう。睡眠はここ数日は足りていますし、1週間程アルコールを口にしていません。コーヒーは飲みましたが朝食の際にカプチーノを1杯。
仕事の事でストレスを毎日感じているのは事実であり、自覚症状はありますので、プレッシャーにどのように打ち勝つのか最近は、メンタルトレーニング関連の書籍や動画をよく読みますが即日効果があるという訳にはいきませんね。このプレッシャーを撥ね退けてもう1段しなやかな人間になりたいものです。

突然視野の中に稲妻のようなギザギザの光の波が現れ、徐々に四方に広がり、その場所が暗くはっきり見えなくなる現象が閃輝暗点です。 一般的には10 ~ 20 分で解消される事が多く、大抵その後に片頭痛が起こります。 片頭痛の症状はまちまちで、頭が重い程度から吐き気・嘔吐を伴う場合もあります。多くの方は1日以内に治まりますが、中には2日位続く事もあります。

スカイビル眼科HPより

閃輝暗点(scintillating scotoma)とは?

一般的には視野の一部が一時的に失われる現象で、光るような波紋や光の線が視野に現れることが特徴です。これは、通常、片頭痛の前兆として知られる視覚的な障害であり、片頭痛性視障(migraine aura)とも呼ばれます。

閃輝暗点の原因は、大脳皮質の興奮と抑制のバランスが崩れることによる一時的な神経活動の異常だと考えられています。これは、脳の血管の収縮と拡張が交互に起こることで、神経細胞に送られる信号が一時的に乱れることが原因とされています。

閃輝暗点は、通常、数分から1時間ほどで自然に消失しますが、その後に片頭痛の痛みが現れることがあります。片頭痛の原因は複数の要因が絡み合っていると考えられており、遺伝的要素、ホルモンの影響、ストレス、環境要因などが関与しているとされています。ただし、全ての片頭痛患者が閃輝暗点を経験するわけではありません。

発生のメカニズムは?

セロトニンという物質には血管の拡張を防ぐ作用があります。何らかの理由で血中にこのセロトニンが多量に放出されると、脳の血管が収縮して血流量が低下します。これにより大脳皮質の機能低下を招き、閃輝暗点の症状が起きると考えられています。
その後、セロトニンが減少すると、血管が拡張しますが、これが血管周囲にある三叉神経を刺激し、頭痛がおこると考えられています。
閃輝暗点の発症の誘因としては、ストレスや寝不足の他に、血管を収縮させる作用のある喫煙、コーヒーやアルコールなどが挙げられます

スカイビル眼科HPより

発生メカニズムに関わるセロトニンとは?

セロトニンは、神経伝達物質の一種であり、脳や消化管、血小板に存在します。セロトニンは、情緒や気分、睡眠、食欲、記憶、学習、温度調節など、多くの生理機能に関与しています。

セロトニンの働きが不足すると、うつ病や不安障害、強迫性障害などの精神疾患が引き起こされることがあります。このため、抗うつ薬の一部は、セロトニンの再取り込みを阻害することで、脳内のセロトニン濃度を高め、気分を安定させる効果があります。この種の抗うつ薬は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれています。

また、セロトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸から合成されます。トリプトファンは食事から摂取する必要があります。バナナ、チーズ、ナッツ、鶏肉、魚、豆類などにトリプトファンが含まれています。食事や運動、良い睡眠習慣を通じて、セロトニンのバランスを維持することが大切です。

どういった際に、セロトニンが大量に分泌されるのか?

  1. 薬物:セロトニンの分泌や作用を増強する薬物が原因となることがあります。例えば、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、三環系抗うつ薬、モノアミン酸化酵素阻害剤(MAOI)などの抗うつ薬や、トリプタン系の片頭痛治療薬、鎮痛剤、向精神薬などが該当します。

  2. セロトニン症候群:異なる種類の薬物が同時に摂取されることで、セロトニンの作用が予期しないほど増強されることがあります。これにより、セロトニン症候群と呼ばれる状態が引き起こされることがあります。症状としては、熱、震え、発汗、筋肉の硬直、心拍数の増加、血圧の変動、意識障害などがあります。

  3. 遺伝的要因:遺伝子の変異によって、セロトニンの代謝や再取り込みが異常になることがあります。これにより、セロトニンの分泌量が通常よりも多くなることがあります。

  4. 体内のホルモンバランスの変化:特定の疾患やストレス、食事の影響によって、体内のホルモンバランスが変化することがあります。これにより、セロトニンの分泌が増加することがあります。

大量のセロトニンが分泌される原因は様々であり、適切な対処が必要です。


*ネットで調べたものであり、医学の専門家ではないので内容鵜呑みにしないでくださいね。ご自身でも情報が正しいか確認される事をおすすめいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?