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Twitterでの今年の私的ベスト日本酒上半期10選ランキング集計

#今年の私的ベスト日本酒上半期10選  というハッシュタグを目にした。

元をたどるとまっちゃんさんのツイートが発端であった。

なるほど、つまりこれを見ていけば旬な日本酒が分かるな・・・

ということで、とりまとめてみた。

尚、2019/06/28~2019/7/2までの情報である。大体100人ほどで1068票集計した。必ずしも10挙げているわけではないのでこのような数字だ。

また、流石日本酒クラスタさん達、皆さん確り特定名称や酒米だとか細かく商品が記載されていたが、集計が多岐に渡るので、大ざっぱな銘柄でまとめた。

当然、ものが変われば味も変わるので、あくまでお遊びとして参考にして頂けたら幸いである。

折角なので20位まで発表。

19位(同率9票)

東洋美人/株式会社澄川酒造場(山口)

出典:Amazon

山口のお酒と言えば東洋美人とばかりにランクイン!個人的には東洋美人地帆紅(じぱんぐ)が好きです。

19位(同率9票)

WAKAZE/株式会社WAKAZE(山口)

出典:Amazon

近年、話題のWAKAZE!2016年設立の会社で委託醸造をされているのですが、2018年に三軒茶屋に醸造所を設立し自社醸造も開始。さらに今年の9月にはパリで醸造したお酒が完成予定とのこと。下半期も目が離せません。

17位(同率10票)

玉川/木下酒造有限会社(京都府)

出典:Amazon

フィリップ・パーカー氏が醸すお酒。世界で唯一の外国人杜氏の醸すお酒はどんなお酒かと気になりますが、山廃無濾過生原酒など確り実力派の日本酒です。ロックで美味しいIce Breakerといった個性あるタイプも出しつつ人気の銘柄。


17位(同率10票)

楽器正宗/合名会社 大木代吉本店(福島県)

出典:大木代吉本店公式HP

目を引くラベル。自然郷を作られている蔵元さんです。元々地元では人気の銘柄がリニューアル。コストパフォーマンスの高い1本とのこと。

14位(同率11票)

鳳凰美田/小林酒造(栃木県)

出典:Amazon

日本酒のランキング常連、鳳凰美田。やはり特徴なのは華やかな香り。我が地元栃木のとりわけ南部のお酒なので個人的に応援したいです。

14位(同率11票)

土田/土田酒造株式会社(群馬県)

出典:Amazon

新政酒造でも学び、2017年に全量山廃造りの純米になった土田。菩提酛という室町時代からの作り方であり、蔵に住み着いている乳酸菌と酵母を用いて酛を作る製法のお酒もあり、確実にファンを増やしています。

14位(同率11票)

射美/杉原酒造(岐阜県)

出典:Amazon

日本一小さい蔵と言われる家族経営の蔵元さんのお酒がランクイン!幻の酒とも言われおります。オリジナルの酒米「揖斐(いび)の誉」をもって醸されたお酒は正に唯一無二。ラベル裏面の解説も唯一無二です(笑)。


12位(同率12票)

二兎/丸石醸造(愛知県)

出典:Amazon

2015年に発売されたお酒がランクイン。「二兎を追うものしか二兎を得ず」のコンセプトで「味」と「香」、「酸」と「旨」、「重」と「軽」、「甘」と「辛」といった相反する味わいをバランスよく味わえるようにしたお酒。

12位(同率12票)

黒龍/黒龍酒造株式会社(福井県)

大吟醸を先駆けて発売した黒龍。流石のランクイン。もはや自分から言うことが無いほどです(笑)。強いて言えば筆者は最近、九頭龍(くずりゅう)が好きです。

8位(同率13票)

風の森/油長酒造株式会社(奈良県)

出典:Amazon

すっかりプレミア酒となった風の森。全量、純米、無濾過、無加水の生酒のため、開封後は発泡感があります。その味わいの変化を楽しむのも人気の理由の一つかと思います。

8位(同率13票)

仙禽/株式会社 せんきん(栃木県)

出典:Amazon

特に画像にもある夏酒のかぶとむしがツイート時期も相まって、人気のようでした。今や定番の夏酒です。ラベルも可愛いしちょっとした手土産にしてもよさそうです!

