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【ダイエット 水抜け】「糖質制限したら1週間で1kg減ったの!」それ脂肪は減ってませんよ

良雄です、

今回は
「糖質制限しても最初は脂肪は減らない?」
をお話します。


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糖質制限すると
「体重が減った!」
と言う声を聴きます。

確かに糖質制限は
ダイエットの基本です。

しかし、
それ本当に成功したと言えますか?

目標体重になったと思ったのに
「脂肪が減っていない」
という事実を受け止めなけれなりません。

なぜ体重が減ったのか?

その要因を知らないと
体重は確実にリバウンドしますよ。


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炭水化物や糖質を食べると
インスリンホルモンが膵臓より出てきます。

体内に入った糖質(ブドウ糖)は
体に対してエネルギーにもなるけれど、
逆に毒にもなる。

糖質は血管を傷つけたり、
終末糖化産物で老化を早めたり、
肥満になって生活習慣病になったり。

なので体内に入った糖は、
早くエネルギーとして消費してしまうか、
尿と共に排出してしまうかが
体にとって良い事です。
(そもそも入れない方が良いですが、、、)

インスリンは腎臓に対しても指令を出します。
「水分をもっと溜めよ!」

これは水分を増やして、
水分を尿として使いたいから。
そして尿と共に過剰な糖質を排出したいから。

アルコールを飲んだ時、
塩分を取り過ぎた時、
カフェインを飲んだ時、
毒となるようなものが体内に吸収された時、
体は利尿作用をうまく使い、
体外に毒素を排出させるのです。


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糖質制限を始めたり、間食を止めたりすると、
インスリンの出る量が減っていきます。

食べ方にもよりますが、
血糖値が上がりにくくなると、
必要なインスリンが減る為です。

そうすると、
今まで常に分泌されていたインスリンが少なくなり
腎臓への指令が弱くなります。

「水分をもっと溜めよ!」も弱くなるので
腎臓が水分を溜めなくなり、
体は必要な水分のみになります。

※仕組みとしては
腎尿細管がナトリウムの再吸収を抑制する。
よって、ナトリウムが体外へ排出され、
合わせて水分も排出される。

これが
糖質制限初期の体重減少になります。

「水抜け」
と言われているものですね。

経験されている方は
実感されているかもしれませんが、
「むくみ」も少なくなっているはずですよ。


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体重が減ったのは水分が減ったから。

ダイエットの目標が
「体重減少」だけなら
これでも良いでしょう。

しかし、
「1サイズ下の服を着たい」
「ウエストを細くしたい」
「二の腕や太ももを細くしたい」
「健康のために内臓脂肪を減らしたい」
等の「脂肪を減らす」のが目標なら
この段階でダイエットを終了するのはいけません。

元のように糖質制限を解除すると
また水分が溜まって
体重が元に戻ります。

いわゆるリバウンドです。

脂肪が分解されるのは順序があります。
①糖質を使い切る
②肝臓内のグリコーゲンを使い切る
③エネルギーが足りなくなるので脂肪が分解される

血管内の余計な糖質や水分が正常に戻って、
やっと肝臓内のエネルギー(グリコーゲン)を
消費する準備が整うのです。

そして次の順番である
肝臓内のグリコーゲンを消費し切らなければ
体脂肪の分解はスタートしないのです。

このストーリーがダイエットの基本中の基本です。


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「水分が出ちゃうのは良くないのでは?」
「血液ドロドロになっちゃうんじゃない?」

あー、、、
「血液サラサラ、ドロドロ」
よく聞くワードですね。

これ、詐欺用語なのでご注意ください。
某健康TV番組でやってましたけど、
調査方法にダメ出しされています。

「サラサラ」を正しく言うなら
「血液がよどみなくスムーズに流れていく健康的な状態」
となります。
「ドロドロ」は体のどこかに支障があり
血液の流れが滞ることを意味します。

例えば、
血管に脂肪の塊(プラーク)など血栓ができて
抵抗になり、血流が悪くなること。

なのでそもそも
水を飲んでも「血液サラサラ((笑))」にはなりませんし、
関係ありません。

腎臓が濃度のコントロールをしているので
余分な水分は尿で出てしまいます。

むしろ
水分の取り過ぎは注意です。

「一日2リットルの水が必要」
と言われていますが、
普通の食事にも1リットル位の
水分が含まれています。

食事の1リットルを加味すると、
2リットルのペットボトルを強制的に飲むのは
1リットル余計に水分を摂っていることになります。

余計な水分は細胞間に間質液として浸入し
「むくみ」となってしまいます。

折角
糖質制限ダイエットで不要な水分が減っているのに
余計に水分を溜めてしまいかねません。

溜まってしまった水分はリンパの流れを良くして
血管内に戻してあげましょう。
そして尿で排出しましょう。

リンパの流れをよくするには運動、
特に「歩く」ことをお勧めしますよ。
ふくらはぎも細くしたいですよね。


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因みに
余計な水分が尿から排出されるとき、
塩分やカルシウムも排出されていきます。

糖質制限でストレスがある方は、
反動で塩分過多の食事になることがあります。

塩分過多の場合、
血液の浸透圧が上がって
体中から水分を奪います。
そうなると血中の水分が増えて
血圧が上がってしまいます。

血圧が上がると血管の内側に圧がかかり、
ダメージが蓄積されます。

そのダメージが積もりに積もって
血管に傷をつけます。
そこに血栓(プラーク)が出来て
動脈硬化が発生します。

そうなると更に血圧が上がって
負のループに陥ります。


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「じゃあやっぱり水分摂るべきなの?」

先ず塩分過多の食事は止めましょう。

水分を多く摂れば塩分は排出されますが、
むくみは増えますし、体重も増えます。

そして
カルシウムも水分と共に排出されてしまう
デメリットも忘れてはいけません。

「じゃあカルシウムを摂ればよいのね?」

残念ながらそうもいきません。

カルシウム補充の際には
マグネシウム補充も同時に必要になります。

カルシウムとマグネシウムはセットなのです。

カルシウムが足りないと、
骨から分解して補充されます。
マグネシウムが足りないと、こちらも
骨から分解して補充されます。

どちらが足りなくても骨は脆くなるのです。

日本では
カルシウムとマグネシウムの必要量は
2:1と言われています。

しかし、海外では1:1の量と言われています。

日本人はカルシウム過多です。
マグネシウムの事があまりメディアで紹介されずに、
「カルシウムを摂りましょう!!」
と多く宣伝されていることが怖いですね。

マグネシウムもしっかりと摂りましょう。

カルシウムとマグネシウムを十分にセットで
摂っていても十分ではありません。

更に付け加えるなら、
しっかりと体に負荷を掛けなければ
骨にミネラルは補充されません。

宇宙飛行士は栄養管理されているのに、
骨粗しょう症になります。

座り過ぎず、
しっかり立って、
運動やウォーキングで
体に負荷を掛けてあげましょう。

そうすれば骨粗しょう症の予防にもなりますし、
筋肉もついてエネルギー消費の助けになるでしょう。


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糖質制限や間食制限を行えば
インスリン分泌が少なくなります。
水分減少によってむくみが減り、
体重も減ります。

但し、
それにびっくりして水分を過剰に飲んではダメです。
甘みの代わりに塩分を摂ってもダメです。
カルシウムとマグネシウムを十分に摂って、歩きましょう!

水抜けした後、ここからが脂肪分解のスタートです。


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今日のまとめ
「体内の糖質と水分が減った後が勝負本番!」


冨士良雄



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