【note毎日更新チャレンジ20日目】酒飲みの失敗談をつまみに酒を飲むことは諸刃の剣
お酒飲みならお酒の失敗談の一つや二つあると思う。
僕に至っては財布を無くすことはもはや当たり前状態になっている(反省の極み)。ついには財布にチェーンを付けてバッグにつけていたがその安心感からか今度はバッグ毎なくなる始末。
大体は路上睡眠の賜物なのであるが、本当にいかんなぁと思う次第である。
しかし、他人の不幸は蜜の味とも言おうか、友人とそうしたお酒での失敗談をつまみに飲むことは、とても楽しいものである。
僕のある友人はこんな失敗があった。
僕とその友人、二人で飲んでいた結果、隣の席の男性二人と意気投合。少し場所を変えて飲み直すぞとタクシーに乗った。
しかし僕は速攻で全員とはぐれた。タクシー代を払っている内に全員いなくなっていた。とりあえず友人に連絡するもつながらない。
仕方がないので帰ったのであった。
後日、その友人と飲んだ際、全貌を話してくれた。
友人「あの後・・・まず、起きたら檻の中にいた。」
ここで躓いてはいけない。いきなり、「起きたら」から始まるのは酒飲みあるあるである。いつ寝たのか、なぜそこにいるのか、わからない時がままあるのだ。要は泥酔。
友人「自分が何故ここにいるのかがわからない。何をしたのか、そして手荷物も全てない。心底恐怖だった。」
そらそうだろう。仮想異世界転生みたいなもんだ。
友人「そしたら警察が来て、お前飲みすぎだって軽く怒られた。」
その後の話を要約すると、トイレを探して公園へ行って用を足したものの、そのまま睡眠。誰かの通報で警察が保護。荷物類は別途場所に保管してあったということだった。
本人も喉元過ぎればで、馬鹿だねーなんて笑いつつ飲んで別れた直後、今度は自分が確り寝過ごすなんていうのもお約束である。
こんなわけで、酒飲みにとってお酒での失敗談はあるあるトークでもあるし、すべらない話でもある。お酒で笑いの沸点が下がっていることもある。
しかしだ、同時に他の人の失敗談を聞いている内に自らの失敗のハードルも同様に下がっているのだ。
まだ、定期無くしてないし、まだカードなくしてないし、財布無くしてないし、まだスマホなくしてないし、まだバッグ無くしてないし、まだケガしてないし、とまさに負のスパイラル。
飲むスピード×体力の低下×他人の失敗の経験=破壊力
これを注意喚起として提唱していきたい。
※謎の説得力
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