8位(同率13票)

AKABU/AKABU酒蔵(岩手県)

出典:Amazon

東日本大震災で蔵が完全になくなるも、2013年に復活。若手によって立ち上げられた新ブランドAKABUはメキメキ頭角を現してきました。今やすっかり全国新酒鑑評会でも金賞常連。2018年インターナショナルワインチャレンジのSAKE部門でゴールドメダルも獲得しております。

8位(同率13票)

醸し人九平次(かもしびとくへいじ)/萬乗醸造(愛知県)

出典:Amazon

ミシュラン三ツ星レストランでも提供されていることで有名な醸し人九平次。思えば今となってはよくある「ワイングラスで楽しむ日本酒」としてかなり先駆けていた日本酒だったと思います。

6位(同率15票)

花邑(はなむら)/両関酒造(秋田県)

出典:Amazon

あの十四代の高木社長から技術指導もあったという花邑。搾った間もないお酒を丁寧に手詰めして火入れをしているとのことで、作り手の思いが伝わるお酒です。画像にもある純米吟醸は年に一度の限定酒ということでかなりのレア酒。

6位(同率15票)

あべ/阿部酒造(新潟県)

出典:阿部酒造公式HP

現杜氏の方がレストランで日本酒に目覚めたことで、主にレストラン向けに造られたあべ。H26BY(2016/07/01~2017/06/30)スタートの新しいブランド。全て原酒ながらも、加水でのアルコール度数を目指しているとのことで今後も楽しみなお酒です。

5位(17票)

而今/木屋正酒造(三重県)

出典:Amazon

4位(19票)

ここで来たか而今といったところ。名杜氏である、大西氏によって計算されつくされたお酒は旨いの一言。納得のランクイン。

鍋島/富久千代酒造(佐賀県)

2011年、IWC(インターナショナルワインチャレンジ)「SAKE部門」で、鍋島 大吟醸がチャンピオン・サケに選出されて以来、IWCと言えば鍋島といっても過言ではないでしょう。


3位(21票)

花陽浴(はなあび)/南陽醸造(埼玉県)

出典:Amazon

いつの間にかプレミア酒入りしていた銘柄。以前、北千住のお酒のイベントで飲んだときは非常に香り高かった記憶があります。今どうなっているか飲んでみたい!!

2位(23票)

十四代/高木酒造(山形県)

出典:Amazon

言わずと知れたプレミア日本酒。酒と言えば辛口!だった傾向を変えた歴史的銘柄でしょう。香り高く旨みがあるのに後味はスッキリと上品に消えていく。近年人気の酒米である酒未来も開発したりと、最近の日本酒界隈への貢献度は随一ではないでしょうか。

1位(28票)

新政/新政酒造(秋田県)

出典:Amazon

得票第一位は、超人気銘柄新政でした。

日本酒会の革命児ともいうべき銘柄。最近多くなった、全量純米酒への変更、秋田県の若手醸造か5人のNEXT5というユニット結成、品質管理のために全ての日本酒を4合瓶にしたりととにかく話題に事欠きません。

それもただの色物ではないということは、日本酒で日本酒を作る貴醸酒「陽乃鳥」、焼酎でよく使われる白麹で作られた「亜麻猫」両銘柄の人気からも推して測れます。これからも目が離せません。

~まとめ~

正直まとめるのは結構大変でしたが、中々面白い結果になったので、良かったと思います。
10位以内はプレミア日本酒が多めでしたが、10位以下となるとこれから「来る」感じのする日本酒が多いので個人的にワクワクする結果となりました。

銘柄でまとめるので一人の方で同銘柄違うお酒を上げてるので高くなった順位もありますが、そこはご愛敬。

そういった意味で、6位のあべはかなり色々な方が挙げていたので注目銘柄間違いなしかなと思いました。

ツイッタラーの日本酒クラスタの感度恐るべし!!

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